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米国、「陪審員のインターネット利用制限」をより厳しくする方針を発表」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2010年02月05日 21時55分 (#1714497)

    日本ではまだそれ程問題となっていないが、今後マスメディアや世間注目の事件の陪審員裁判で同様の問題が表面化する気がする。

    日本で行っているのは、裁判員制度。 この文章では、どこの国で問題になるのか分からない。

    • by Anonymous Coward
      >このため裁判が評決不能になったり、裁判員が除名されたり罰金が科せられたりすることもあり問題となっていた。

      こっちは陪審員ですね。

      同じような役割でアメリカの制度の日本語訳と、日本の制度の日本語でちがうから面倒。
      • by Anonymous Coward

        同じように見えるかもしれませんが、違う制度です。

        日本の裁判員制度は素人衆が量刑まで決めるところが特徴です。
        そろそろ事例がたまってきていますが、いわゆる相場と比較して重刑になりがちという噂ですね。

        裁判員としてかかわった人は、該当事案について罰則付きの守秘義務を負うため、唆されてしゃべった途端にアウトというステキな特徴があります。

        • Re:どういう意味? (スコア:2, 参考になる)

          by Tsukitomo (22680) on 2010年02月06日 2時17分 (#1714581) 日記

          > いわゆる相場と比較して重刑になりがちという噂
          「「求刑の8掛け」と言われる従来の裁判官だけの裁判の“量刑相場”と変わらないことが17日、共同通信の集計で分かった。」 [47news.jp]そうですけど、どこの界隈でささやかれている噂なんですか?

          2009年に行われた裁判員裁判124件(128人)について、検察求刑に対しての量刑割合 [yahoo.co.jp]という具体的なデータもありますが、平均を出すと77.873で、やはり従来との差は少なそうですね。

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          Tsukitomo(月友)
          親コメント
          • by Anonymous Coward

            確かに平均は変わらないけど、新聞で読んだ記事によると、偏差値が高い。つまり、軽い罪では今までより量刑が軽くなり、重い罪では今までより重くなるっていう傾向があったはず。

            • by Anonymous Coward on 2010年02月06日 12時45分 (#1714669)

              極端な重罰化や過去の判例との乖離を防ぐ為、
              プロが量刑審議の時に素人である裁判員を誘導するとの事。
              過去の判例や事例などプロの理屈を並べて裁判員の異論・反論を
              丸め込んで、過去の判例との量刑格差を小さくしています。
              それでも審議が紛糾し多数決による決定となった場合は、
              制度上、プロである職業裁判官の一票が重く扱われます。
              その為、平均では裁判員制度導入前とさほど変わらなくなります。

              法曹界はいわば文系職種の頂点です。多少の意見の食い違い程度なら
              市井の素人を自分の土俵で丸め込むなどたやすいでしょう。

              ただ、婦女暴行などの凶悪な性犯罪に関しては
              裁判員の意見が重んじられる傾向が有り、その結果裁判員制度導入後は
              重罰化が進んでいますので、偏差値が高いという結論は
              裏で繰り広げられる量刑審議の一端のそれを裏付けています。

              親コメント
              • by Anonymous Coward on 2010年02月06日 15時49分 (#1714718)

                裁判に市民感覚を導入するのが目的なのだから、
                従来、量刑が軽すぎると一般人から思われていたような分野では、
                裁判員制度導入により、重罰化が進むのは当然のことですし、
                裁判員制度がうまく働いていることを意味すると思います。

                実際、近年(といっても裁判員制度導入以前)マスコミでも
                凶悪犯罪の量刑が軽すぎて犯罪被害者の人権がないがしろにされている、
                という意見がメインでしたし。

                親コメント
              • by Anonymous Coward

                最終的な量刑決定には、現職裁判官の票が少なくとも一票必要なんじゃありませんでした?
                なので、どういう議論がなされようとも、基本的には量刑のラインは8掛けに置かれるということ。

              • by Anonymous Coward on 2010年02月06日 21時23分 (#1714795)

                判例で身動きがとれなくなったので、裁判員制度で軽重の自由度を増やしてみましたということでしょうか?
                報復や処罰感情で量刑が決まるのを許容しているというか、利用している?
                飲酒運転による死亡事故とか、極端に重くなりそうですね。

                > 実際、近年(といっても裁判員制度導入以前)マスコミでも
                > 凶悪犯罪の量刑が軽すぎて犯罪被害者の人権がないがしろにされている、
                > という意見がメインでしたし。

                これだとマスコミの意見に流されてるのはむしろ本職の裁判官に見えます。
                自重されているのでしょうが、影響を受けているのを認めているようでしたら、
                新聞もテレビもネットもアクセス制限したほうがいいんじゃないですか?

                親コメント
          • by Anonymous Coward

            下のリンク先のグラフの生データ [geocities.jp]と思われるものを見つけました。
            弄って遊ぼうと思ったんですが、サンプル数が少ないので結局何とも言えず。

            強姦致傷(8人)は、7人の判決が「求刑の8掛け」より上でした。(懲役の中央値は求刑90ヶ月、判決87ヶ月)
            強制わいせつ致傷(7人)は、5人の判決が「求刑の8掛け」より上でした。(懲役の中央値は求刑36ヶ月、判決36ヶ月)

            覚せい剤取締法違反(13人)は、2人の判決が「求刑の8掛け」より上でした。(懲役の中央値は求刑132ヶ月、判決96ヶ月)
            傷害致死(8人)は、1人の判決が「求刑の8掛け」より上でした。(懲役の中央値は求刑84ヶ月、判決57ヶ月)

            せっかくなので対照的な例を挙げてみました。

        • by Anonymous Coward

          >>裁判員としてかかわった人は、該当事案について罰則付きの守秘義務を負うため、唆されてしゃべった途端にアウトというステキな特徴があります。

          英国でも陪審員は生涯守秘義務が付くはず。しかも唆した側も法廷侮辱罪でしょっ引かれた気が。そもそも事件報道自体が「重大な偏見を与える」と法廷侮辱法違反らしいですし。
          「裁判員の特徴」ではないでしょう。

にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー

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