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引用元明示が国際的なルールであるならば、
ベルヌ条約の10条3項に
(3) Where use is made of works in accordance with the preceding paragraphs of this Article, mention shall be made of the source, and of the name of the author if it appears thereon.
⑶ ⑴及び⑵に規定する引用及び利用を行うに際しては、出所(著作者名が表示されているときは、これを含む。)を明示する。
とありますから、国際的ルールと断言できると思います。まあ、仮にベルヌ条約に未加盟の国が相手だったとしても、引用すれば元を示したくなる機会は頻繁に訪れるでしょうから、(規格に入れるか否かは別として)どっちみち必要なことじゃないですか?
cite属性とはあまり関係ありませんけど、例えば日本でも、論文の参考文献の書き方は業界団体がちゃんと標準化活動をしているわけじゃないですか。
科学技術振興機構.“参照文献の書き方”.科学技術情報流通技術基準 SIST ハンドブック.2008-05-23.http://sist-jst.jp/handbook/sist02_2007/sist02.htm#5-10 [sist-jst.jp],(参照 2010-02-03).
日本でも国文系なら『』を使う、といったルールがありますし、世界中にはさらに様々なスタイルがあります。例:
(1) NLM (MEDLINE) スタイル1),2) 米国国立医学図書館 生医学分野(2) ACS スタイル3) アメリカ化学会 化学分野(3) IEEE スタイル4) 米国電気・電子技術者協会 工学分野(4) APA スタイル5) アメリカ心理学会 学際分野(5) MLA スタイル6) 米国現代言語協会 人文・社会科学分野
http://sist-jst.jp/handbook/sist02_2007/sist02_k.htm#ST02_f [sist-jst.jp]
で、こういった引用符の有無とか、下線を引くとかは、もう、文字通り「スタイル」の話なので、理想を言えば、CSSが処理するのが一番いいと思うんですよ。つまり、そこらへんをCSSですっぱり決め打ちできるように、論理構造としてのマークアップが頑張ってほしいな、と。
<cite class="SIST" author="科学技術振興機構"> 参照文献の書き方</cite>
みたいな。
でも、WHATWGのHTML5:cite要素を見ると、どうもこういう方向には行かないらしい。http://dev.w3.org/html5/html-author/#the-cite-element [w3.org]しかも、依然として、cite要素はどうやってquote系要素と結び付けていいのかわからないので、cite属性は責任重大なんですよね。
いっそ、
<blockquote cite="#ref1">春はあけぼの</blockquote>...<cite id="ref1">枕草子</cite>
みたいに使えばいろいろ整合性がとれるんですが、こういう縛りに世間的な合意があるわけじゃないですからね。
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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家
調べずにテキトー書くけど、 (スコア:0)
であるとHTML規格側でどうこうってのは無理な相談なのかも知れない。
引用元明示が国際的なルールであるならば、
引用のための要素であるblockquoteでそれを十分に満たせないのは、
仕様の不備・不足であるように思う。
# ちなみに、citeで書いてJSで表示する派
Re:調べずにテキトー書くけど、 (スコア:1)
ベルヌ条約の10条3項に
とありますから、国際的ルールと断言できると思います。まあ、仮にベルヌ条約に未加盟の国が相手だったとしても、引用すれば元を示したくなる機会は頻繁に訪れるでしょうから、(規格に入れるか否かは別として)どっちみち必要なことじゃないですか?
cite属性とはあまり関係ありませんけど、例えば日本でも、論文の参考文献の書き方は業界団体がちゃんと標準化活動をしているわけじゃないですか。
科学技術振興機構.“参照文献の書き方”.科学技術情報流通技術基準 SIST ハンドブック.2008-05-23.http://sist-jst.jp/handbook/sist02_2007/sist02.htm#5-10 [sist-jst.jp],(参照 2010-02-03).
日本でも国文系なら『』を使う、といったルールがありますし、世界中にはさらに様々なスタイルがあります。例:
http://sist-jst.jp/handbook/sist02_2007/sist02_k.htm#ST02_f [sist-jst.jp]
で、こういった引用符の有無とか、下線を引くとかは、もう、文字通り「スタイル」の話なので、理想を言えば、CSSが処理するのが一番いいと思うんですよ。つまり、そこらへんをCSSですっぱり決め打ちできるように、論理構造としてのマークアップが頑張ってほしいな、と。
みたいな。
でも、WHATWGのHTML5:cite要素を見ると、どうもこういう方向には行かないらしい。
http://dev.w3.org/html5/html-author/#the-cite-element [w3.org]
しかも、依然として、cite要素はどうやってquote系要素と結び付けていいのかわからないので、cite属性は責任重大なんですよね。
いっそ、
みたいに使えばいろいろ整合性がとれるんですが、こういう縛りに世間的な合意があるわけじゃないですからね。