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iPodが出てきた当たりから表面化し始めましたけどソニー製品ってデジタルコンテンツのコピーの縛りが妙に厳しいことが多くてそれが使い勝手を悪くしてますよね。グループ内の音楽やら映画やらの企業への配慮でそうなってるんならいっそのことそれらの会社を捨てればいいのにと思う。今のところほとんど相乗効果を生んでないように見える。
いやいや、ずっと前から指摘されていることだから。
コロンビア映画を買収したときも、放送・映像機材のメーカーとどこで相乗効果が上がるのかと指摘されていた。CBSソニーのCBS出資分を買収して、完全子会社化したときもそう。
遅ればせながらそれに気が付いた東芝は、東芝EMIをEMIに売却しましたからね。東芝音工や東芝EMIを持っていたから、Aurexが売れていたとは思えないもの。
ただ、ソニーの場合、SCEはソニーとSMEの折半出資で、コンテンツ(プレステ用ソフト)の企画・制作などをSME出身者が担当したりしていた。
>> ソニーのコンテンツビジネスはどうみても成功でしょう。
それは単なる結果論であって,完全に論点がずれてます.
>> この数年のAVやゲーム部門の赤字を支えてるのが映画等のソフトコンテンツ部門と金融部門。
コロンビアを買収した時点で世界中から「どういうビジョンの元で買収するのか全くわからない」と指摘されても,まともな反論はできていませんでした.実際,買収直後から赤字垂れ流しでグループ内のお荷物状態だったのが,たまたま映画「スパイダーマン」が世界的大ヒットで大きな利益をもたらし,それから年に1本くらいの大ヒットを掴めるようになって最近は映画部門で利益を上げているというだけの話です.
もちろん,映画スタジオとしては優秀な成績ですが,それは単に「映画部門が儲かっている」というだけで,コロンビア買収が本来のソニーのビジネスに何か寄与したのは
>> ハリウッドの一員であるからこそBlue-ray規格も成功できたのだし。
の1点だけですよ.(それで十分,という話はあるかもしれないが)
で,ここで指摘されているのは,そういう「映画部門が赤字か黒字か」みたいな話じゃなくて「映画部門との連携による新しいビジネスのあり方を提示できるかどうか」という話です.その観点から言えば,ソニーの現状は単に「うちはAV機器も作ってますが映画部門もありますよ.それぞれ独立して商売してますが」というだけのことです.
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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs
日本人はコンテンツビジネスが下手 (スコア:0)
ここ5、6年の動きの鈍さを見ている限り、よほどの意識改革がない限り日本企業がコンテンツビジネスでメインストリーマーになる可能性なんてないのでは?
いまさらSonyの復権は無理でしょう。
Re: (スコア:0)
iPodが出てきた当たりから表面化し始めましたけど
ソニー製品ってデジタルコンテンツのコピーの縛りが妙に厳しいことが多くて
それが使い勝手を悪くしてますよね。
グループ内の音楽やら映画やらの企業への配慮でそうなってるんなら
いっそのことそれらの会社を捨てればいいのにと思う。
今のところほとんど相乗効果を生んでないように見える。
Re: (スコア:2)
いやいや、ずっと前から指摘されていることだから。
コロンビア映画を買収したときも、放送・映像機材のメーカーとどこで相乗効果が上がるのかと指摘されていた。
CBSソニーのCBS出資分を買収して、完全子会社化したときもそう。
遅ればせながらそれに気が付いた東芝は、東芝EMIをEMIに売却しましたからね。東芝音工や東芝EMIを持っていたから、Aurexが売れていたとは思えないもの。
ただ、ソニーの場合、SCEはソニーとSMEの折半出資で、コンテンツ(プレステ用ソフト)の企画・制作などをSME出身者が担当したりしていた。
Re: (スコア:0)
この数年のAVやゲーム部門の赤字を支えてるのが映画等のソフトコンテンツ部門と金融部門。
ハリウッドの一員であるからこそBlue-ray規格も成功できたのだし。
東芝EMI等のような国内マイナーな会社とは例としては不適切だし、較べるのは失礼すぎる。
参加のコンテンツ会社を売却した時、「HD DVDを本気でやる気あるのか?」と疑問視された事は
記憶にまだ新しいですよ。
そもそも、Aurexて売却する遥か昔に消滅してるような。
Re:日本人はコンテンツビジネスが下手 (スコア:5, すばらしい洞察)
>> ソニーのコンテンツビジネスはどうみても成功でしょう。
それは単なる結果論であって,完全に論点がずれてます.
>> この数年のAVやゲーム部門の赤字を支えてるのが映画等のソフトコンテンツ部門と金融部門。
コロンビアを買収した時点で世界中から「どういうビジョンの元で買収するのか全くわからない」と指摘されても,まともな反論はできていませんでした.実際,買収直後から赤字垂れ流しでグループ内のお荷物状態だったのが,たまたま映画「スパイダーマン」が世界的大ヒットで大きな利益をもたらし,それから年に1本くらいの大ヒットを掴めるようになって最近は映画部門で利益を上げているというだけの話です.
もちろん,映画スタジオとしては優秀な成績ですが,それは単に「映画部門が儲かっている」というだけで,コロンビア買収が本来のソニーのビジネスに何か寄与したのは
>> ハリウッドの一員であるからこそBlue-ray規格も成功できたのだし。
の1点だけですよ.(それで十分,という話はあるかもしれないが)
で,ここで指摘されているのは,そういう「映画部門が赤字か黒字か」みたいな話じゃなくて「映画部門との連携による新しいビジネスのあり方を提示できるかどうか」という話です.その観点から言えば,ソニーの現状は単に「うちはAV機器も作ってますが映画部門もありますよ.それぞれ独立して商売してますが」というだけのことです.