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「プラズマクラスターイオン発生器」でオーディオの音質が良くなる? 」記事へのコメント

  • CDをWAVEファイルに変換して周波数特性の簡易計測を行ってみましたが、違いといえるような変化が全く見られなかった

    例えば適当なアンプの中のオペアンプを安物から高級品(?)に変えると
    それなりに音が変わりますが、通常のオーディオ帯の F 特なんて
    ほとんど変わらないと思いますが…
    そもそも全く変化がないならともかく「違いといえるような変化が
    全く見られなかった」って事は何かしら違ってるって事でそ?
    その違いが音の良さとして判別できるかどうかは別としても
    違いがあるって事のデータじゃないのかなぁ?

    • by Anonymous Coward on 2010年01月12日 12時43分 (#1701260)
      >そもそも全く変化がないならともかく「違いといえるような変化が全く見られなかった」って事は何かしら違ってるって事でそ?

      普通、そういった表現は「全く変化がない」という内容を、別の文章表現で示しただけ、と理解するべきではないかと。
      まぁこの手の表現の中には、確かにどちらにでもとれるような文章もあります。しかし、この例示については、理科系の文章 [amazon.co.jp]においても割と見られる書き方で、その場合は、ほぼ一意に「全く変化がない」と理解するべき表現です。

      #わざわざ「何らかの違いがある」と理解する方が、(少なくとも理科系の文章的には)曲解にあたる表現だと思いますが。
      親コメント
    • そもそも全く変化がないならともかく「違いといえるような変化が
      全く見られなかった」って事は何かしら違ってるって事でそ?

      すでにコメントがついてはいるのですが, これは理科系/文科系という違いではなく観測数値とそれに伴う誤差, および統計的なゆらぎの取り扱いを考慮するかどうかという違いです.

      たとえば精度1%の計測器で, タイミングAで1001という値がタイミングBでは1002という値が得られたとします. このとき2つの値は字面では違っているのですが, 計測精度が1%しか無いので有効な値としては同じになります. すなわちAとBとの間には「違いといえるような変化が全く見られなかった」ことになるわけです.

      このように, 違いがあったとしても, 違いに意味があるか(有意か)ということを常に問われるのが理科系の特徴と言えるでしょう(数学だと理想的な状況を定義できるので必ずしもあてはまりませんが). 同様に数値とその統計的な有効性を問われる経済学も似たようなものだと思います. 逆に普段こうした数値による評価に慣れていない分野の人は, 数字が出てくると, その有効性を考慮せずにそのまま受け入れてしまう傾向があるようです(まあ高校までの教育ではほとんど学ぶ機会が無いので仕方ないのですが).

      ですから, 多くの自称文科系の人が理科系をデジタル的と見ているのとは逆に, 理科系人間からは文科系の人がデジタル的な理解をするように見えてしまいます.

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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward

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