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特許は、新技術の独占権を一定期間認める代わりにその技術を公開させるというものですよね。公開してしまえば見るのは誰でも自由ですが、独占権は国家権力に担保されたものですから国内でしか有効ではありません。
現在では、特許情報が世界中から簡単に閲覧可能になりましたが、独占権は国内のみ。それではバランスが取れないから何とかしよう、という方向に行くのは自然なことだと思います。
世界特許への動きは、1883年のパリ条約のときにはすでに始まっていたと思います。インターネットで各国の特許を簡単に検索できるようになるより、はるかに昔のことです。各国の特許制度の相違を乗り越えるのは簡単ではなく、いまだに世界特許は実現していませんが。(↑のコメントで触れられている先願主義・先発明主義の違いや審査前の公開以外にも、こまかいところも含めれば多数の相違があります)。
だから、いまさら世界特許を「提唱」なんておかしいので、世界特許を「支持」とかのほうが適切だと思います(このストーリーのタイトルの話)。
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds
公開は世界中、権利は国内のみ (スコア:2, 参考になる)
特許は、新技術の独占権を一定期間認める代わりにその技術を公開させるというものですよね。
公開してしまえば見るのは誰でも自由ですが、独占権は国家権力に担保されたものですから
国内でしか有効ではありません。
現在では、特許情報が世界中から簡単に閲覧可能になりましたが、独占権は国内のみ。
それではバランスが取れないから何とかしよう、という方向に行くのは自然なことだと思います。
Re:公開は世界中、権利は国内のみ (スコア:5, 興味深い)
世界特許への動きは、1883年のパリ条約のときにはすでに始まっていたと思います。
インターネットで各国の特許を簡単に検索できるようになるより、はるかに昔のことです。
各国の特許制度の相違を乗り越えるのは簡単ではなく、いまだに世界特許は実現していませんが。
(↑のコメントで触れられている先願主義・先発明主義の違いや審査前の公開以外にも、
こまかいところも含めれば多数の相違があります)。
だから、いまさら世界特許を「提唱」なんておかしいので、世界特許を「支持」とかのほうが
適切だと思います(このストーリーのタイトルの話)。