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GALAPAGOSの目指す方向って、マス向けのコンテンツをそろえてハードを普及させようというアプローチなんだろうけど、そのためにはDRMを用意して素性のグレーなルートから流れてくるコンテンツも閉め出しておく必要がある。まあここまでは理解できる。 問題は、マス向けコンテンツを出す側の事情。紙の印刷物と電子書籍を平行して出すには書籍生産の初期費用が倍近くに跳ね上がるのが現状のはず。少なくともコンテンツホルダとしてはその増えた分の初期費用を取り返す見込みが出ないことには話にならない。 ところが、同じユーザーは電子書籍を買うと紙の書籍は買わないし、逆もしかり。ということは、客層が同じならメディアを分散させるだけ損を出すことになる。本屋では買わないが電子書籍なら買ってもいいという潜在的なユーザーが相当数いないことにはコンテンツホルダにメリットが生まれない。 しかし、潜在ユーザーは現状携帯電話向けコンテンツでほぼ根こそぎ掘り起こしているはずで、どう考えても利益が出ない。
まあこのあたりの事情はiPadにしても同じで、目新しさで話題性があるうちはともかく、継続的に話題の新刊が提供される体制ってのはやっぱり作れないんじゃないかと思います。 実際、既存のPC向け、携帯向けDL販売サイトがこぞって集まってる状態であって、コンテンツホルダが積極的に参加しているかというとそういうわけではないんじゃないですかね。 むしろ面白いのは同人誌回りの電子書籍事情ですね。 どうも電子版のコミケカタログにメールアドレスを乗せてるサークルに無差別に出しているらしく、最近ちょくちょく同人電子書籍を出しませんかというメールが個人宛に来ます。 ちょっと調べてみたら、売る方も買う方もそこそこ需要があるらしく、結構な数の同人誌DL販売サイトがあります。コンテンツ数だけならそれこそ万を超えるところも。 同人誌は編集からオーサリングまでふくめでサークル側でやってるので、電子化に当たって追加でかかる金銭費用は事実上ない。そして紙の同人誌の方はというと基本的に即売会で売るものなのでダウンロード販売と客層がほとんどかぶらない。このあたりは商業出版とは大きく事情が違うようです。 この分野はすでにケータイ小説という成功例もあるわけで、素性や質はどうあれコミュニティと数は武器になりえます。こうやってあの手この手でコンテンツを集めるところから始めてるところがすでにあるってのは案外注目されてない気がします。
考えているのじゃ?だから自前のSpaceTownでなくTSUTAYAとの協業なんじゃないのか?TSUTAYAのサイトを見ればちゃんと同人誌も扱っているのを見ている筈だけど。
Androbook [itmedia.co.jp]レベルで充分な気もする。考えてみればこれだけでマーケットも使えて世界中で売れる訳ですよね。端末も1万円中華Padでも行けそう(その場合マーケットの問題は有るけど)だし。
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
コンテンツそろわないでしょ、これ (スコア:1)
GALAPAGOSの目指す方向って、マス向けのコンテンツをそろえてハードを普及させようというアプローチなんだろうけど、そのためにはDRMを用意して素性のグレーなルートから流れてくるコンテンツも閉め出しておく必要がある。まあここまでは理解できる。
問題は、マス向けコンテンツを出す側の事情。紙の印刷物と電子書籍を平行して出すには書籍生産の初期費用が倍近くに跳ね上がるのが現状のはず。少なくともコンテンツホルダとしてはその増えた分の初期費用を取り返す見込みが出ないことには話にならない。
ところが、同じユーザーは電子書籍を買うと紙の書籍は買わないし、逆もしかり。ということは、客層が同じならメディアを分散させるだけ損を出すことになる。本屋では買わないが電子書籍なら買ってもいいという潜在的なユーザーが相当数いないことにはコンテンツホルダにメリットが生まれない。
しかし、潜在ユーザーは現状携帯電話向けコンテンツでほぼ根こそぎ掘り起こしているはずで、どう考えても利益が出ない。
まあこのあたりの事情はiPadにしても同じで、目新しさで話題性があるうちはともかく、継続的に話題の新刊が提供される体制ってのはやっぱり作れないんじゃないかと思います。
実際、既存のPC向け、携帯向けDL販売サイトがこぞって集まってる状態であって、コンテンツホルダが積極的に参加しているかというとそういうわけではないんじゃないですかね。
むしろ面白いのは同人誌回りの電子書籍事情ですね。
どうも電子版のコミケカタログにメールアドレスを乗せてるサークルに無差別に出しているらしく、最近ちょくちょく同人電子書籍を出しませんかというメールが個人宛に来ます。
ちょっと調べてみたら、売る方も買う方もそこそこ需要があるらしく、結構な数の同人誌DL販売サイトがあります。コンテンツ数だけならそれこそ万を超えるところも。
同人誌は編集からオーサリングまでふくめでサークル側でやってるので、電子化に当たって追加でかかる金銭費用は事実上ない。そして紙の同人誌の方はというと基本的に即売会で売るものなのでダウンロード販売と客層がほとんどかぶらない。このあたりは商業出版とは大きく事情が違うようです。
この分野はすでにケータイ小説という成功例もあるわけで、素性や質はどうあれコミュニティと数は武器になりえます。こうやってあの手この手でコンテンツを集めるところから始めてるところがすでにあるってのは案外注目されてない気がします。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:0)
考えているのじゃ?
だから自前のSpaceTownでなくTSUTAYAとの協業なんじゃないのか?
TSUTAYAのサイトを見ればちゃんと同人誌も扱っているのを見ている筈だけど。
同人程度なら (スコア:0)
Androbook [itmedia.co.jp]レベルで充分な気もする。
考えてみればこれだけでマーケットも使えて世界中で売れる訳ですよね。
端末も1万円中華Padでも行けそう(その場合マーケットの問題は有るけど)だし。