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サルにも組み込まれているから、人が人である云々ではないと思いますです。
でも、不思議だな~今の人間にもこういうことがおこってたりするのかな?いつの間にか、ニュータイプとかが誕生してたりするのかな?
こちらの分野は全くの門外漢ですが、ウィルスを取り込むことと、突然変異はどのような関係なのでしょうか?
多細胞、特に哺乳類ともなれば生殖細胞と体細胞の分化は非常にはっきりしているので、まずウィルスの遺伝子は生殖細胞に取り込まれる必要があります。そしてそのようなことは比較的難しいと考えられてきたので、突然変異は自身の遺伝子の複製ミス(重複、欠失、転座)を主な原因としてきたと思います。
生殖器官に選択的に感染するウイルスは水平伝搬の機会が増えたとも言えますね。
ただ、生殖器官でも卵や精子に感染しようと思うと結構難しい。特に哺乳類以降だとそういうウィルスもなかなか住みにくいかなと。例えば世に言う性病は性行為で感染しますけど感染場所は外性器に近い部位であったりして必ずしも精巣卵巣や精子や卵に感染するわけでもないですよね…。
宿主に遺伝情報のかけらを水平伝播させることそのものを目的にするなら生殖器のような部位を狙う手もあるでしょうが、ウィルス自身の繁栄のためにはもっと他個体への感染機会の多い部位、例えば消化器官や呼吸器官、表皮などに感染したほうが有利かと…。
なので私は下限として示された「4000万年以上」よりはもっとずーっと昔、もうちょっと生殖細胞に外部からアクセスしやすかった時期に取り込まれたのではないかなと…。
あるいは取り込まれる以前からかなり長く共生していたウィルスだったのか。
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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家
どんな影響をあたえているのか (スコア:1)
ということは人体に何らかの影響を与えているのですよね。
もしや、人が人である理由だったりして。
Re: (スコア:1)
サルにも組み込まれているから、人が人である云々ではないと思いますです。
でも、不思議だな~
今の人間にもこういうことがおこってたりするのかな?
いつの間にか、ニュータイプとかが誕生してたりするのかな?
Re: (スコア:1)
こちらの分野は全くの門外漢ですが、
ウィルスを取り込むことと、突然変異はどのような関係なのでしょうか?
Re: (スコア:1)
多細胞、特に哺乳類ともなれば生殖細胞と体細胞の分化は非常にはっきりしているので、まずウィルスの遺伝子は生殖細胞に取り込まれる必要があります。
そしてそのようなことは比較的難しいと考えられてきたので、突然変異は自身の遺伝子の複製ミス(重複、欠失、転座)を主な原因としてきたと思います。
Re: (スコア:2)
生殖器官に選択的に感染するウイルスは水平伝搬の機会が増えたとも言えますね。
Re: (スコア:2, 興味深い)
ただ、生殖器官でも卵や精子に感染しようと思うと結構難しい。特に哺乳類以降だとそういうウィルスもなかなか住みにくいかなと。
例えば世に言う性病は性行為で感染しますけど感染場所は外性器に近い部位であったりして
必ずしも精巣卵巣や精子や卵に感染するわけでもないですよね…。
宿主に遺伝情報のかけらを水平伝播させることそのものを目的にするなら生殖器のような部位を狙う手もあるでしょうが、
ウィルス自身の繁栄のためにはもっと他個体への感染機会の多い部位、例えば消化器官や呼吸器官、表皮などに感染したほうが有利かと…。
なので私は下限として示された「4000万年以上」よりはもっとずーっと昔、もうちょっと生殖細胞に外部からアクセスしやすかった時期に取り込まれたのではないかなと…。
あるいは取り込まれる以前からかなり長く共生していたウィルスだったのか。
Re: (スコア:2, 参考になる)
Kandoさんが述べているのは、(1)と(2)の境界を超えうるかどうか、という部分ですが、この部分についてはレトロウイルス/レトロトランスポゾンという先例が知られており、詳しく解析されてきた歴史から、今回のケースでことさら議論する重要性は低めです……体細胞系に入ったものが、生殖系に乗る確率は低いけれども、進化の歴史
Re:どんな影響をあたえているのか (スコア:1)
#補足。
これらの一過性の遺伝子導入法では、レトロウイルスベクター(やアデノ随伴ウイルスベクター)を用いて、ゲノム自体に外来遺伝子を組み込んでstable transfectantを得る場合とは異なり、通常は一過性に導入した外来遺伝子がゲノムに入ることは*めったに*ありません。が、ごくまれにこれらの遺伝子導入法でも、stable transfectantが得られることがあります。
#確率的には非常に低いですが。
ある意味では、今回の報告もレトロウイルス/レトロトランスポゾンではなくても、外来のウイルス遺伝子が進化の過程でゲノムに組み込まれた痕跡である、とも言えるかもしれません。