アカウント名:
パスワード:
インプレスR&Dの調査結果 [impressrd.jp]によれば、電子書籍市場規模は2008年が464億円だそうな。特に携帯向けが伸びているらしく、おそらく2009年度もかなり成長があるものと思われます。とはいえ、紙の出版関係の落ち込みはそれでカバーできる範囲ではなさそうですね。
売り上げが良くて横ばい、総じて右肩下がりなのに点数は増えているらしく、実際には数字以上に厳しい状況らしいという話もよく聞きます。最近だとマンガの初回限定に特典DVDをつけるとかいろいろ工夫はされているようですが、そういう高付加価値戦略の取りにくい大衆向けの書籍や雑誌はもっと厳しくなっていくでしょうね。
行政なりなんなりが動いて、永続的に使用可能なDRMを出して欲しいと思います。
ううむ、国家は永遠と言っていいものなのでしょうかね?国と民間企業と、どっちが長生きするか(どっちがよりクライアントのために動くかという視点もあるか)というのは、一概には言えないんじゃないでしょうか。
Amazon.comだって、10年後に存続しているかどうかわかんないし。
あたしが子供の頃って言えば、ソ連が無くなるなんて思ってもみなかったし、自民党が下野するなんて思ってもみなかったし、東西ドイツだってずっと東西に分かれたままだと思ってました(西ベルリンに行ってみたかった!)。民間企業で言えば、山一証券がつぶれる
ホームビデオとDRMなデータでは「永続的に使える」の意味が違うと思うのですよ。
VHSで録ったホームビデオは、そろそろ再生機器が減ってきましたし、そろそろメディアも劣化してきてるでしょうし、DVDにコピーするなどが必要になります。DVDにしたところで、それが何年後まで再生できるかは怪しいものですし、Blu-rayか、その次の世代の何かかは分かりませんが、別のメディアにコピーする必要があるでしょう。
そういった技術的な事情はあるかもしれませんし、そのためには手間や費用が必要かもしれませんが、あなたはホームビデオをコピーし続け、未来永劫保存しつづける権利を持っています。
しかし、DRMの場合は、そうではありません。
データを再生するための環境が、データを提供した側によって用意されないと、それを再生する手段は(少なくとも合法的には)ありません。また、メディアが古くなっても、それを別のメディアに複製する手段も(少なくとも合法的には)ありません。(だったら購入しなおせばいい? 将来も売ってるかどうかなんて、分かりませんよ)
なので、DRMなデータに関しては、「永続的に使える」という言葉は、ホームビデオと同じ土台に立つこと。すなわち、「永続的に使える状態を保つ権利を有する」ことだと思うのです。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs
電子書籍市場は伸びている (スコア:3, 参考になる)
インプレスR&Dの調査結果 [impressrd.jp]によれば、電子書籍市場規模は2008年が464億円だそうな。特に携帯向けが伸びているらしく、おそらく2009年度もかなり成長があるものと思われます。
とはいえ、紙の出版関係の落ち込みはそれでカバーできる範囲ではなさそうですね。
売り上げが良くて横ばい、総じて右肩下がりなのに点数は増えているらしく、実際には数字以上に厳しい状況らしいという話もよく聞きます。
最近だとマンガの初回限定に特典DVDをつけるとかいろいろ工夫はされているようですが、そういう高付加価値戦略の取りにくい大衆向けの書籍や雑誌はもっと厳しくなっていくでしょうね。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:1, 興味深い)
どのDRMも決め手に欠けるというか、しょせん民間企業が出しているDRMなんていつまで持つかわからないと思っているので、行政なりなんなりが動いて、永続的に使用可能なDRMを出して欲しいと思います。
Amazon.comだって、10年後に存続しているかどうかわかんないし。
電子書籍のメリットはとても大きい、というか今じゃ本はコンピュータで作ることがほとんどなんだから電子書籍で出すのが一番自然だと思っていますので、永続的に利用できるDRMが登場したら乗り換える価値あり、と思っています。
Re: (スコア:1)
ううむ、国家は永遠と言っていいものなのでしょうかね?
国と民間企業と、どっちが長生きするか(どっちがよりクライアントのために動くかという視点もあるか)というのは、一概には言えないんじゃないでしょうか。
あたしが子供の頃って言えば、ソ連が無くなるなんて思ってもみなかったし、自民党が下野するなんて思ってもみなかったし、東西ドイツだってずっと東西に分かれたままだと思ってました(西ベルリンに行ってみたかった!)。
民間企業で言えば、山一証券がつぶれる
Re:電子書籍市場は伸びている (スコア:1)
ホームビデオとDRMなデータでは「永続的に使える」の意味が違うと思うのですよ。
VHSで録ったホームビデオは、そろそろ再生機器が減ってきましたし、そろそろメディアも劣化してきてるでしょうし、DVDにコピーするなどが必要になります。
DVDにしたところで、それが何年後まで再生できるかは怪しいものですし、Blu-rayか、その次の世代の何かかは分かりませんが、別のメディアにコピーする必要があるでしょう。
そういった技術的な事情はあるかもしれませんし、そのためには手間や費用が必要かもしれませんが、あなたはホームビデオをコピーし続け、未来永劫保存しつづける権利を持っています。
しかし、DRMの場合は、そうではありません。
データを再生するための環境が、データを提供した側によって用意されないと、
それを再生する手段は(少なくとも合法的には)ありません。
また、メディアが古くなっても、それを別のメディアに複製する手段も(少なくとも合法的には)ありません。
(だったら購入しなおせばいい? 将来も売ってるかどうかなんて、分かりませんよ)
なので、DRMなデータに関しては、「永続的に使える」という言葉は、ホームビデオと同じ土台に立つこと。
すなわち、「永続的に使える状態を保つ権利を有する」ことだと思うのです。
1を聞いて0を知れ!