メニューバーのどの辺りがリボンと比べて「守るべき古き良きインタフェース」だと思う点ですか?
キーボードで全機能アクセス可能 (キーボード操作の場合は Alt スタートでメニューバーと同等に利用できる)、ツールバーのようにキーボードアクセス不能な項目が出たりしない、といった点などを踏まえた上で聞いてみたいですね。
Vista エクスプローラでもメニューバーは出ませんがツールバーが状態に応じて変化するように変更されています。このため、メニュー操作をする事自体セットアップ後にフォルダオプションを変える時位しか開いた記憶がありません。
頻度を考えると、そんな程度のために常時メニューバーが出る必要は感じられません。が、消してしまうとそれはそれで不便なので、普段非表示なのは適度なところだと思いますよ。
XP ではテーマが搭載され Luna と共に標準インタフェースとして提供されましたが、旧来環境から利用している人は皆クラシックテーマで利用していましたね。インタフェースが変わりすぎで使いづらい、と。これで利用するにも 2、3 ステップの深さにある設定を変更する必要がありました。
paprika さんがこの件に関して同レベルで叩いていたのであれば納得もできますが「Vista が出るまで」と言っている以上、XP でのテーマ搭載に関しては Vista の「メニューバーを標準で消す」事についてよりもインパクトが薄かった、という事なのでしょうね。私には同レベルにしか見えませんが。
どうせ万人が納得いく解などないのですから、過去の仕様を継承するのがリーズナブルな解だと思います。
大多数の人が標準設定のまま利用する傾向が高いという調査結果から、特に設定を変更しない一般ユーザにとってほぼ操作する事がないメニューは標準では表示する必要はないのではないか、というのが Vista で行われた変更です。
paprika さんの要求としては "過去の仕様を継承" し続けるために、Microsoft は未来永劫見た目に関わる細かい変更すらするな、という事を言っているのと同義なのですが、お気付きでしょうか。
それと、まぁ……今まで Office が出るたびにインタフェースが変更され、そこで試験された結果が Microsoft の標準インタフェースになってきたという伝統を考えると Vista で大きくその辺りの舵取りが変わったという印象は受けません。Vista のタイミングで見た目が大きく変わったというのはありますが、使ってみたら見た目の違いの割に大元は全然変わった感じがしないようにまとめてあると思います。
ネットブックに2007はきつい (スコア:5, 興味深い)
Paintを起動して感じたのですが、縦解像度の小さい
ネットブックにリボンインターフェースはありえないと
思いました。
Re:ネットブックに2007はきつい (スコア:1)
IEも7からデフォルトでメニューバーが表示されないし、オフィスといい、Windows7のペイントといい、マイクロソフトがメニューバーから決別しようとしているようですが、どんな意義があるのでしょう?
メニューバーこそ守るべき古き良きインターフェースだと思うんですけどね。
# アクセスキーを示すアルファベットのアンダーラインが非表示になったときに憤慨したPaprika
Re:ネットブックに2007はきつい (スコア:1)
メニューバーのどの辺りがリボンと比べて「守るべき古き良きインタフェース」だと思う点ですか?
キーボードで全機能アクセス可能 (キーボード操作の場合は Alt スタートでメニューバーと同等に利用できる)、ツールバーのようにキーボードアクセス不能な項目が出たりしない、といった点などを踏まえた上で聞いてみたいですね。
# リボン自体がクソなのではなく、リボンを採用した Office 2007 でのリボンの内容がクソなだけ。そこの功罪は分けましょう。
IE7 で消されたのはあくまでも常時表示であり、99.9% 以上の操作が「前へ」「次へ」「URL を入力」「検索」「お気に入り/ブックマーク」「RSS」「履歴」「ホームへ移動」「印刷」位は常に表示されている訳ですから、他の操作が必要な時だけ出せれば普段は隠しておいて描画領域を少しでも広く取るようにするのは十分に価値のある UI 変更だと思えます。
Vista エクスプローラでもメニューバーは出ませんがツールバーが状態に応じて変化するように変更されています。このため、メニュー操作をする事自体セットアップ後にフォルダオプションを変える時位しか開いた記憶がありません。
頻度を考えると、そんな程度のために常時メニューバーが出る必要は感じられません。が、消してしまうとそれはそれで不便なので、普段非表示なのは適度なところだと思いますよ。
Re:ネットブックに2007はきつい (スコア:2, 興味深い)
たいていのユーザは、UIに対して保守的です。私もそうです。
アプリケーションを立ち上げて、ウィンドウの上を見たとき、なにはともあれ、
と並んでいるだけで、ひとまず安心できます。
私は、基本的に、ほとんどキーボード操作、たまにマウスを使うというスタイルです。
「ファイル(F)」と書いてあれば、とりあえず Alt+F を押せばいいわけです。そこにはたいてい例外なく「開く(O)... Ctrl+O」という項目があるので、Ctrl+Oを押せばいいことがすぐにわかります。
Excel2007を起動すると、左上に、大きな丸ボタンがあって、まずこれを“キーボードで押す”にはどうするのか迷います。とりあえずAltキーを押すと、[F]と表示されるので、Alt+Fを押します。すると、「開く(O)」という項目が見つかります。今までのメニューの常識である、追加情報の入力を求められる場合に表示されるはずの「...」が書かれていません。マイクロソフトが定めたはずのルールをマイクロソフト自身が止めてしまっているわけです。些細なことですが「...」がないことに不安を覚えます。それはともかく、Ctrl+Oに関する記載がないのです。にも関わらず、Ctrl+Oは実装されており、実際に機能します。「ショートカットは、レガシーなユーザのために残してはあるけど、それは秘密だよ」という、マイクロソフトの意思表示のようです。
メニューバーでは、文書の編集中に書式を変えたかったら、文字通り「書式」と書かれたメニューを開けばよく、階層を下っていけば、たいてい目的の機能に辿り着けます。メニューバーは明確にツリー構造を成していますが、リボンは、大分類こそされているものの、項目が散逸しているような印象を受けます。目的の機能を探そうとして目が泳ぎます。もちろんこれは、個人的な慣れと、「Office 2007 でのリボンの内容がクソ」な問題でしょうけど、リボンインターフェースは、メニューバーに比べて、改革が極端すぎます。いきなり新しいものを提示されて「いいから慣れろ!」と言われているみたいな。
描画領域を広げるためにメニューを隠せるのは合理的です。ですが、隠したい人が自分の操作で隠すという設定を行えばいいと考えます。それまで出ていたものを、何の予告もなく非表示にすることに必然性はないでしょう。IE7からメニューバーの表示非表示を設定することはできますが、むしろ私はメニューバーは表示したままで、ツールバー(お気に入りボタン、タブ、ホームボタン、RSSボタン、印刷ボタンなどがある部分)を非表示にしたいです。しかし、ツールバーを消すためにはレジストリを編集する必要があります。描画領域を広げるためという大儀があるならば、ツールバーを消す設定のUIがあってもいいはずです。そしてもちろん、このスレッド「ネットブックに2007はきつい」に関して言えば、描画領域を広げるためには、リボンを閉じて、代わりに、従来のメニューバーが使えた方が、便利だと思うのです。
IE7の話に戻りますが、メニューバーとアドレスバーの上下が逆転していることも解せません。マイクロソフトは、それまで長い時間をかけて定着させてきた習慣を、予告なしで一瞬でぶちこわそうとします。新機能を付けることに異論はありませんが、新機能をデフォルトでオンにすることには反対です。せめて、「新機能を有効にしますか?」くらいのことは訊ねて欲しいものです。
Re:ネットブックに2007はきつい (スコア:1)
メニューに関しての "..." がリボンでは表示されない点について、不安を覚えるのははっきり言って言いがかりに近いレベルに感じますね。
その辺りのルールに則っていないサードパーティを含む Windows アプリが大量にある現状において、そこまで「不安でどうしようもない」というレベルだと、まともにアプリを利用することなどできないだろうし、業務においても支障が出すぎでしょう。
ちなみに「昇格に成功したらアプリが再起動される」とか「昇格に失敗したら何も起きない」という「管理者権限で実行 (A)...」も "..." が付いています。保護されたデスクトップで昇格確認が表示されたり、ポリシー次第では一切表示されないにも関わらず、です。
そんなユーザのために、Microsoft はグループポリシーで [コンピュータの構成] - [管理用テンプレート] - [Internet Explorer] - [既定でメニューバーをオンにする] といった設定を用意しています。
キーボード操作よりもマウス操作が多いそこらの人からも「メニューが表示されないのが嫌だ」とか一度も聞いたことがない上に、実際に使っているなら "キーボード操作が主体の人であれば Alt を押せば隠れているメニューバーが出てくる" 事もあるため、この点において問題を感じる人は極めて少ないように感じられます。
であれば、どうせ万人が納得いく解などないのですから、「常にメニューバーを表示する」オプションを残して標準はオフにする、という初期設定の変更はリーズナブルな解だと思います。
私は「どうせ普段使わないなら」Alt を押すだけで出てくるなら、普段は非表示でいいという感じで使ってます。
なお、Outlook 2007 辺りはリボンスタイルではないため常時メニューが出ていますが、普段メニューバーがなくていいというスタイルに慣れてしまうと、メニューバーが常時表示されているのは邪魔にしか思えなくなりますね。
ぶっちゃけリボンの上部段だけでも邪魔です。
Mozilla Suite/SeaMonkey で単一文書しか開いていなくてもタブバーを表示している私のような人もいますので、まぁお互いに個人的な趣味嗜好の範疇だと思います。
閉じている状態のリボンはメニューバーと占有領域に大差はありませんが、ワンタッチで消すことが出来ないツールバーとメニューバーの併用や、描画関連の機能に 1 クリックで簡単にアクセスできないメニューバーのみと、その辺りが比較的簡単にアクセスしやすいリボンではどうでしょうね。
ちなみに Excel に関してはテーブル機能の関係から 2007 じゃないとやってらんねーって感じはあります。楽だし。
Word なら「むしろ画面が横長なだけに、アウトラインや見出しマップをウィンドウ左に表示し、右側にはスタイル一覧を常時表示できる」という点から、リボンを縮小表示 (メニューバーと同程度の画面占拠量) にして文章を書くというのが基本スタイルでやっていますが (見出しマップを表示後 Alt - O - S でスタイル表示)、翻訳機能等を利用しつつもこのスタイルを崩さずに編集できるのは、現時点では "Word では" 2007 だけなので (2003 では翻訳機能を使った時点等でスタイルウィンドウが消える) 2007 を使う、というのが一番大きなポイントですね。
メニューとリボンの差よりも、基本的な機能という面で 2007 は 2003 よりマシだと思いますので、2007 を搭載する方が購買意欲は増す (特に 2003 のサポート期間等を考慮すると!) ように思います。
Re:ネットブックに2007はきつい (スコア:1)
これこそ「それまで出ていたものを、何の予告もなく非表示にすることに必然性はないでしょう。」に帰着する問題です。繰り返しますが、隠したい人が自分の操作で隠すという設定を行えばいいと考えます。既定でメニューバーをオンにするだけのために、ポリシーエディタのお世話になるのはナンセンスです。
普通のユーザなら、アプリケーションの設定ダイアログか、コントロールパネルを探すのがせいぜいで、ポリシーエディタは敷居が高すぎます。
ポリシーエディタで設定できるならまだいい方で、レジストリを編集しないと設定が変えられないこともあります。エディションによっては gpedit.msc が入っていない場合もあります。
Vistaが出るまでのマイクロソフトは、ロゴ取得のためのアプリケーションの設計ガイドライン等で、過去のユーザのための互換性に注意を払っていたと感じます。最近のマイクロソフトからはそれが感じられません。過去のユーザを切り捨てようとする姿勢が垣間見えます。
どうせ万人が納得いく解などないのですから、過去の仕様を継承するのがリーズナブルな解だと思います。
個人的な趣味嗜好の範疇なのは了解です。しかしながら、メニューバーの表示を切り替えるUIが実装されていて、ツールバーの表示を切り替えるUIが実装されていないのは、理不尽です。
「...」はともかく、最低でも「Ctrl+O」等は表示してしかるべきでしょう。そうでないと、ショートカットキーは“隠し機能”扱いで、「キーボード派は滅びよ」と言われているようで、非常に残念です。
Re:ネットブックに2007はきつい (スコア:1)
XP ではテーマが搭載され Luna と共に標準インタフェースとして提供されましたが、旧来環境から利用している人は皆クラシックテーマで利用していましたね。インタフェースが変わりすぎで使いづらい、と。これで利用するにも 2、3 ステップの深さにある設定を変更する必要がありました。
paprika さんがこの件に関して同レベルで叩いていたのであれば納得もできますが「Vista が出るまで」と言っている以上、XP でのテーマ搭載に関しては Vista の「メニューバーを標準で消す」事についてよりもインパクトが薄かった、という事なのでしょうね。私には同レベルにしか見えませんが。
大多数の人が標準設定のまま利用する傾向が高いという調査結果から、特に設定を変更しない一般ユーザにとってほぼ操作する事がないメニューは標準では表示する必要はないのではないか、というのが Vista で行われた変更です。
paprika さんの要求としては "過去の仕様を継承" し続けるために、Microsoft は未来永劫見た目に関わる細かい変更すらするな、という事を言っているのと同義なのですが、お気付きでしょうか。
一部の「前と全く同じでなければ嫌だ」という少数だけど声だけは大きいユーザの要求のために標準でメニューを表示し、大多数のユーザが普段使わないメニューのために常時ウィンドウ上部 30px 程を失い続ける損失は大きすぎるペナルティに思えます。
なお、メニューからの操作がある程度あるだろうと考えられるアプリに関しては、標準でメニューを表示するようになっています。エクスプローラや IE が標準でメニュー表示オフになっているのは「普段全く使われないから」という点が大きいでしょう。
Outlook 2007 などはメインインタフェースはメニュー + ツールバーで、メール編集画面くらいしかリボン化されていませんし。
それと、まぁ……今まで Office が出るたびにインタフェースが変更され、そこで試験された結果が Microsoft の標準インタフェースになってきたという伝統を考えると Vista で大きくその辺りの舵取りが変わったという印象は受けません。Vista のタイミングで見た目が大きく変わったというのはありますが、使ってみたら見た目の違いの割に大元は全然変わった感じがしないようにまとめてあると思います。
あと、角が丸くなって気付きにくいですが Alt-Space でシステムメニューが出る、左上アイコン部分をダブルクリックすると終了になるといった昔ながらの操作は全く失われていません。笑えるくらいに。
マウスカーソルを上に乗せて数秒待ってみてください。ツールチップヒントで出ますよ。
それと、個人的には "OneNote へ送る"、"印刷"、"ページ - エンコード" 等でちょこちょこツールバー部分を触るので、タブタイトル部分がここに一緒に入ってくれるのは (どうせ溢れてもタブ一覧へすぐアクセスできるボタンがあるので) ここを非表示という選択肢はあまり考えられません。
IE8 だと "ソースを表示"、"Web ページのプライバシーポリシーを表示" ボタンも常時表示していますね。何かと便利です。ツールバー部が標準で二段 (お気に入りツールバー段とタブバー/ツールバー段) になったのが残念なところですが。
Re:ネットブックに2007はきつい (スコア:1)
この部分について、マイクロソフトは賞賛に値すると思っています。
リボンのキーボードショートカットに関して、ツールチップに出るのは知りませんでした、でも、キーボード派にとって、マウスを使うのは、嫌ではないまでも、めんどくさいので、Alt+FやAlt+E等だけで、ずらっと一覧で見れたほうが便利です。
ウェブブラウザでは、私はそもそもタブブラウズ機能を使用しませんので、タブ表示領域は不要なのです。もちろん個人的な趣味嗜好の範疇なのは理解しています。だからIEのツールバーは消しています。そのためにはレジストリの編集が必要です。
アドレスバーは必須ですからこれは消すわけにはいきません。そのアドレスバー(の左側)に進む/戻るボタンを配置したのは、意義のある変更だと思っています。もっとも他のブラウザでは、以前からそうだったので、別段新しいことではないですが。
メニューバーはほとんどの人にとって不要で、ツールバーはほとんどの人にとって必要だという、偏った意識は改めてもらわないと困るのです。レジストリをいじらせるのではなくて、どちらも簡単に表示の設定を切り替えられるようになっていれば文句はありません。平等に扱ってもらいたいです。
Re: (スコア:0)
次にメニューバーの階層構造は
使い始めにおける機能の把握という面ではリボンにも劣りません
実はリボンはメニューバーにツールバーの利点を組みこんだという趣でしかなく
リボンになった事で場所をとると言うのが問題視されるなら
逆にツールバーが省スペース版リボンと言う新しい地位を獲得したと言うことなのです
Re:ネットブックに2007はきつい (スコア:1)
私はそこが最大の利点だと思っていますが、どうでしょうか。
キーボードでアクセスできない機能の塊で、かつ「必要な時だけワンタッチで表示できる」ようになっていませんので、そんな地位はありません。