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航空機を撃墜できる「船舶搭載用レーザー」、米軍で試験開始」記事へのコメント

  • 大きな誤解 (スコア:1, 参考になる)

    by Anonymous Coward

    この手の大出力レーザーの射程が長いというのは大きな誤解じゃないかな。
    いくら波長が揃っていてもまったく拡散しないわけではないから距離が遠くなると面積あたりの出力が大幅に下がってしまう。
    産業用のフェムトレーザーなら大した出力で無くても鉄板に穴を開けることが出来るがほんの少し離しただけでもう無理。
    出力が大きくなるほど光が広がるのを防ぐのは難しくなる。
    そうじゃなければ、大陸間弾道弾や中距離ミサイル迎撃用に予算がついてるはず。
    どんなに費用がかかっても実質配備されてる施設のほんの周辺しか守れない某迎撃ミサイルよりマシなはず。
    この場合接近してくる飛翔体を大出力で蒸し焼きにしてるんじゃないかな?
    本当なら、狭い範囲にごく短時間照射出来れば効率的に破壊出来るんだろうけど、数キロ離れた相手だと原理的に無理。
    これだと電気代も大変だけど、次々新手が迫ってくると電源がもたないんじゃないか?

    • by nox_dot (11614) on 2010年07月23日 17時05分 (#1799608) 日記

      学部生時代にレーザ設備を間借りしていただけの者です。

      空気中で、ビーム径が1cm程度の高強度レーザを使うと、空気が熱せられてレーザ中央部の空気が薄くなり、空気が凸レンズになってレーザを集光させてしまう現象があるみたいです。
      ビーム径によってこの効果は発散・集光のどちらの側面を持つかが変わるので、微細加工レーザには発散の側面が強いかも知れませんが、兵器としてのレーザ径なら、集光効果の方が強いんじゃないでしょうか。

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