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週刊ダイヤモンドの「電子書籍」特集、「自主規制」で中止に 」記事へのコメント

  • > 24日の電子書籍出版社協会会見。現場には行っていないが、
    > 日経MJ本日付記事には講談社の野間ジュニアが
    >「(著作者が出版社を通さずにネットで販売する)中抜きの恐れがある」と発言。

    > 編集と宣伝と販売に自信があるのなら、中抜きされても心配ないのではないか。
    >「ほら、うちの編集や宣伝がないと売れないでしょう」と言えばいい。
    > 結局、中抜きされて「何だ、出版社の編集や宣伝なんて不要だったのか」
    > と暴かれることが怖いだけではないのか。
    電子書籍出版社協会会見を受けての佐々木俊尚氏の批判 [togetter.com]

    • Re: (スコア:1, 参考になる)

      by Anonymous Coward
      著作者が直接出版するケースによる出版社が抱く危機感というより、
      配本業者の危機感ではないかと思います。

      日本の出版業界は出版社よりも配本業界のほうが支配的らしいので、
      配本会社の意向によっては、出版社には太刀打ちできない事態もありますね。

      検察の捜査方法に疑問を呈していた週刊朝日が、配本業者に対して働いた
      何らかの理由により、コンビニへの配本が停止されるという話がありました。

      出版社も、本屋も、配本会社への不満はよくもらしますね。
      「よく売れる本だが、お願いしても配本会社がまわしてくれない」
      とか。

      もし、この特集で配本業界の怒りを買った場合、週刊ダイヤモンドが本屋や
      コンビニへ配本されないという可能性もあるわけです。
      週刊ダイヤモンドや講談社としては、そのリスクを負ってまで問題提起してみる
      勇気がなかったということではないでしょうか。
      • by zzzzz (5124) on 2010年03月29日 17時58分 (#1740206) 日記

        出版した新刊本を取次に納品、取次から書店に配本という流れになるわけですが、取次は一定期間経つと、書店での実売数量にかかわらず、とりあえず納品された数量に対して70%(だったかな?記憶曖昧)分の代金を前払いしてくれます。当然最終的には書店から売れ残りが返本されてきて、その分を精算します。前払い分より売れてなければ取次に対して返金しなければならないのですが、この精算のタイミングにあわせて次の本を出して返金分より多く次の前払いをもらえれば、出版社サイドは当座のお金がまわります。

        また、雑誌の場合、店頭での実売がどうこうよりも、広告の入れ物であることが真の価値と言っても過言ではない雑誌が大多数を占めています。こういった雑誌なら、取次からのお金に加えて、発行する度に広告代金が期待できます。

        このようなお金のサイクルが毎月の金繰りにとって大きな支えになっている出版社がほとんどです。

        自転車操業を日がな繰り返しているのが再販制度に守られた日本の出版社。で、日東販を代表とする取次はこれら金欠企業たちに延々と追い貸しを繰り返している金融業者というのが出版業界の一面です。月々の精算の際、取次からの支払いではなく、版元からの返金が常態化するようになったら、当然取次が相手にしてくれなくなりますから倒産するしか道がなくなります。

        出版不況と言われながらも、書店のほうでは納品されても店頭に展示するスペースもないし、商品を入れ替えている時間もないしで、開封もせずにそのまま返本されてしまうことが分かり切っていても、延々と日々新刊が刊行されて行きます。出せば当座のお金が期待できるので。
        取次からの資金をアテにしたチキンレースをやっているわけですね。

        再販制度を守ろう云々という議論も、文化がどうしたとかはあくまで表向きの話。実際には委託配本と取次の前払いにどっぷり依存してしまい、抜け出しようがなくなっている出版業界の業態そのものを維持できなくなるから困る、というのが本音のところでしょう。

        特殊マーケットの実態に合わせて、AppleとかAmazonが、日本の取次が果たしている金融機能を肩代わりしてくれるのなら、多分どの出版社も諸手を挙げて歓迎すると思いますよ。

        ま、今は違う業界にいるからIDでいいか

        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2010年03月29日 23時50分 (#1740372)

          講談社がビビってるって、
          それを脅威だって思うほど、きちんと周りが見えてるようには思えないんだよな。あの会社は。

          >このようなお金のサイクルが毎月の金繰りにとって大きな支えになっている出版社がほとんどです。
          ブックフェアとかで小さなブースを出しているような中小出版社は、
          取次に収めても、代金が入ってくるのは半年後、なんてことがザラ。
          出版業界も格差社会です。

          >広告の入れ物であることが真の価値と言っても過言ではない
          そうそう。とにかく広告が付かない→廃刊→新刊でご祝儀広告を取って、ジリ貧になったらまた廃刊→新刊の繰り返し。
          一ツ橋系はドラ○もんや○NE PEACEやらキャラクター関連の稼ぎがあるけど、
          音羽系はさっぱり。島社○も社長になったけどそんなに稼いでないみたいだし。

          >日本の取次が果たしている金融機能を肩代わりしてくれるのなら
          多分、そこまで考えられる人って、大手の編集にはほとんどいないと思う。
          不況不況って雑誌で言ってるけど、今までの蓄積で意外と内部留保が多いから、
          書いてる本人たちは未だに高給取りで、給料が下がるなんて思ってないし(その分低賃金の非正規雇用も案外多い)。

          この不況の中、自分の給料の心配している大手出版社の社員って、滅多にいないでしょ?
          出版社に限らず、不況不況と騒いでるマスコミ全体がそうだけど。

          今はヤバいかもしれないけど、誰かが何とかしてくれるよ、ってみんなが考えてて、
          AppleやAmazonが電子書籍に入ってきたら、救世主だって喜ぶんじゃない?
          (紙媒体と電子書籍の著作権契約って、たしか違うよね?それ、どうするの?って聞いてもポカンとしてる出版業界の人、多いしな)

          #中の人じゃないけど、出入りはしているからAC。

          親コメント

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