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Microsoft が Itanium 向け開発終了を宣言」記事へのコメント

  • ところで、今までこの手の話題が出てきた場合

    「アーキテクチャ的には素晴らしかったが、商売としては失敗したね」

    ……と言った声が、多少は出るものなのですが。
    Itaniumに関しては、アーキテクチャ的に惜しむ声を余り(と言うか全く)聞きませんね。

    かなり今更な話になるのですが、純粋に技術面から見たItaniumってどうだったのでしょうか?

    • by Anonymous Coward
      Itaniumにつていてば、設計時点の技術トレンドを読み違えたということに尽きるのでは。

      ItaniumはRISCの処理能力(クロック周波数)が頭打ちになるという想定で設計された。
      VLIWとか豊富なページサイズのサポートとかいかに周波数以外のところで速度を稼ぐか
      という思想で設計されてる。(クロックチックを縮められないなら1クロックでできる
      ことを増やそうという発想)

      けど、実際はそうはならず、プロセッサの周波数は4GHzにも達しようという勢いで、
      8とか12とかのマルチコアなわけです。こんなもの一個のOSでは役不足なんですが、
      計算能力の需要が頭打ちなら仮想化しよう。そのためにはメモリ積めるだけ積もう。
      ページテーブルキャッシュすれば4Kページで128GBも夢じゃない。?!
      てなシステムが現在の主流です。

      どうみても不利なわけです。この上さらにIO仮想化とかつけてくれといわれる前に逃げ
      出すのが企業としては正解だと思う。
      • Itaniumにつていてば、設計時点の技術トレンドを読み違えたということに尽きるのでは。

        いや,開発ロードマップ通りに行かずに出遅れたことに尽きるでしょう

        当初の Intel+HP連合軍(1994~)による開発ロードマップ(取らぬ狸の計画)では,

        1. 1998,9年前後(?)には実戦投入を予定
        2. その投入予定時点での予想されるx86系を(圧倒的に)越える性能を実現
        3. (結果的に評判の悪かった)IA-32 エミュレーションも IA-64 の"圧倒的高性能"で, ソフトウェアエミュレーションでも十分に「既存 x86並」程度は実現できるはずだった
        4. 価格も Intel の力で PC-MPU(x86) なみの生産体制で パソコンとして手が届くレベル(高くてもせいぜいXeon程度)の値段

        計画された1990年代前半は PC用x86CPUと WS用CPU(AlphaAXP,Sparc,PA-RISC,POWER)軍団との 間には結構な性能差がありました(浮動小数点は圧倒的な差で,整数演算でも倍程度は違った気がする). Pentium投入時点でもまだRISC陣営とは結構差がありました. その時代に,Intel が将来のWS系の市場を制覇するためにHPと連合を組んだわけです. WS用CPUのパワーを持ってすれば,市場投入予定時点のPC用x86なんて楽勝で越えられるはずでした. またエミュレーションにしてもその圧倒的(以下略). 最後の点は微妙な推測かも知れませんが….

        ただ,開発が難航しているうちに,x86がAMD(+NexGen Nx686) K6~K7との競争で, 整数演算ではWS用RISC系に追い付く状況になる(1GHz競争のころ)なかで, 初代 merced が登場したときには x86処理に弱いIA-64CPU はPC用としての芽がなくなってしまいました. 実際Mercedの開発が遅れまくった証しとして,Merced 登場(2001)後1年程度で 早くも IA-64 2世代目の McKinley が出ています(2002).

        いざ生まれてみたら住むところがほとんどなくなっていたという, 今にしてみれば可哀想なCPUだと思ってます. (まあ,「予定された性能を叩き出せなかったCPU」とか「不幸な運命をしょったCPU」なんて 他にも籠から溢れるくらいありますけどね…)

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