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一般的な住宅の耐過重は174Kg/m2です。壁際は構造上耐過重が高いので、壁際にぐるりと本棚を回すだけなら床が抜ける心配はいらないでしょう。段ボール箱や衣装ケースで部屋の中央に書籍を積み上げると、本格的に床の心配をしなくてはなりません。
本棚が特別に危険という事は無いと思います。個々の本の重量はそれほどではありませんし、本棚が倒れたとしても、本は本棚に固定されていないので飛散して重量は分散するでしょう。したがって問題となるのは本棚本体だけの重量と思います。本棚は奥行きが浅く作られている事が多く、洋服ダンスなどに比べると倒れやすいって事はあるかもしれませんけどね。
もしあなたがGeekなら、本棚よりもレーザープリンタの落下に気をつけたほうが良いと思います。
>本棚が特別に危険という事は無いと思います。
今回の場合、本棚はないんだよね。タレコミからすると「天井に届くほどの高さまで、数千冊の書籍や雑誌が平積み」
で、本って結構、硬かったり重かったりするわけです。ハードカバーの本が一冊800gとかありますからね。千冊で、800Kgあるわけです。数千冊ということで、1トンくらいは軽くありそうです。
>本は本棚に固定されていないので飛散して重量は分散するでしょう
これが意外と、そうでもない。壁面に本を積み重ねている状態で地震があったりすると、壁面方向や横方向に飛ばず、全部壁面と反対側に落ちてきます。つまり、部屋の四方もしくは三方の壁にそって積み上げると、部屋の中央に向かって落ちてきます。
学生時代、下宿にマーガレットとりぼんとフレンドでそれぞれの壁を覆っていた友人がいました。数年分を積み重ねていたため、本が奥行きで2冊ほどの厚みになっている状況。地震があって崩れた結果、部屋の中央に山になる様な積み上がりになっていて、集中しちゃっていましたね。
また、本棚によっては、揺れても本が飛び出さない様にしてあったり、奥行き3段とかもあって、これが倒れかかると、簡単に人が圧死する程度の重量になります。
あと、最近のアパートなんかだとSRC構造とかRC構造で、床の耐久重量は結構あります。法定では1平米180キロですが、安全係数(安全率)を結構みていて、3倍となっています。つまり、安全係数倍に耐えてしまうので、1平米500キロに耐えてしまいます。
> >本は本棚に固定されていないので飛散して重量は分散するでしょう> これが意外と、そうでもない。
それが、意外と分散されますよ。本棚にキャスターを付けて移動できるようにしている [srad.jp]のですが、その分バランスが悪くて、崩れてきたことが何度かあります。確かに本棚が倒れ始めてから何かにぶつかるまでは、本は分散されませんが、人にぶつかった時点で、端の方の本は本棚から抜け落ちていきます。人体にかかるのは、人体の投影面積分の本+本棚の重さだけ。80cm×180cmぐらいの本棚でも、人体に重さがかかるのは本全体の1/5~1/3ぐらいじゃないかな。
本棚に使っているのが結構軽いスチール製だし、倒れてくるのがわかっていて身構えることが出来たせいか、全然大したことはありませんでした。
#その上からさらに本が崩れてきたりしたらかなりやばいと思います。#体の上に乗った本棚のさらに上に崩れてきた分の重さは、全て本棚経由で人体にかかってくるし。#あと、寝ていて意識が無いときに崩れてくるのも怖い。
> 今回の場合、本棚はないんだよね。タレコミからすると「天井に届くほどの高さまで、数千冊の書籍や雑誌が平積み」
リンク先のニュース記事によると
同署の調べでは、女性はふとんの上であおむけに倒れていた。発見時、女性は大量の書籍や約30冊の本を収納したプラスチック製ケースに埋もれていた。
とのことで、平積みだけじゃないようです。
で、この「本を入れた箱」というのがかなりのくせ者ですね。
私は一時期、本を入れたダンボール箱を2mぐらいまで積み上げていたのですが、旧ゆうパック大(だいたい20cm×30cm×40cm)の箱で、B6コミックスが50冊ぐらい入って、約10kg。
「箱を積んでおく」状態だと、地震とかでは崩れやすいわりに、ぶつかったときに分散しない分、ダメージが本棚よりでかいです。
積み上げた一番上の箱を下ろそうとして、取り落として箱が顔に落ちてきたことがあるのですが、たかだか50cm程度の落差でもむち打ちになるかと思いました。
#10kgの物体50cmの落下による運動エネルギーを、5cmの移動で受け止めたら、その時の衝撃力は100kg重になりますね。
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
本棚は本当に危険なのか? (スコア:2, 参考になる)
一般的な住宅の耐過重は174Kg/m2です。壁際は構造上耐過重が高いので、壁際にぐるりと本棚を回すだけなら床が抜ける心配はいらないでしょう。段ボール箱や衣装ケースで部屋の中央に書籍を積み上げると、本格的に床の心配をしなくてはなりません。
本棚が特別に危険という事は無いと思います。個々の本の重量はそれほどではありませんし、本棚が倒れたとしても、本は本棚に固定されていないので飛散して重量は分散するでしょう。したがって問題となるのは本棚本体だけの重量と思います。本棚は奥行きが浅く作られている事が多く、洋服ダンスなどに比べると倒れやすいって事はあるかもしれませんけどね。
もしあなたがGeekなら、本棚よりもレーザープリンタの落下に気をつけたほうが良いと思います。
Re:本棚は本当に危険なのか? (スコア:2, 参考になる)
>本棚が特別に危険という事は無いと思います。
今回の場合、本棚はないんだよね。タレコミからすると「天井に届くほどの高さまで、数千冊の書籍や雑誌が平積み」
で、本って結構、硬かったり重かったりするわけです。ハードカバーの本が一冊800gとかありますからね。
千冊で、800Kgあるわけです。数千冊ということで、1トンくらいは軽くありそうです。
>本は本棚に固定されていないので飛散して重量は分散するでしょう
これが意外と、そうでもない。
壁面に本を積み重ねている状態で地震があったりすると、壁面方向や横方向に飛ばず、全部壁面と反対側に落ちてきます。
つまり、部屋の四方もしくは三方の壁にそって積み上げると、部屋の中央に向かって落ちてきます。
学生時代、下宿にマーガレットとりぼんとフレンドでそれぞれの壁を覆っていた友人がいました。
数年分を積み重ねていたため、本が奥行きで2冊ほどの厚みになっている状況。
地震があって崩れた結果、部屋の中央に山になる様な積み上がりになっていて、集中しちゃっていましたね。
また、本棚によっては、揺れても本が飛び出さない様にしてあったり、奥行き3段とかもあって、これが倒れかかると、簡単に人が圧死する程度の重量になります。
あと、最近のアパートなんかだとSRC構造とかRC構造で、床の耐久重量は結構あります。
法定では1平米180キロですが、安全係数(安全率)を結構みていて、3倍となっています。
つまり、安全係数倍に耐えてしまうので、1平米500キロに耐えてしまいます。
Re:本棚は本当に危険なのか? (スコア:1)
> >本は本棚に固定されていないので飛散して重量は分散するでしょう
> これが意外と、そうでもない。
それが、意外と分散されますよ。本棚にキャスターを付けて移動できるようにしている [srad.jp]のですが、その分バランスが悪くて、崩れてきたことが何度かあります。
確かに本棚が倒れ始めてから何かにぶつかるまでは、本は分散されませんが、
人にぶつかった時点で、端の方の本は本棚から抜け落ちていきます。
人体にかかるのは、人体の投影面積分の本+本棚の重さだけ。
80cm×180cmぐらいの本棚でも、人体に重さがかかるのは本全体の1/5~1/3ぐらいじゃないかな。
本棚に使っているのが結構軽いスチール製だし、倒れてくるのがわかっていて身構えることが出来たせいか、全然大したことはありませんでした。
#その上からさらに本が崩れてきたりしたらかなりやばいと思います。
#体の上に乗った本棚のさらに上に崩れてきた分の重さは、全て本棚経由で人体にかかってくるし。
#あと、寝ていて意識が無いときに崩れてくるのも怖い。
> 今回の場合、本棚はないんだよね。タレコミからすると「天井に届くほどの高さまで、数千冊の書籍や雑誌が平積み」
リンク先のニュース記事によると
とのことで、平積みだけじゃないようです。
で、この「本を入れた箱」というのがかなりのくせ者ですね。
私は一時期、本を入れたダンボール箱を2mぐらいまで積み上げていたのですが、
旧ゆうパック大(だいたい20cm×30cm×40cm)の箱で、B6コミックスが50冊ぐらい入って、約10kg。
「箱を積んでおく」状態だと、地震とかでは崩れやすいわりに、ぶつかったときに分散しない分、ダメージが本棚よりでかいです。
積み上げた一番上の箱を下ろそうとして、取り落として箱が顔に落ちてきたことがあるのですが、
たかだか50cm程度の落差でもむち打ちになるかと思いました。
#10kgの物体50cmの落下による運動エネルギーを、5cmの移動で受け止めたら、その時の衝撃力は100kg重になりますね。