コメント: MNO と MVNO の混雑時の実効スループットには数十倍の違いがあります (スコア 4, 参考になる) 108
総務省が定めたガイドラインに基づいた「通信が特に混雑する時間帯」の実効速度(計1500地点の平均)は公開されています
A~B は、下位25%~上位25%の範囲を示したものです。
計測ソフトも、米国FCCが公開する計測ソフト(スマートフォン等の携帯端末用)をベースに、
総務省が実証時に作成した計測ソフトで統一されています。
・ドコモ
docomoの生データはこちら
Androidの実効速度(下り):140Mbps~237Mbps (中央値 190Mbps)
iOSの実効速度(下り):122Mbps~220Mbps (中央値 172Mbps)
・au
生データは地域ごとなのでリンク先参照
Androidの実効速度(下り):71Mbps~140Mbps (中央値 101Mbps)
iOSの実効速度(下り):57Mbps~115Mbps (中央値 83Mbps)
・ソフトバンク
生データ
Androidの実効速度(下り):81Mbps~132Mbps (中央値 104Mbps)
iOSの実効速度(下り):66Mbps~116Mbps (中央値 89Mbps)
・MVNO
総務省方式のデータはないので 格安SIM34枚の通信速度 (リアルタイムHTTPS速度) などを参照
※測定方法が違うので厳密には比較できませんが、空いている時間帯でも 10Mbps ぐらい、昼休みは 1Mbps ぐらいが格安SIM全体平均
不等号で書くと、
docomo >> 中央値で2倍近い壁 >> SoftBank ≒ au >>>>> 数十倍の超えられない壁 >>>>>> MVNO
といった感じです
生データを見ればわかりますが、MNO、特にdocomo は昼休みや通勤時間帯などでも、数十Mbpsを下回ることは殆ど無く、
フルHDの動画をいつでもスムーズにストリーミング視聴できる環境にあることがわかります
昼休みや電車の中で快適にネットをやりたかったら(動画視聴や画像を沢山含むブログ等のさくさく快適な閲覧をしたかったら)、MNO しか選択肢がないと言えるでしょう