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マニュアルが分かりにくい、という原因の1つとして「マニュアル担当が実物に触れて書いていない」ことが挙げられます。
私のところはパッケージソフト中心の事業をしていて、バージョンアップでの製品更新が多いです。で、マニュアル担当に渡すものは、前バージョンのマニュアル、バージョンアップで変更された部分の概要(ただしパンフレットに書く程度のおおざっぱな内容)、あとはα前~βの完成度の実物ですね。とにかく実物はほぼ必須。
仕様を定義する仕様書と、機能をうまくユーザに説明するためのマニュアルとは、話の進め方もずいぶん違うはずだと思うので、構成も基本的にはマニュアルライターに任せます。ある程度実物をいじらないとマニュアルを書けないはずだという意識はあります。なお、マニュアルライターがいじっているうちにバグを見つけてくれるという副次的な効果もあります。(苦笑)
またマニュアルはユーザが読むだけでなく、電話サポートでユーザに説明する時にも使われます(電話で、マニュアルに沿ってユーザに操作してもらうようお願いして、どこで止まっているのか確認するなど)から、ユーザに分かりにくい単語があるとか、操作の流れの説明が良くないなどを確認するため、電話サポート担当者にも読んでもらってます。彼らにしてみれば読みやすくて説明のしやすいマニュアルを作れば、かかってくる電話も少なくなるし、かかってきたとしても誘導しやすいので、ちゃんと読んでくれているみたいです。もちろん彼らにも実物を渡します。
それが普通だと思っていたんですが、違う所もあるんですね。ちょっとびっくり。(^_^;
なお、マニュアルライターがいじっているうちにバグを見つけてくれるという副次的な効果もあります。(苦笑)
またマニュアルはユーザが読むだけでなく、電話サポートでユーザに説明する時にも使われます
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds
いわゆる・・・ (スコア:2, 興味深い)
釣った魚に餌は要らない (スコア:2, 興味深い)
マニュアルが分かりにくい、という原因の1つとして「マニュアル担当が実物に触れて書いていない」ことが挙げられます。マニュアル担当と言っても渡された資料を DTP 化するだけだったりすると、原稿は開発の外部仕様書だったりします。これではマニュアルというより資料です。
テクニカル・ライターは、商品知識を持ち、サポート状況を把握し、カスタマーの望む情報を判り易く説明しなければならないはずなので、かなりの能力を有している必要があると考えています。が、必要性が低いと思われているマニュアルに能力のある担当を配属するはずもなく、また、そんな所に配属されたいとも思わないでしょう。
で、私のお勧めマニュアルは日本 IBM の「翻訳の王様」シリーズかな。分かり易さは勿論ですが、昔の IBM 用語バリバリだったペラとは比べ様もないです。どうやらマニュアル部分は外注しているようです。
Mc.N
Re:釣った魚に餌は要らない (スコア:2, 興味深い)
逆に,マニュアル担当者が開発者に実物の詳細動作について確認しにいったところ,面倒くさがられた挙句「マニュアルなんで誰も読まないんだけどな…」なんて捨て台詞を吐かれる事もあるそうです。
>必要性が低いと思われているマニュアル
専門性の高い(汎用的でない)機器ほど,営業や技術サポートが客について機器操作の方法を直接指導するので,マニュアルの必要性がますます低くみられてしまう事もあるそうです。
# いずれも,マニュアル製作担当の友人から聞いた愚痴なので,一般的な事例なのかどうかは分かりません。
マニュアル校閲者 (スコア:2, 興味深い)
私のところはパッケージソフト中心の事業をしていて、バージョンアップでの製品更新が多いです。で、マニュアル担当に渡すものは、前バージョンのマニュアル、バージョンアップで変更された部分の概要(ただしパンフレットに書く程度のおおざっぱな内容)、あとはα前~βの完成度の実物ですね。とにかく実物はほぼ必須。
仕様を定義する仕様書と、機能をうまくユーザに説明するためのマニュアルとは、話の進め方もずいぶん違うはずだと思うので、構成も基本的にはマニュアルライターに任せます。ある程度実物をいじらないとマニュアルを書けないはずだという意識はあります。なお、マニュアルライターがいじっているうちにバグを見つけてくれるという副次的な効果もあります。(苦笑)
またマニュアルはユーザが読むだけでなく、電話サポートでユーザに説明する時にも使われます(電話で、マニュアルに沿ってユーザに操作してもらうようお願いして、どこで止まっているのか確認するなど)から、ユーザに分かりにくい単語があるとか、操作の流れの説明が良くないなどを確認するため、電話サポート担当者にも読んでもらってます。彼らにしてみれば読みやすくて説明のしやすいマニュアルを作れば、かかってくる電話も少なくなるし、かかってきたとしても誘導しやすいので、ちゃんと読んでくれているみたいです。もちろん彼らにも実物を渡します。
それが普通だと思っていたんですが、違う所もあるんですね。ちょっとびっくり。(^_^;
vyama 「バグ取れワンワン」
Re:マニュアル校閲者 (スコア:1)
マニュアル面では通常より恵まれていると思いますよ。多分。
Mc.N
Re:釣った魚に餌は要らない (スコア:0)
非常に良く出来たマニュアルだったのだが、ライターさんの手にしていたのがベータ版だったらしく、製品版はマニュアル通りに動作しないという罠。
昔実際にありました。
#都市伝説になりそうなのでAC
Re:いわゆる・・・ (スコア:0)
私は見ていないので、よ~知らんが。
#元身内なのでAC
Re:いわゆる・・・ (スコア:0)
「これならわかる パソコンが動く―PC98‐NXシリーズ用」ですね。