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台所の使いかけのボトルをいますぐ窓から投げ捨てなきゃ死ぬの?それくらいは使い切っても今後末永く継続使用しなければ大丈夫?どっち?
花王はトクホの申請時に発がん性試験を行ってる。それによると、マウスでは最大9796mg/kg/dayを二年間投与しても発がんの増加は見られなかった。だからそんなに発がん性が高いわけでもない。懸念になってるグリシドールそのものが100ppm前後入ってると仮定しても、一生とりつづけた場合の発がんの増加は一万人にに4人以下。コンタミネーションとしては懸念すべきだけど、食品としてみればそんなものは他にごろごろころがってるぞ。
花王はトクホの申請時に発がん性試験を行ってる。それによると、マウスでは最大9796mg/kg/dayを二年間投与しても発がんの増加は見られなかった。だからそんなに発がん性が高いわけでもない。
消費者団体は、この試験自体がインチキなのではないか?毒性についても健康上のメリットについても十分調査・監査せずに格段健康にいいようなイメージ操作に基づく販売だけが続けられてると主張してきたわけで。
「エコナ マヨネーズタイプ」の特保申請を審査した議事録から:
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/06/txt/s0616-1.txt [mhlw.go.jp]03/06/16 薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会新開発食品調査部会会議事録(中略)そして22ページの上から6行目あたりのところには、エコナマヨネーズが販売されることについて、既に売られているエコナクッキングオイルとエコナマヨネーズタイプの両方を使用した場合の食事中に占めるジアシルグリセロール含量の増加が起こるという観点から、安全性の試験について、1日に体重60キログラム当たり30グラムのジアシルグリセロールを主成分とする油脂を12週間摂取する長期の安全性試験もやられております。これについても、資料No.2-10 、こちらの立ててある方の資料でございますけれども、こちらの報告から問題がないということで確認をされているところでございます(中略)マヨネーズタイプのエコナですが、今までの審議の経過を簡単にお知らせしますと、このものは、平成12年の6月に特保表示の許可申請が出ております。 最初は科学的な根拠が不十分ということで試験のやり直しをお願いしております。試験のやり直し後、再度審議が始まったということでございます。この商品は、平成14年の9月の段階で市販が開始されています。 そうこうしている間に、平成14年10月以来全国マヨネーズ協会、あるいは匿名の方などからエコナクッキングオイルも含めて安全性、有効性に疑義があるということで、特保の取り消しを要望するということが副大臣をはじめいろんな方に文書が配られたという経過があります。(中略) さらに発がん性の問題に関しましては、2年間のかなりの個数の動物を用いた発がん実験をやっておりますが、これは多分参考人の先生方のところにも詳細なデータが行っていると思いますけれども、胃、小腸、あるいは大腸のがんが多発したということは認めておらないということです。 その次にいきます(16ページ)。植物油の定義としては、CODEXの国際規格ではDG,ジアシルグリセロールというものは含んでいないいのではないかという疑義がだされています。植物油というのは、そもそもTG,トリグリセリドということを指すのではないかという指摘です。それに対して花王からの回答は、植物油の定義というものがトリグリセリドとは書いていない。グリセリドとは書いてあるけれども、トリグリセリドということで定義されているものではない。したがって、指摘自体が間違っているという回答です。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/06/txt/s0616-1.txt [mhlw.go.jp]
03/06/16 薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会新開発食品調査部会会議事録
(中略)
そして22ページの上から6行目あたりのところには、エコナマヨネーズが販売されることについて、既に売られているエコナクッキングオイルとエコナマヨネーズタイプの両方を使用した場合の食事中に占めるジアシルグリセロール含量の増加が起こるという観点から、安全性の試験について、1日に体重60キログラム当たり30グラムのジアシルグリセロールを主成分とする油脂を12週間摂取する長期の安全性試験もやられております。これについても、資料No.2-10 、こちらの立ててある方の資料でございますけれども、こちらの報告から問題がないということで確認をされているところでございます
(中略)マヨネーズタイプのエコナですが、今までの審議の経過を簡単にお知らせしますと、このものは、平成12年の6月に特保表示の許可申請が出ております。 最初は科学的な根拠が不十分ということで試験のやり直しをお願いしております。試験のやり直し後、再度審議が始まったということでございます。この商品は、平成14年の9月の段階で市販が開始されています。 そうこうしている間に、平成14年10月以来全国マヨネーズ協会、あるいは匿名の方などからエコナクッキングオイルも含めて安全性、有効性に疑義があるということで、特保の取り消しを要望するということが副大臣をはじめいろんな方に文書が配られたという経過があります。
(中略)
さらに発がん性の問題に関しましては、2年間のかなりの個数の動物を用いた発がん実験をやっておりますが、これは多分参考人の先生方のところにも詳細なデータが行っていると思いますけれども、胃、小腸、あるいは大腸のがんが多発したということは認めておらないということです。
その次にいきます(16ページ)。植物油の定義としては、CODEXの国際規格ではDG,ジアシルグリセロールというものは含んでいないいのではないかという疑義がだされています。植物油というのは、そもそもTG,トリグリセリドということを指すのではないかという指摘です。それに対して花王からの回答は、植物油の定義というものがトリグリセリドとは書いていない。グリセリドとは書いてあるけれども、トリグリセリドということで定義されているものではない。したがって、指摘自体が間違っているという回答です。
要は、この議事録などを論拠に「エコナ」のメーカ側の安全性試験やメリットに関する試験が形式的な物であって実際の慢性毒性は厚労省では評価されていない。と言うのが「エコナ」発売以降指摘されていて、その上で「エコナ」が特保を取る特徴でもあるDGに舌癌を促進する危険性が四年前に指摘された訳です。
http://web.archive.org/web/20051025195133/http://www.jc-press.com/news... [archive.org]■消費者最新ニュース8月花王の食用油「エコナ」の成分、ラットの舌にガン促進作用を示唆=さらに実験を継続へ 花王の「エコナ」に含まれているジアシルグリセロールについて、オスのラットを使った実験で、「舌において扁平上皮ガンを促進させる作用」があることが示唆された。さらに実験は継続して実施される予定。2年前に同成分が含まれる「エコナ」関連商品が特定保健用食品として許可される際、ガン促進作用の可能性が指摘され、念のために追加実験を行うことが求められていた(関連記事はニッポン消費者新聞9月1日号に掲載予定)。(2005年8月5日発信)
http://web.archive.org/web/20051025195133/http://www.jc-press.com/news... [archive.org]■消費者最新ニュース8月
花王の食用油「エコナ」の成分、ラットの舌にガン促進作用を示唆=さらに実験を継続へ
花王の「エコナ」に含まれているジアシルグリセロールについて、オスのラットを使った実験で、「舌において扁平上皮ガンを促進させる作用」があることが示唆された。さらに実験は継続して実施される予定。2年前に同成分が含まれる「エコナ」関連商品が特定保健用食品として許可される際、ガン促進作用の可能性が指摘され、念のために追加実験を行うことが求められていた(関連記事はニッポン消費者新聞9月1日号に掲載予定)。(2005年8月5日発信)
そう考えると、「食品としてみればそんなものは他にごろごろころがってる」からと言って放置していていいのか…と言う風に思いますけど。
「試験自体がインチキ」というのは、議論できませんね。試験自体は外部機関を用いて、国際的なガイドラインにのっとった手法でGLPで行っているものですから、これが捏造・あるいは信頼できないなら学術論文や特許、あるいは厚生労働省の文書は捏造だったり信用できないものばかりですね。陰謀論の人には都合いいのでしょうけど。
>1日に体重60キログラム当たり30グラムのジアシルグリセロールを主成分とする油脂を12週間摂取する長期の安全性試験もやられております。これはヒト臨床試験をさすので動物試験と違いますよね。
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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家
危険性はどれくらい? (スコア:0)
台所の使いかけのボトルをいますぐ窓から投げ捨てなきゃ死ぬの?
それくらいは使い切っても今後末永く継続使用しなければ大丈夫?
どっち?
Re: (スコア:3, 参考になる)
花王はトクホの申請時に発がん性試験を行ってる。
それによると、マウスでは最大9796mg/kg/dayを二年間投与しても発がんの増加は見られなかった。
だからそんなに発がん性が高いわけでもない。
懸念になってるグリシドールそのものが100ppm前後入ってると仮定しても、一生とりつづけた場合の発がんの増加は一万人にに4人以下。
コンタミネーションとしては懸念すべきだけど、食品としてみればそんなものは他にごろごろころがってるぞ。
カネミ油症ほど急速には出ませんが(Re:危険性はどれくらい? (スコア:2, 興味深い)
消費者団体は、この試験自体がインチキなのではないか?毒性についても健康上のメリットについても十分調査・監査せずに格段健康にいいようなイメージ操作に基づく販売だけが続けられてると主張してきたわけで。
「エコナ マヨネーズタイプ」の特保申請を審査した議事録から:
要は、この議事録などを論拠に「エコナ」のメーカ側の安全性試験やメリットに関する試験が形式的な物であって実際の慢性毒性は厚労省では評価されていない。と言うのが「エコナ」発売以降指摘されていて、その上で「エコナ」が特保を取る特徴でもあるDGに舌癌を促進する危険性が四年前に指摘された訳です。
そう考えると、「食品としてみればそんなものは他にごろごろころがってる」からと言って放置していていいのか…と言う風に思いますけど。
Re:カネミ油症ほど急速には出ませんが(Re:危険性はどれくらい? (スコア:2, すばらしい洞察)
「試験自体がインチキ」というのは、議論できませんね。
試験自体は外部機関を用いて、国際的なガイドラインにのっとった手法でGLPで行っているものですから、
これが捏造・あるいは信頼できないなら
学術論文や特許、あるいは厚生労働省の文書は捏造だったり信用できないものばかりですね。
陰謀論の人には都合いいのでしょうけど。
>1日に体重60キログラム当たり30グラムのジアシルグリセロールを主成分とする油脂を12週間摂取する長期の安全性試験もやられておりま
す。
これはヒト臨床試験をさすので動物試験と違いますよね。