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なんだか残念ですね。まさか貴重本をこの手のサービスにつっこむ人も居ないとは思いますが。
(需要があるところにサービスが生まれるのは自然な流れだとは思うので是非は置くとして)
最近の裁断のちスキャンして処分という流れは、現代版の焚書とも言うべき事態で非常に残念な風潮だと思います。特に、元々電子データとして生まれる電子本と、個人が本を電子データにするのには大きな差があります。前者は提供側がいくらでも欲しい人に売れるのに対して、後者は現時点では譲渡にリスクが伴います。そこで止まってしまう。
いま手元にあるSFや小説の殆どは二度と手に入らない(その価値があると少数しか思わない)本ですし、その殆どが古本屋で見つけてきた本です。本の所有と、本の生き死にを決めるのとには差があると考える本読みはまだ多いと思いたいです。単なるデータがあれば良いって人が多いのかなあ。# 単なるデータの乗り物としか見なされない本が増えていることこそ、残念な風潮なのかもしれないですが:-(# 「いいまつがい」とか「どすこい(仮)」とかデータに出来ない本も大量にあるとは思うんだけどなぁ
> 最近の裁断のちスキャンして処分という流れは、現代版の焚書とも言うべき事態で非常に残念な風潮だと思います。
裁断せずにスキャンできるスキャナもあるそうですよ。Googleには。
ただコスト高だし、なにより鎖国状態の日本の出版業界はGoogleとかAmazonとかの黒船が大嫌いなようなので、「破壊的電子化」はその結果として避けては通れない道ではないかと。
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
オリジナルは無くなるの? (スコア:2)
なんだか残念ですね。
まさか貴重本をこの手のサービスにつっこむ人も居ないとは思いますが。
破壊的な電子化風潮は残念(Re:オリジナルは無くなるの? (スコア:3, すばらしい洞察)
(需要があるところにサービスが生まれるのは自然な流れだとは思うので是非は置くとして)
最近の裁断のちスキャンして処分という流れは、現代版の焚書とも言うべき事態で非常に残念な風潮だと思います。
特に、元々電子データとして生まれる電子本と、個人が本を電子データにするのには大きな差があります。
前者は提供側がいくらでも欲しい人に売れるのに対して、後者は現時点では譲渡にリスクが伴います。そこで止まってしまう。
いま手元にあるSFや小説の殆どは二度と手に入らない(その価値があると少数しか思わない)本ですし、その殆どが古本屋で見つけてきた本です。
本の所有と、本の生き死にを決めるのとには差があると考える本読みはまだ多いと思いたいです。
単なるデータがあれば良いって人が多いのかなあ。
# 単なるデータの乗り物としか見なされない本が増えていることこそ、残念な風潮なのかもしれないですが:-(
# 「いいまつがい」とか「どすこい(仮)」とかデータに出来ない本も大量にあるとは思うんだけどなぁ
Re:破壊的な電子化風潮は残念(Re:オリジナルは無くなるの? (スコア:2)
> 最近の裁断のちスキャンして処分という流れは、現代版の焚書とも言うべき事態で非常に残念な風潮だと思います。
裁断せずにスキャンできるスキャナもあるそうですよ。Googleには。
ただコスト高だし、なにより鎖国状態の日本の出版業界はGoogleとかAmazonとかの黒船が大嫌いな
ようなので、「破壊的電子化」はその結果として避けては通れない道ではないかと。
Re: (スコア:0)
民間企業なのにタダで他人の著作物を公開しようとしているGoogleと
著作物を販売するだけのAmazonを、版権を持っている出版社と同列に
扱っている。
前者と後者の違いは、手持ちの版権で食っていかなければならないかどうか。
極端な話、立場的には携帯サイトに着メロを違法アップロードする奴と
レコード会社くらいの違いがある。
それに、「裁断せずにスキャンできるスキャナもある」から非破壊的という
見方は、日本の個人に対してすべきか?
Googleだって裁断の許されない貴重な本を含むあらゆる書籍の電子データが
欲しいだけで、紙の形の本を残したい訳ではない。
日本だって、必要があればそのスキャナ(1000万円くらいだっけ?)を
買ってくればいいだけ。
しかし、問題はその購入者がどういう目的でスキャナを使うかだ。
公立の図書館的な組織が無料公開出来るように法整備してからでない限り、
Googleと同じく版権を持っているものが徹底的に拒否するだろうよ。
Re: (スコア:0)
> 欲しいだけで、紙の形の本を残したい訳ではない。
Googleのブック検索は自分で購入した書籍ではなくて図書館に所蔵された書籍を借りてスキャンしているだけなので、裁断してスキャンするわけにはいかなかったんでしょう。まさに「他人の褌」。
自前の書籍をスキャンするのであれば裁断した方が品質の高いスキャンが行えると思うので、許される状況であれば間違いなく裁断する道を選ぶでしょうね。