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『シャドウ・ワーク』という本をお読みになったことおありでしょうか?・・・ってな話はともかく。
「プロ」っていうのは、つまり、「それでお金を稼いでいる人」のことなんですよね。現代の資本主義社会では。「プロのお母さん」を創成するとすれば、「お母さん業」に対して、給与を支払うことが必要かと思われます。(なんてったって「労働力の再生産」を担当してるのですから!)
もちろん「同一労働同一賃金」の原則に鑑み、兼業お母さん(=有職主婦)であっても、給与は支給されるものとします。
・・・って出来ますかねえ?この「にっぽん」で。国によっては、育児中に手当を出し
みの3号さま、コメントありがとうございます。本をご紹介いただきありがとうございます。
家庭、親子、地域のつながりは、この30年間で私たちが失った(売り払った)もので空白のままにしておくべきではなく、新しい形で再構築すべきじゃないかなぁと強く感じます。
最近、いまだに「女性は生む機械」という発言をした方がいましたが、家庭を 「次世代を製造するためだけの装置」 にしてしまうと、「女性は交換可能な家庭装置の部品に過ぎない」ことになってしまい、不幸な状況を招くことになってしまいますね。わたし自身は、女性は生む機械なんて考えたこともありませんし、実
>解体された家庭の再定義と再構築
産業革命以降、家庭はどんどん解体されていったと考えられます。社会そのもののありようが変わった。# ちなみに、世界大戦のような、大規模な戦争ができるようになったのも産業革命が遠因ですね。
まず一家のリーダーたる父親が工場労働で日中不在になるでしょう。子供は託児所や学校に放り込まれ、最近は妻も共働きとなって仕事に出る。こうして家に残ったのは老人だけだったりして。核家族なら家には日中誰もいないわけです。いつのまにかそれが普通になりました。
いなくなった家族のやっていた役目を補うために専門職が幾つも養成されて現在
cyber205さん、歴史に基づいたコメントありがとうございます。
私は「まがいもの」ではあっても家事を部分的に切り出してお金でアウトソーシングできること自体は便利だと思います。衣類のクリーニングとか、ハウスクリーニングとか、惣菜屋さんお弁当やさん、レストランとか。仕事でもなんでも「バックアッププランB」があるのは安心できます。介護にしても、「バックアッププランB」としていろいろなサービスがあるのは家庭経営上いいことだと思います。ただ最初からバックアッププランBだけで全部やってしまって、余力の出来た主婦(主夫)はその余力をどのように使うべきか?パートに出るのがよいのか、自分磨きをすればよいのか。趣味につぎ込むのがよいのか。家庭を豊かにするということはどういうことかこれから考えないといけないと思います。
はっきりと資本主義的な組織である会社についても、業務を部分的に切り出してアウトソーシングできるのは、便利だと思います。その請負、派遣サービスはcyber205さんが家庭についておっしゃる言い方をお借りすると「まがいもの」ということになるのでしょうか。私は今答えを持っていませんが、「非正規」と呼ばれているのでそうなのかも知れません。アウトソーシングによって身軽になった会社は余力をどこに振り向けるべきでしょうか。コア業務に集中して競争力を高める方向に使うのが良いと思われますが、実際には、余力は単に削減されてしまい、帳簿上の数字が少し改善されて、会社の開発力、競争力が弱体化しているだけのこともあるかもしれません。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
プロフェッショナル (スコア:1)
『シャドウ・ワーク』という本をお読みになったことおありでしょうか?
・・・ってな話はともかく。
「プロ」っていうのは、つまり、「それでお金を稼いでいる人」のこと
なんですよね。現代の資本主義社会では。
「プロのお母さん」を創成するとすれば、「お母さん業」に対して、
給与を支払うことが必要かと思われます。
(なんてったって「労働力の再生産」を担当してるのですから!)
もちろん「同一労働同一賃金」の原則に鑑み、兼業お母さん(=有職主婦)で
あっても、給与は支給されるものとします。
・・・って出来ますかねえ?この「にっぽん」で。
国によっては、育児中に手当を出し
みの3号
〜愚か者にも三分の理〜
Re: (スコア:1)
みの3号さま、コメントありがとうございます。
本をご紹介いただきありがとうございます。
家庭、親子、地域のつながりは、この30年間で私たちが失った(売り払った)もので
空白のままにしておくべきではなく、新しい形で再構築すべきじゃないかなぁ
と強く感じます。
最近、いまだに「女性は生む機械」という発言をした方がいましたが、家庭を
「次世代を製造するためだけの装置」
にしてしまうと、「女性は交換可能な家庭装置の部品に過ぎない」ことになってしまい、
不幸な状況を招くことになってしまいますね。
わたし自身は、女性は生む機械なんて考えたこともありませんし、実
Re: (スコア:2)
>解体された家庭の再定義と再構築
産業革命以降、家庭はどんどん解体されていったと考えられます。社会そのもののありようが変わった。
# ちなみに、世界大戦のような、大規模な戦争ができるようになったのも産業革命が遠因ですね。
まず一家のリーダーたる父親が工場労働で日中不在になるでしょう。子供は託児所や学校に放り込まれ、
最近は妻も共働きとなって仕事に出る。こうして家に残ったのは老人だけだったりして。
核家族なら家には日中誰もいないわけです。いつのまにかそれが普通になりました。
いなくなった家族のやっていた役目を補うために専門職が幾つも養成されて現在
Re:プロフェッショナル (スコア:1)
cyber205さん、歴史に基づいたコメントありがとうございます。
私は「まがいもの」ではあっても家事を部分的に切り出してお金でアウトソーシングできること自体は
便利だと思います。
衣類のクリーニングとか、ハウスクリーニングとか、惣菜屋さんお弁当やさん、レストランとか。
仕事でもなんでも「バックアッププランB」があるのは安心できます。
介護にしても、「バックアッププランB」としていろいろなサービスがあるのは家庭経営上
いいことだと思います。
ただ最初からバックアッププランBだけで全部やってしまって、余力の出来た主婦(主夫)はその余力を
どのように使うべきか?パートに出るのがよいのか、自分磨きをすればよいのか。趣味につぎ込むのがよいのか。家庭を豊かにするということはどういうことかこれから考えないといけないと思います。
はっきりと資本主義的な組織である会社についても、業務を部分的に切り出してアウトソーシングできるのは、便利だと思います。その請負、派遣サービスはcyber205さんが家庭についておっしゃる言い方をお借りすると「まがいもの」ということになるのでしょうか。私は今答えを持っていませんが、「非正規」と呼ばれているのでそうなのかも知れません。
アウトソーシングによって身軽になった会社は余力をどこに振り向けるべきでしょうか。コア業務に集中して競争力を高める方向に使うのが良いと思われますが、実際には、余力は単に削減されてしまい、帳簿上の数字が少し改善されて、会社の開発力、競争力が弱体化しているだけのこともあるかもしれません。