JN1RNYのコメント: いつもニコニコ現金払い(Re:逮捕は刑罰じゃない) (スコア 5, 参考になる) 127
行政罰としての「反則金」は、現金オンリー。
そして、郵便局や銀行などの金融機関窓口での受け付けのみ。
// コンビニかPay-easyで納められると、利便性が向上して納付率が上がる…わけないか。
要は(下のコメントにもありますが)微罪を一々立件してたら当局が大変だし、前科者があふれて大変な
社会になってしまいそうなので、反則金という金(行政罰)を払えば罰金や懲役(刑事罰)は見逃してやるよ、
という(誰にとってか)ナイスな制度。
だから「納得いかん!俺は戦う!」のであれば、行政罰を受けない代わりに裁判になる、と。
で、交通事件は被告人の言い分を実質全く聞かない「略式手続」に乗せられることが圧倒的。
それこそ頑として正式裁判にしてくれと主張しないと、正式裁判にはならない。
ここまで頑張ると、概ね80%くらいが起訴猶予になるという民間調査を目にしたことがあります。
// コトがコトだけに、公式な統計はありません。
で、反則金を納めない場合ですが…。
刑事訴訟法に則った刑事手続になります。
逮捕するかどうかは、捜査官が必要性を判断し、裁判所に令状の交付を請求。
そして、警視庁24時でおなじみの逮捕シーンと相成ります。
裁判所が令状の請求を蹴ることは、実務上まずありません。
かつて、逮捕の必要はないと令状の請求を蹴った裁判官がいたのですが、その後容疑者が犯罪を重ねたという
悪しき前例がありますので…。
んで、労役ののお話し。
労役場留置は、裁判で確定した罰金がお金がないなどの理由で納められない場合、身体を拘束した上で拘置所で
室内作業をさせ、一日5,000円換算で罰金を納めたことにしてもらう制度です。
当然、独居です。テレビもありません。精神科の閉鎖病棟みたいなイメージです。
ネットもねえ、テレビもねえ、ラジオは決まった時間に決まった番組だけ聞ける。
回覧新聞はあります。確か、一人当たり15分だったかな。処遇施設によって違うかも知れません。