アカウント名:
パスワード:
ゲーセンみたいに突っ込んだお金が基本的に戻ってこない純粋ゲームなら責められることもないと思われる。しかし確実に換金できる仕組みが存在してしまっている以上、金が戻るor増えるという確率的な期待が存在してしまう。そうなると現実から意図的に切り離されたクローズドサークルを持つような純粋なゲームとは違った心理的、経済的影響をユーザ、ひいてはそれを取り巻く社会へ及ぼすわけで、そういうものはもはや単なる「趣味」とはいえずきちんと特定された用語を用いて「賭博」と呼ぶべき。
「3店方式」のため形式的に法律の定める賭博でないという警察見解を(私個人としては異論はあるが)仮に受け入れるにしても、ユーザー心理及び経済的な現象としては上述のように紛れもなく賭博として機能しているので、法解釈論から離れてそのものの是非や効果を考える際に実質的には「賭博」としての扱いを受けるのはむしろ当然。
そしてパチンコ・スロットに限らず賭博一般には、以下のような問題が既に知られている:
・貧しいほど一発逆転を狙って趣味の枠を超える額をつぎ込んでしまう心理の問題。・一部のリスク愛好的な傾向をもつ人々が判断を誤ってやはり趣味の枠を超える額をつぎ込んでしまう問題。・そういう判断ミスの起こりやすさゆえにハマればハマるほど抜け出すのが難しくなり習慣化し依存症化する問題。・そしてそこから起こる逆累進課税的に貧しい層から重点的に集金してしまう効果を持ち貧困を促進する側面を持つという経済現象としての問題。(ガラが悪いのが集まるとか教育上よくないというのも上記の問題に端を発していると思われる。)
賭博開帳が日本等各国において通常公的な存在に限られたり公的機関の許認可を必要とするる理由はこうした悪影響の範囲を根絶とは言わぬまでもある程度は社会的に制御したいという目的があると思われる。(実際に主催している団体にはいろいろ思惑はあるだろうが、社会的意義としてはそうだという話。)しかし現状、パチンコ・スロットはそこから曖昧な形で漏れた存在になっていてそのことが問題なのだと思われる。
例えば:
・形式的に賭博ではないとして警察が黙認し、そのことで不適切な利権が形成されていることにより本来行政的権限を持たないし、経済政策にも関係ない警察が不透明に業界へ疑似的な行政指導権限を持つに至っている問題。・また警察レベルの目こぼしのため正式な司法の判断が十分でなく、違法性/合法性が曖昧であることから、そういうリスクをいとわない非合法な組織の資金源になりやすい問題。
…というわけでこれだけ問題がある以上、ネガティブな意見が増えるのは避けられないと思われる。上述のような性質から、パチンコ・パチスロは単に金のかかる趣味でもなければ、問題が明らかでないから放置という真の意味での「法的にグレーな趣味」でもない。すでに問題が存在することは明らかなのに様々な既存のしがらみから解決が進んでいないという類の問題なのだ。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
なんかネガティブな意見が多いな (スコア:2, すばらしい洞察)
法的にグレーな趣味もいくらでもあるのに、
パチスロ(パチンコ)だけやたらせめられるよな。
やっぱ、ネガティブなイメージのスパイラルなのかね。
コンテンツの墓場とか言われてるけど、オリジナルの台で世界観とかキャラクターがよくできてると思うものもあるし、
パチンコとかパチスロから生まれたアニメとかあるし、パチンコマネーで動いてるアニメ会社とかあるし、
状況はかわりつつあるんじゃないかな。
Re:なんかネガティブな意見が多いな (スコア:2, 興味深い)
ゲーセンみたいに突っ込んだお金が基本的に戻ってこない純粋ゲームなら責められることもないと思われる。
しかし確実に換金できる仕組みが存在してしまっている以上、金が戻るor増えるという確率的な期待が存在してしまう。
そうなると現実から意図的に切り離されたクローズドサークルを持つような純粋なゲームとは違った心理的、経済的影響を
ユーザ、ひいてはそれを取り巻く社会へ及ぼすわけで、そういうものはもはや単なる「趣味」とはいえず
きちんと特定された用語を用いて「賭博」と呼ぶべき。
「3店方式」のため形式的に法律の定める賭博でないという警察見解を(私個人としては異論はあるが)仮に受け入れるにしても、
ユーザー心理及び経済的な現象としては上述のように紛れもなく賭博として機能しているので、
法解釈論から離れてそのものの是非や効果を考える際に実質的には「賭博」としての扱いを受けるのはむしろ当然。
そしてパチンコ・スロットに限らず賭博一般には、以下のような問題が既に知られている:
・貧しいほど一発逆転を狙って趣味の枠を超える額をつぎ込んでしまう心理の問題。
・一部のリスク愛好的な傾向をもつ人々が判断を誤ってやはり趣味の枠を超える額をつぎ込んでしまう問題。
・そういう判断ミスの起こりやすさゆえにハマればハマるほど抜け出すのが難しくなり習慣化し依存症化する問題。
・そしてそこから起こる逆累進課税的に貧しい層から重点的に集金してしまう効果を持ち貧困を促進する側面を持つという経済現象としての問題。
(ガラが悪いのが集まるとか教育上よくないというのも上記の問題に端を発していると思われる。)
賭博開帳が日本等各国において通常公的な存在に限られたり公的機関の許認可を必要とするる理由は
こうした悪影響の範囲を根絶とは言わぬまでもある程度は社会的に制御したいという目的があると思われる。
(実際に主催している団体にはいろいろ思惑はあるだろうが、社会的意義としてはそうだという話。)
しかし現状、パチンコ・スロットはそこから曖昧な形で漏れた存在になっていてそのことが問題なのだと思われる。
例えば:
・形式的に賭博ではないとして警察が黙認し、そのことで不適切な利権が形成されていることにより
本来行政的権限を持たないし、経済政策にも関係ない警察が不透明に業界へ疑似的な行政指導権限を持つに至っている問題。
・また警察レベルの目こぼしのため正式な司法の判断が十分でなく、違法性/合法性が曖昧であることから、
そういうリスクをいとわない非合法な組織の資金源になりやすい問題。
…というわけでこれだけ問題がある以上、ネガティブな意見が増えるのは避けられないと思われる。
上述のような性質から、パチンコ・パチスロは単に金のかかる趣味でもなければ、
問題が明らかでないから放置という真の意味での「法的にグレーな趣味」でもない。
すでに問題が存在することは明らかなのに様々な既存のしがらみから解決が進んでいないという類の問題なのだ。