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「失業者が77~120万人増」「一世帯当たりの出費が(年間)33~91万円増」の数字だけがひとりあるきしていますが、これは地球温暖化問題に関する懇談会 [kantei.go.jp]での検討での値ですね。評価に幅があるのは、中期目標検討委員会での検討では複数のモデルで検討していて、モデルによってばらつきがあるためです。それらの資料も kantei.go.jp に公開されてます。
この評価の数字を見るときに忘れてはいけないのは、負担像、失業者増、というときの基準は何かということです。数字だけ聞くと現在の値からこれだけ変わる、ということかと思ってしまいますが、それは誤りです。ここで使っているベースの数字は、2005年~2020年の平均経済成長率が1.3%だったときの値です。特に、2010年~2020年は日本経済が急速に復活して実質GDPが1.6%成長するという前提になっています。
つまり、現在よりも17%ぐらい経済成長したところが基準になっていて、そこからどれだけ変わるかという話なのです。負担が33万程度なら、10年間の経済成長による収入増加の効果の方が大きいと思われます。
また、前提となる実質GDPの伸びが大きければ、それだけ減らさなければならないCO2の量が大きくなるために 25%削減するための努力は大きくなります。実質GDPの伸びが1%程度なら、1990年比25%削減は達成できてしまうという数字に見えます。
結果の数字だけ見て、無理などと言う前に、その中身をきちんと理解しておくことは必要だと思います。
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人生unstable -- あるハッカー
負担増、失業者増の基準となる状態について (スコア:4, 参考になる)
「失業者が77~120万人増」「一世帯当たりの出費が(年間)33~91万円増」の数字だけがひとりあるきしていますが、これは地球温暖化問題に関する懇談会 [kantei.go.jp]での検討での値ですね。評価に幅があるのは、中期目標検討委員会での検討では複数のモデルで検討していて、モデルによってばらつきがあるためです。それらの資料も kantei.go.jp に公開されてます。
この評価の数字を見るときに忘れてはいけないのは、負担像、失業者増、というときの基準は何かということです。数字だけ聞くと現在の値からこれだけ変わる、ということかと思ってしまいますが、それは誤りです。ここで使っているベースの数字は、2005年~2020年の平均経済成長率が1.3%だったときの値です。特に、2010年~2020年は日本経済が急速に復活して実質GDPが1.6%成長するという前提になっています。
つまり、現在よりも17%ぐらい経済成長したところが基準になっていて、そこからどれだけ変わるかという話なのです。負担が33万程度なら、10年間の経済成長による収入増加の効果の方が大きいと思われます。
また、前提となる実質GDPの伸びが大きければ、それだけ減らさなければならないCO2の量が大きくなるために 25%削減するための努力は大きくなります。実質GDPの伸びが1%程度なら、1990年比25%削減は達成できてしまうという数字に見えます。
結果の数字だけ見て、無理などと言う前に、その中身をきちんと理解しておくことは必要だと思います。