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湿潤療法も結構ですが、元コメントのように、ダメっぽかったら、さっさと湿潤療法から切り替える事が大切です。
にもかかわらず、湿潤療法を提唱するセンセイが、「湿潤療法でなんでも治る」なんて言うもんだから、治るものも治らない・・・
ちなみに、私の印象では、「湿潤療法で治るような傷は、何をやっても早く治る」です。
そして、「人間が作る痂皮(かさぶた)こそ、最高の創傷保護剤である」とも思います。綺麗なかさぶたが自然に取れると、一番綺麗に傷が治っています。
「湿潤療法でなんでも治る」となってしまった時点で、それはもう疑似科学と呼べる暴論であり、とても危険だと思います。同様に、「人間が作る痂皮(かさぶた)こそ、最高の創傷保護剤である」も、乱暴で危険な断定じゃないでしょうか。
どんな治療法も、実際に得られる効果は前提条件で異なるのですから、全否定も全肯定も馬鹿げています。どんな状況に対して、或る治療法がどういう結果を成すのか。こういう既存の治療法に対する否定を含んだ話題では、それだけを淡々と確認する風に話が進まないのが、残念ですし、何故なのか興味深いです。
そういった主観による思い入れが、危険性もありつつ、決して避けようのないものだと、親類の治療経験から実感しています。
伯父を担当した或る医師は、複数のセカンドオピニオンから、治療方針の全否定とも言える意見を提示されましたが、最近になるまでその誤りを自ら認めようとしませんでした。父の代からの付き合いのある方なので縁続きのままでしたが、最近漸く「あの頃は若く、馬鹿だった。すまない。」と、酔いの中で告白してくれました。
大抵の医師は、当然科学的な医学のディスカッションが出来る力と、本来はそれに基づくべきなのだという良識を備えていると思います。というか、それを医師と呼ぶのだと思っています。しかしどうしても、人間としての様々が絡み付き、頑迷に持論を採用してしまう場合が、起き得るのだと思うのです。
新しい治療法には少なからず旧来の否定が含まれるためか、それぞれの支持者と、彼らによる馬鹿げた応酬が起き易いのではないでしょうか。そのため、スラッシュドットの様な広くに向けた場でこそ、万能の治療法など今の所無い旨や、或る方法論の極端な支持が危険である事を前提にした方が良いと思いますが、編集の方々皆にそういう感覚があるとは言えず、残念です。新聞よりマシ、という程度ではアレゲが泣くんじゃないでしょうか。
# すみません、#1611943 [srad.jp] のコメントは、# hpn_smileの #1611915 [srad.jp] に向けたものです。
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds
Dr.からの提案です (スコア:5, 参考になる)
傷をwet(湿潤)に保つことで創傷治癒は早くなります。
感染があった場合は密封することで細菌増殖を助長してしまい逆効果です。
なので、最初チャレンジはしますが、感染を起こしたら(赤い、痛い、腫れる、膿が出る)さっさと切り替えます。
抗菌薬も使わないといけません。見慣れないと切り替えのタイミングは分からないかもしれません。
軽い傷の処置としては、まずひたすら流水(水道水)で洗うことにつきます。
皮下の異物は後々入れ墨になることがあるので徹底的に取り除いてください。
一度入れ墨できると取り除くのは厄介です。
これでもかというくらい(10
Re: (スコア:3, 興味深い)
湿潤療法も結構ですが、元コメントのように、ダメっぽかったら、
さっさと湿潤療法から切り替える事が大切です。
にもかかわらず、湿潤療法を提唱するセンセイが、
「湿潤療法でなんでも治る」なんて言うもんだから、
治るものも治らない・・・
ちなみに、私の印象では、
「湿潤療法で治るような傷は、何をやっても早く治る」
です。
そして、
「人間が作る痂皮(かさぶた)こそ、最高の創傷保護剤である」
とも思います。
綺麗なかさぶたが自然に取れると、一番綺麗に傷が治っています。
Re: (スコア:3, すばらしい洞察)
「湿潤療法でなんでも治る」となってしまった時点で、
それはもう疑似科学と呼べる暴論であり、とても危険だと思います。
同様に、「人間が作る痂皮(かさぶた)こそ、最高の創傷保護剤である」も、
乱暴で危険な断定じゃないでしょうか。
どんな治療法も、実際に得られる効果は前提条件で異なるのですから、
全否定も全肯定も馬鹿げています。
どんな状況に対して、或る治療法がどういう結果を成すのか。
こういう既存の治療法に対する否定を含んだ話題では、
それだけを淡々と確認する風に話が進まないのが、
残念ですし、何故なのか興味深いです。
Re: (スコア:0)
教科書や論文では○○がよい、という知識をバックグラウンドに、
自分の治療経験や感覚に基づいて△△の方がいいなぁ、と心の中では思っている人種なのです。
非科学的かと思うかもしれませんが、こういう感覚もとても重要なのです。
みなさん科学的ディスカッションを出来る常識は持ち合わせていますのでご安心を。
Re:Dr.からの提案です (スコア:3, 興味深い)
そういった主観による思い入れが、
危険性もありつつ、決して避けようのないものだと、
親類の治療経験から実感しています。
伯父を担当した或る医師は、複数のセカンドオピニオンから、
治療方針の全否定とも言える意見を提示されましたが、
最近になるまでその誤りを自ら認めようとしませんでした。
父の代からの付き合いのある方なので縁続きのままでしたが、
最近漸く「あの頃は若く、馬鹿だった。すまない。」と、
酔いの中で告白してくれました。
大抵の医師は、当然科学的な医学のディスカッションが出来る力と、
本来はそれに基づくべきなのだという良識を備えていると思います。
というか、それを医師と呼ぶのだと思っています。
しかしどうしても、人間としての様々が絡み付き、
頑迷に持論を採用してしまう場合が、起き得るのだと思うのです。
新しい治療法には少なからず旧来の否定が含まれるためか、
それぞれの支持者と、彼らによる馬鹿げた応酬が起き易いのではないでしょうか。
そのため、スラッシュドットの様な広くに向けた場でこそ、
万能の治療法など今の所無い旨や、
或る方法論の極端な支持が危険である事を前提にした方が良いと思いますが、
編集の方々皆にそういう感覚があるとは言えず、残念です。
新聞よりマシ、という程度ではアレゲが泣くんじゃないでしょうか。
# すみません、#1611943 [srad.jp] のコメントは、
# hpn_smileの #1611915 [srad.jp] に向けたものです。