パスワードを忘れた? アカウント作成
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。

乗用車用自動スピード制御装置、英国と豪州で試験実施へ」記事へのコメント

  • by GeoJ (32542) on 2009年05月26日 2時42分 (#1572833) 日記

    おそらくこれらの実証実験はISO/TC204/WG14(国内審議団体は(社)自動車技術会 [jsae.or.jp])で新規提案中のCurve Speed Warning Systems(CSWS)に関するものではないかな。

    CSWS自体の実装は他の技術と比べてあまり困難とは考えられていないんだけど、ひとつだけ「警告や制御の基準となる速度をどう導出するか」という問題が未解決で残されているはず。システムをデザインする側は「カーナビなどと同様の地図データから基準となる速度を生成できないか」と考えているらしいけど、地図データの整備をしている側は「舗装状況はおろか路面傾斜すらない現行の視覚表示/経路探査用の折れ線近似の地図データでは絶対無理」という反応らしい。

    で、地図データから生成しないとなると、誰かが基準速度を地図データに附加してやることになるんだけど、それを誰がやるかで猫に鈴をつける話になってしまう。たとえば日本では警察はコストをかければ法定速度は入力できても、特定のカーブに入るまでにどのぐらい減速すべきかを決定できる基準は持っていない。

    それに、データ更新のタイミングも今よりシビアになるので、リアルタイム更新技術を実用化した上で、人手で変化情報を作成していかなければならない。

    今回の実証実験は対象となる路線が限定されているのでその辺の問題はあまり表にでてこないけど、実際に実用化されるまではまだまだ遠いし、実用化されても当面は高コストのサービスにしかならないだろうと思う。

    # そういえばこないだレンタカーで「きたかん」を走ったらまだデータがなくて楽しいことになってたっけ。
    # 自動運転は待ち遠しいが、越えなければならない山も谷もまだまだたくさんあるってことだな。

皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

処理中...