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パナソニックと東芝、地デジ専用レコーダー新モデルでは私的録画補償金を支払わない方針に」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2009年05月09日 12時56分 (#1562029)

    おそらく権利者側もこのままじゃすまさないでしょうから、メーカ側はあえて強攻策に打って出て、裁判でカタをつけようとしているんじゃないでしょうか。

    さんざんかなりのリソースを傾けて議論に議論を重ねても、文化庁の議長能力のなさ(と言うかまとめる気がない?)等々のために平行線どころかお互いに離れていくばかりで全く解決できず、このままでは(ダビング10のような)解決になってない折衷案が出てきてそれでも解決せず、そうこうしている間に、現状払えということになっているわけで、長引けば長引くほどメーカ側に不利です。

    #まさか権利者側は意識的に牛歩作戦をやっているわけではないでしょうが……

    そのため、どちらに転ぶにしても、このままずるずると行くよりはマシなので、負けても現状とたいして変わらん、むしろ負けが確定してしまえば争うためのリソースを節約できるので、さっさと解決しようと強攻策に打って出たのでしょう。

    今のままじゃ、いくら高度なコピー抑止機能をつけても、消費者にはトラブルの原因にもなるし批判されるし、サポートコストも嵩むし、リソースもとられるし、本来とは関係のない部分に金をかけなければいけないし、そこまで苦労して配慮しても、補償金は支払わなければならないのに、実際の所、金を取られる根拠が明確でないとすりゃ、普通の株式会社じゃ株主から突き上げを喰らうことも考えられます。

    さらに今後の展開として、メーカはすでに大容量ストレージを持ったホームサーバのようなものがメインになり、光メディアの終演を見据えているでしょう。すると、このまま議論が進むと録画・録音を主にするストレージに、録画できる時間を目安に換金する、と言った話になるのではと警戒しているのでは。
    すると今のメディア換金されている部分の金額まで機器におっかぶさってくるとなると、すでにテラバイト級のストレージが、それほどGeekとも言えない層の家にまで普通に普及し始めている昨今、とんでもない金額になるとも考えられます。

    たとえば、BD-Rで、20枚7000円程度の比較的安価なディスクを例にとってみると、補償金は価格の約1%とのことですから、一枚あたり350円で1GBあたり0.14円。これをたとえば10TBのストレージに単純に適用すると1400円になります。
    通常の機器への換金は、こちらも価格の1%で、録画できる装置が1台の場合1000円が上限(装置が2台の場合は1500円とのことで、この装置が同時録できる件数をさすのであればもっと行く)だそうですので10万円以上の機器は一律1000円ですが、権利者側の試算によると750円とのことなのでこれを採用し、一台辺り2150円になります。さらにここに、メーカが補償金を徴収するための手数料等もかかってきますから、一台辺り2200円くらいと見ていいのではないでしょうか。
    すると大体ストレージ内蔵型の録画機は270万台程度が一年に売れる台数だそうですので、約60億円といった莫大な金額になります。(本当か?ちょっと不安なのでエロイ人つっこんでください)

    これは比較的安い例で、議論として「CD-R等であれば一回しか使わないが、ipod等はくり返し書き込み、削除が可能なのでメディアより補償金率を高く設定すべき」と言った話もあるのでもしそうなった場合えらいことになります。
    実際の所、消費者は補償金なのか、機器の価格なのかは気にしませんから、この部分はほとんどメーカは販売価格に反映できないと考えられるので、メーカは今の内に、白黒はっきりさせて、払わないならよし、払うと言うことになっても、株主や消費者に説明できるようにしておきたいのでは。

    • by Anonymous Coward on 2009年05月09日 14時00分 (#1562075)

      メーカは、今後光ディスクに代表されるリムーバルブメディアが衰退し、利用も限定的になっていくだろう、少なくとも、DVDやビデオテープみたいには使われないだろうと言うことはわかっているはずです。
      なので、ネットワークや内部のストレージを利用する機能の開発強化に力を入れていますよね。

      こういう状況でも、各機器メーカは装置だけ売っているわけではなく、規模の大小はあれどメディアも販売しています。

      つまり

      • 補償金がかかることが確定しているメディアは今後なくなる
      • 機器は十分なDRMが付いているとして、機器はお金を払わなくていい

      と言うことになったとしたら、メーカ側は事実上の補償金の廃止を得ることができるわけです。

      どちらも必死になって言っているのは、こういう話があるからじゃないかなと邪推。
      ついでに言うと、メーカにとっては

      • 日本独自仕様のDRM有り
      • 補償金なし

      が一番いい状況ですよね。DRMはある意味公認の非関税障壁ですから、自分たちのお仲間以外はなんだかんだと難癖つけて参入を防止することができますし。だから今回の話はメーカの利益の話で、消費者のため、とはあまり言えないでしょう。

      もしこれが一部で主張がある

      • DRMなし
      • 補償金あり

      あるいは

      • カジュアルコピーを防止する程度の緩いDRMあり
      • 補償金あり

      になった場合が一番メーカには不利ですね。補償金は払う必要があるが、DRMはなくなって、非常に簡便な装置でも録画機とすることができるとなれば、メーカは参入障壁を失い、貴重な日本市場を外国勢に渡してしまうことになります。ただ消費者にはメリットがある。たとえば補償金さえ払えば、大手を振ってフーリオを販売できるし、チューナだけ4つも載せた某拡張カードも、「受信はできますが見られません」などと言う状況ではなく、ドライバを付属して4チューナ付き多チャンネルデジタルチューナとして販売できるわけですよ。ある程度の知識と資本があれば、中小のメーカでもチューナーを開発できるというわけで。(アナログチューナよりも開発は楽かも知れず)

      消費者としては、今回のこと、あまり希望的な観測は持たない方がいいかもしれません。

      また、このことから、権利者側はこの点を批判し

      • 技術的に制限を加えるのではなく、法の網と厳正なる摘発・啓蒙によって違法コピーを絶滅させる
        • 無料で不特定多数に配信されるものにはDRMはつけない
        • 有料配信でも受信に対するプロテクトだけで、受信後のDRMは緩くする(私的範囲であれば不便が無い程度)
        • コンテンツに個別IDをつける技術などを今後推進する(流出元の特定に利用する)
        • 強力な著作権等知的財産に関する摘発のための環境、法律、組織、財源を作る
      • その代わり今よりもしっかりと補償金をいただき、法的根拠も明確にする
      • モニター調査やデジタル配信の記録などから、流通しているコンテンツの割合などを調査し、透明でわかりやすい分配を行う(場合によっては独占的な権利を与えかねないので、法律で義務づける)

      等々の主張を行えば、今よりは悪くなることはないはずですし、ある程度の消費者の支持を集めるられるのではないでしょうか。つまり違法コピーを防止するために現状合法である私的コピーを制限する方向ではなく、違法コピーの摘発や摘発しやすい環境を整えろ、もっとちゃんと取り締まれ、取り締まるための機能を各社機器に組み込め、そのかわり便利になるのだから、取り締まるための金も含めて補償金を増額せよ、と言った方に力を入れるべきと。

      今回のことが一石を投じ、平行線で喧嘩ばかりするのではなく、もうちょっとまともな議論になるといいなと思います。

      親コメント
      • 通りすがりの元開発者ですが、一言。

        私なりのメーカー視点は
                * 日本独自仕様のDRM有り
                * 補償金なし
        が有利なわけでも、
                * DRMなし
                * 補償金あり
        が困るわけでもないですよ。

        DRMに対応するのは開発は大変(ミスやハックの防止で)なのに、
        フーリオみたいのが出てきて、
        CDやDVDの時のようにPC業界からDRMを有名無実化されて、
        でもメーカー品だけはDRM対応かつ課金されて、使い勝手が悪い&高く、
        結局i-○○○みたいのがおいしいところを頂く、
        ってのが一番嫌なんです。

        DRMがなくなったらそれはそれで、製品企画の幅が広がってうれしいですよ。

        #あと、メーカーと著作権団体が結託していると思われるのも嫌です。

        親コメント
      • ちょっとひっかかったので・・・趣旨から外れた末節にレスポンスご容赦です。

        メーカは、今後光ディスクに代表されるリムーバルブメディアが衰退し、利用も限定的になっていくだろう、少なくとも、DVDやビデオテープみたいには使われないだろうと言うことはわかっているはずです。

        この根拠はどこらへんから類推したのでしょうか?
        いまいち、よくわからないです。

        私の心情としては、HDDに入れたままにしていると操作ミスなどで消したり最悪初期化してしまう可能性があるので、繰り返し見たいコンテンツや「後で」見たいモノは一旦DVD-R(リムーバルメディア?)にコピーしています。
        動画、音声、テキストファイル全てそうしています。

        DVD-Rも経年劣化やメディア自体がなんらかのトラブルで読めなくなる可能性があるのはもちろんですけど。

        #複数コピーや定期的バックアップやりだすと手間と場所の確保がめんどくさい。

        信頼できる高速に使えるネットワークストレージが安く普及したらそっちになりそうな気もするけど、やっぱり静的な状態で手元にあるというのが一番安心できるかな。

        #コピーガードが掛かったままのVHSテープのバックアップは画像安定化装置とかを買わないといけないのかな。

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    •  古い記事・コメントに対してコメントするのも何ですが、60億円という数字、結構いい線いってます。日本での私的録音録画補償金の年間総額は、現在、30億円前後です。米国、英国には制度は無いですが、その他の主要国の金額は、下記に出ています。ドイツ、フランスは、それぞれ200億円を越えてます。 http://www.sarvh.or.jp/dis/system_jp-ov.pdf [sarvh.or.jp]
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