アカウント名:
パスワード:
MathMLの普及を待ち続けて幾星霜という感じなんですが、書けないまま待っていてもしょうがないし、SVGがようやくという状況ですから、MathMLはあと10年はかかると思っていてもおかしくないと悲観的に考えています。
そんなわけで、数式を書きたい欲求はあるので、Blogとかで数式を書きたいときには、img要素のALT属性に「LaTeX」な数式を入れておいて、JavascriptでGoogle Chartを呼び出して必要に応じてクライアントサイドでImageを生成させてます。こうしておけば将来MathMLが普及したときにでも変換すればいいわけですから、それでいいかと思っています。待っていてもしょうがないし、少なくともフォントもバンドルして配ってクライアントで何も考えなくていいようになるまで、僕はMathMLは使えないと判断しています。
まあ僕のところはローカルのWebサーバでの処理でTeXが使える環境でサーバサイドで処理できるので、Google Chartに頼る必要はまったくないのですが、Javascript数行ですむ話でお手軽なので使っています。
基本的に同感です。
ただ、問題なのはアクセシビリティをどうしたらいいかということです。 WCAG 2.0 [jsa.or.jp]の方では、具体的なことが書いてないので、 WCAG 1.0 [u-shizuoka-ken.ac.jp]の方から引用します。
3.1 情報を表すのに適切なマークアップ言語が存在する場合、イメージではなく、マークアップを使用します。[優先度 2]たとえば、数式をマークアップするにはMathMLを使用し、テキストや制御レイアウトをフォーマットするには、スタイルシートを使用します。また、イメージを使ってテキストを表すことは避け、代わりにテキストとスタイルシートを使用します。指針6と指針11も参照してください。
情報を表すのに適切なマークアップ言語が存在する場合、イメージではなく、マークアップを使用します。[優先度 2]
たとえば、数式をマークアップするにはMathMLを使用し、テキストや制御レイアウトをフォーマットするには、スタイルシートを使用します。また、イメージを使ってテキストを表すことは避け、代わりにテキストとスタイルシートを使用します。指針6と指針11も参照してください。
なのですが、WCAG 1.0 チェックリストもどき [www.ne.jp] で下のようなツッコミが入れられた状態から 改善が余りないのが困りものです。
……という話なのですが、本当に MathML でどうにかなるのかは疑問です。
数式は、どうせ TeX から変換するので、 画像と MathML の両方を入れておいて、 スタイルシートかなにかで切り替えてみようかなとも考えているのですが、 どうしたものでしょう。
間が開いてしまって申し訳ない・・・
「情報を表すのに適切なマークアップ言語が存在する場合」という部分の解釈が難しいですね。現状何かしらの手を入れないと使えないものを存在するというのは、アクセシビリティの観点でどうか? まあ代替文字列としてLaTeXの数式をおいて置けば脳内で数式に変換して読めるだろうというのは期待して良いかもと思っています。(それでアクセシビリティは確保できているであろうと。MathMLを手書きする気にはなれないし、ソース読んでも頭の中で数式にならないです。)
最初のうちは画像で、見られる環境が増えてきたらMathMLで良いんじゃないだろうかと思っています。でもMathMLで良いであろうと言う日が来るのだろうか。いずれにしてもLaTeXから変換しないとマークアップした数式の可読性に問題はありますね。MathematicaとかWord2007とかを使えばいいのだろうか? あとhttps://eyeasme.com/Joe/MathML/MathML_browser_test.html [eyeasme.com]でFirefox3.6でSTIX Beta Fontsをインストールして出力をみるとなかなか良いので、IEさんもがんばってほしいなあ。IEにはSVGもがんばってほしいのだが。やはりIE6の停滞が長すぎたのもこういう周辺技術の停滞を招いているのではないかと思います。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
開いた括弧は必ず閉じる -- あるプログラマー
ただ待っていても書けないのは悲しい (スコア:2, 参考になる)
MathMLの普及を待ち続けて幾星霜という感じなんですが、書けないまま待っていてもしょうがないし、SVGがようやくという状況ですから、MathMLはあと10年はかかると思っていてもおかしくないと悲観的に考えています。
そんなわけで、数式を書きたい欲求はあるので、Blogとかで数式を書きたいときには、img要素のALT属性に「LaTeX」な数式を入れておいて、JavascriptでGoogle Chartを呼び出して必要に応じてクライアントサイドでImageを生成させてます。こうしておけば将来MathMLが普及したときにでも変換すればいいわけですから、それでいいかと思っています。待っていてもしょうがないし、少なくともフォントもバンドルして配ってクライアントで何も考えなくていいようになるまで、僕はMathMLは使えないと判断しています。
まあ僕のところはローカルのWebサーバでの処理でTeXが使える環境でサーバサイドで処理できるので、Google Chartに頼る必要はまったくないのですが、Javascript数行ですむ話でお手軽なので使っています。
Re:ただ待っていても書けないのは悲しい (スコア:1)
基本的に同感です。
ただ、問題なのはアクセシビリティをどうしたらいいかということです。 WCAG 2.0 [jsa.or.jp]の方では、具体的なことが書いてないので、 WCAG 1.0 [u-shizuoka-ken.ac.jp]の方から引用します。
なのですが、WCAG 1.0 チェックリストもどき [www.ne.jp] で下のようなツッコミが入れられた状態から 改善が余りないのが困りものです。
数式は、どうせ TeX から変換するので、 画像と MathML の両方を入れておいて、 スタイルシートかなにかで切り替えてみようかなとも考えているのですが、 どうしたものでしょう。
Re:ただ待っていても書けないのは悲しい (スコア:1)
間が開いてしまって申し訳ない・・・
「情報を表すのに適切なマークアップ言語が存在する場合」という部分の解釈が難しいですね。現状何かしらの手を入れないと使えないものを存在するというのは、アクセシビリティの観点でどうか? まあ代替文字列としてLaTeXの数式をおいて置けば脳内で数式に変換して読めるだろうというのは期待して良いかもと思っています。(それでアクセシビリティは確保できているであろうと。MathMLを手書きする気にはなれないし、ソース読んでも頭の中で数式にならないです。)
最初のうちは画像で、見られる環境が増えてきたらMathMLで良いんじゃないだろうかと思っています。でもMathMLで良いであろうと言う日が来るのだろうか。いずれにしてもLaTeXから変換しないとマークアップした数式の可読性に問題はありますね。MathematicaとかWord2007とかを使えばいいのだろうか? あとhttps://eyeasme.com/Joe/MathML/MathML_browser_test.html [eyeasme.com]でFirefox3.6でSTIX Beta Fontsをインストールして出力をみるとなかなか良いので、IEさんもがんばってほしいなあ。IEにはSVGもがんばってほしいのだが。やはりIE6の停滞が長すぎたのもこういう周辺技術の停滞を招いているのではないかと思います。