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ユーザーからしてみれば、Google Booksは本当に便利。読みたくても絶版になっているものは読めるし、調べたい事柄を検索して、じっくり読むべき本は見つかるし。
日本じゃ、批判や訴訟なんて記事ばっかりで、建設的で有意義な意見や、対抗サービスを打ち出す事もなく。また、ウォークマンからiPodに時代が変わったように時が流れすぎていってしまうのだろう。
国立国会図書館の全文書電子化と、オンライン有料閲覧には期待してる。
いずれのサービスにしろ、コンテンツの利用料金が著作者に直接明朗会計で渡されるのであれば、変な権利団体とか、ちょっとしか印税を払わない出版社とかがスキップ、淘汰され作品を実際に作る人の利益になると思うのですが。
> コンテンツの利用料金が著作者に直接明朗会計で渡されるのであれば、
iTunesStoreでは権利者と先に交渉した上で許諾を受けた物を配信するというオプトインの手法を取ってる。対して、Google Booksは先に公開した揚げ句、権利者から言ってくれれば料金を払いますよというオプトアウトの手法を取ってる。
この一点を取っても、「コンテンツの利用料金が著作者に直接明朗会計で渡されるか」の観点においてもダメダメというしかない。
iTunesStoreは販売の取りまとめとiPodへのユーザーの囲い込みが目的であるのに対し、GoogleBooksは図書館の電子化、オンライン検索、閲覧を目的としたWebサービスで、著作者や遺族の数や連絡先の確認の難しさを考えればオプトアウトは合理的。
GoogleBooksから著作者への料金支払いは複写権に対するもので、初めから電子書籍として著作物を販売したいのならAmazoneと契約すればすむ。
「直接明朗会計」かどうかは、いわゆる権利団体や出版社に渡った金額のうち、実際の著作者にいくら渡されているか、不透明な既存の金の流れに対するものです。
ま、日本人であるならば、国立国会図書館の電子化と、さらなるオンラインサービスの発展に期待という事で。
今だって、近くの図書館にリクエストすればたいていの本は借りる事はできますし、なければ、国立国会図書館に行けば閲覧できますから。
一気にGoogleBooksによって、日本の本がただで読めちゃうなんてことは望んでません。
Google Book Searchとして検索キーワードから、自分の得たい情報が、どのような書籍に載っているのかがわかるだけでも、これまでの書籍検索では実現できていなかったことですから、大変価値のあることでしょう。
本筋から離れた突っ込みはともかくとして、要は、Googleが国の予算も使わずに図書館情報を電子化してくれて検索利便性のよいサービスを提供してくれるなら、大歓迎ですし、Googleのコントロールが気に食わないならMSでもAmazoenでも日本でも他国の企業、公共サービスも対抗して良いサービスを提供してくれればいいんです。
ユーザーは使いやすいものを使って、できない事があれば、他のサービスを組み合わせればいいんだし。結果として、Google Book Searchがアメリカ国内でより成功し、他国でも、同等のサービスを展開せざるを得ない状況になってくれればいいと望んでます。
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
音楽配信とiPodの二の舞 (スコア:1)
ユーザーからしてみれば、Google Booksは本当に便利。読みたくても絶版になっているものは読めるし、調べたい事柄を検索して、じっくり読むべき本は見つかるし。
日本じゃ、批判や訴訟なんて記事ばっかりで、建設的で有意義な意見や、対抗サービスを打ち出す事もなく。
また、ウォークマンからiPodに時代が変わったように時が流れすぎていってしまうのだろう。
国立国会図書館の全文書電子化と、オンライン有料閲覧には期待してる。
いずれのサービスにしろ、コンテンツの利用料金が著作者に直接明朗会計で渡されるのであれば、変な権利団体とか、ちょっとしか印税を払わない出版社とかがスキップ、淘汰され作品を実際に作る人の利益になると思うのですが。
Re: (スコア:0)
> コンテンツの利用料金が著作者に直接明朗会計で渡されるのであれば、
iTunesStoreでは権利者と先に交渉した上で許諾を受けた物を配信するというオプトインの手法を取ってる。
対して、Google Booksは先に公開した揚げ句、権利者から言ってくれれば料金を払いますよというオプトアウトの手法を取ってる。
この一点を取っても、「コンテンツの利用料金が著作者に直接明朗会計で渡されるか」の観点においてもダメダメというしかない。
Re:音楽配信とiPodの二の舞 (スコア:1)
iTunesStoreは販売の取りまとめとiPodへのユーザーの囲い込みが目的であるのに対し、GoogleBooksは図書館の電子化、オンライン検索、閲覧を目的としたWebサービスで、著作者や遺族の数や連絡先の確認の難しさを考えればオプトアウトは合理的。
GoogleBooksから著作者への料金支払いは複写権に対するもので、初めから電子書籍として著作物を販売したいのならAmazoneと契約すればすむ。
「直接明朗会計」かどうかは、いわゆる権利団体や出版社に渡った金額のうち、実際の著作者にいくら渡されているか、不透明な既存の金の流れに対するものです。
Re: (スコア:0)
あなたがアメリカ人なら(アメリカ国内で)絶版(扱い)になってるものは読めますが、日本人なら読めません、という話ではなかったっけ? ベルヌ条約+クラスアクションで対象になるのは世界中の著作者であって、利用者の方ではないのだから。
Re:音楽配信とiPodの二の舞 (スコア:1)
ま、日本人であるならば、国立国会図書館の電子化と、さらなるオンラインサービスの発展に期待という事で。
今だって、近くの図書館にリクエストすればたいていの本は借りる事はできますし、なければ、国立国会図書館に行けば閲覧できますから。
一気にGoogleBooksによって、日本の本がただで読めちゃうなんてことは望んでません。
Google Book Searchとして検索キーワードから、自分の得たい情報が、どのような書籍に載っているのかがわかるだけでも、これまでの書籍検索では実現できていなかったことですから、大変価値のあることでしょう。
本筋から離れた突っ込みはともかくとして、要は、Googleが国の予算も使わずに図書館情報を電子化してくれて検索利便性のよいサービスを提供してくれるなら、大歓迎ですし、Googleのコントロールが気に食わないならMSでもAmazoenでも日本でも他国の企業、公共サービスも対抗して良いサービスを提供してくれればいいんです。
ユーザーは使いやすいものを使って、できない事があれば、他のサービスを組み合わせればいいんだし。
結果として、Google Book Searchがアメリカ国内でより成功し、他国でも、同等のサービスを展開せざるを得ない状況になってくれればいいと望んでます。