アカウント名:
パスワード:
Crayみたいな時代と違って今はPCとかプレイステーションとかを大量に並べて速度をあげるという物量作戦になってきた気がする。となればスパコン作りは金持ち国が国の名を売る最適の分野ですかね。
まあそんなに簡単じゃないんでしょうけど。
中国国産CPUって、MIPSのパクリだっけ。それともパクリ元変えたのかな。
基礎研究を自分でせず他所の知的所有権を国家ぐるみで強奪する発展途上国のCPUなんてあんま意味ないっしょ
>中国国産CPUって、MIPSのパクリだっけ。
あっちは龍芯じゃありませんでしたっけ?設計の大部分がMIPSと同じと騒がれて,結局ライセンス契約したという.今回の飛騰はなんなんですかね.所轄も違うみたいなんで別物のようではありますが.
>基礎研究を自分でせず
いや,マテリアル系なんかの基礎研究では結構いい研究してますよ.ただ研究の分野が非常に偏っていて,経済に還元できそうな筋道の見えない分野への国からの予算はものすごく少ないという.まあ昔(高度経済成長期前から初期あたりか)の日本でも似たような傾向はありましたし,ある程度の経済規模に達した途上国全般(東南アジア諸国とか)がそう言う傾向ではありますが.#役にも立たなそうな分野の基礎研究に金を出せるのは余裕のある国だけ.#逆にあまりにも余裕のない国は,役に立ちそうな分野の基礎研究にすら金が出せない.
> マテリアル系なんかの基礎研究では結構いい研究してますよ
それは半導体分野でしょうか、それとも全く関係ない分野の話でしょうか。具体的な分野を上げてください。話に具体性がないと、単なる印象論のぶつけ合いで終わってしまいます。
>それは半導体分野でしょうか、それとも全く関係ない分野の話でしょうか。
一般的に言うマテリアル系と言うことで,別分野ですね(マテリアル系という区分け自体には半導体の素材自体は含まれますが,そちらは興味がないので中国の現状は謎).元コメ(私の上でのコメントのさらに親コメ)の書き方ですと基礎研究を全くやっていないような印象を受けるんじゃないかと言うことで書いてます.
>具体的な分野を上げてください。
例えばリチウムイオン電池における負極材料での,ナノ構造の作成法やら制御法などがあります.Nano. Lett.とかAdv. Mater.などでそこそこの頻度で面白い論文が出てきます.これらですと,
バッテリー開発やナノ粒子の話題はとても興味深いですね。ただしそれは応用絡みの「技術的な基礎研究」に過ぎず科学技術分野の基礎研究というには程遠いものを感じます。
また今回記事の主題はあくまでスパコン開発ですので畑違いの話をしても、あまり議論には寄与できないでしょう。
個人的には、Googleと中国がオーウェルの1984予言の延長線上で、それぞれ独自に「個人情報の一元管理に基づく高度な管理社会」の実現を急ぐ中で今回のような「スパコン」がどういった役目を担い、世界にどういう影響を与えていくのかといった社会学的考察も、IT分野の基礎研究として重要だと考えます。
スパコンには「基礎研究の道具」という側面もあるので考え直してみました。
もし仮に、バッテリー開発やナノ粒子研究分野で莫大な数値計算シミュレーションで解ける問題があって今回スパコンがそれに役立つと言うストーリであれば今回話題と無関係な話と言いきれないかもしれませんね。
ただし前回の中国産CPUは海外の知的所有権をパクった促成栽培だったことその背景にあるIT分野の基礎研究の欠落は、現時点では否定しにくいでしょう。このまま中国が安定して順調な発展を遂げ、潤沢な基礎研究投資の余裕が生まれればいずれ評価は変わるでしょうけれど。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
物量作戦 (スコア:1, 興味深い)
Crayみたいな時代と違って今はPCとかプレイステーションとかを大量に並べて速度をあげるという
物量作戦になってきた気がする。となればスパコン作りは金持ち国が国の名を売る最適の分野ですかね。
まあそんなに簡単じゃないんでしょうけど。
Re: (スコア:0, フレームのもと)
中国国産CPUって、MIPSのパクリだっけ。
それともパクリ元変えたのかな。
基礎研究を自分でせず他所の知的所有権を
国家ぐるみで強奪する発展途上国のCPUなんて
あんま意味ないっしょ
Re: (スコア:1)
>中国国産CPUって、MIPSのパクリだっけ。
あっちは龍芯じゃありませんでしたっけ?
設計の大部分がMIPSと同じと騒がれて,結局ライセンス契約したという.
今回の飛騰はなんなんですかね.所轄も違うみたいなんで別物のようではありますが.
>基礎研究を自分でせず
いや,マテリアル系なんかの基礎研究では結構いい研究してますよ.
ただ研究の分野が非常に偏っていて,経済に還元できそうな筋道の見えない分野への国からの予算はものすごく少ないという.
まあ昔(高度経済成長期前から初期あたりか)の日本でも似たような傾向はありましたし,ある程度の経済規模に達した途上国全般(東南アジア諸国とか)がそう言う傾向ではありますが.
#役にも立たなそうな分野の基礎研究に金を出せるのは余裕のある国だけ.
#逆にあまりにも余裕のない国は,役に立ちそうな分野の基礎研究にすら金が出せない.
Re: (スコア:1)
> マテリアル系なんかの基礎研究では結構いい研究してますよ
それは半導体分野でしょうか、それとも全く関係ない分野の話でしょうか。
具体的な分野を上げてください。
話に具体性がないと、単なる印象論のぶつけ合いで終わってしまいます。
Re: (スコア:5, 参考になる)
>それは半導体分野でしょうか、それとも全く関係ない分野の話でしょうか。
一般的に言うマテリアル系と言うことで,別分野ですね(マテリアル系という区分け自体には半導体の素材自体は含まれますが,そちらは興味がないので中国の現状は謎).
元コメ(私の上でのコメントのさらに親コメ)の書き方ですと基礎研究を全くやっていないような印象を受けるんじゃないかと言うことで書いてます.
>具体的な分野を上げてください。
例えばリチウムイオン電池における負極材料での,ナノ構造の作成法やら制御法などがあります.Nano. Lett.とかAdv. Mater.などでそこそこの頻度で面白い論文が出てきます.これらですと,
Re: (スコア:0, 荒らし)
バッテリー開発やナノ粒子の話題はとても興味深いですね。
ただしそれは応用絡みの「技術的な基礎研究」に過ぎず
科学技術分野の基礎研究というには程遠いものを感じます。
また今回記事の主題はあくまでスパコン開発ですので
畑違いの話をしても、あまり議論には寄与できないでしょう。
個人的には、Googleと中国がオーウェルの1984予言の延長線上で、
それぞれ独自に「個人情報の一元管理に基づく高度な管理社会」の実現を急ぐ中で
今回のような「スパコン」がどういった役目を担い、世界にどういう影響を与えていくのか
といった社会学的考察も、IT分野の基礎研究として重要だと考えます。
Re:物量作戦 (スコア:1)
スパコンには「基礎研究の道具」という側面もあるので考え直してみました。
もし仮に、バッテリー開発やナノ粒子研究分野で
莫大な数値計算シミュレーションで解ける問題があって
今回スパコンがそれに役立つと言うストーリであれば
今回話題と無関係な話と言いきれないかもしれませんね。
ただし前回の中国産CPUは海外の知的所有権をパクった促成栽培だったこと
その背景にあるIT分野の基礎研究の欠落は、現時点では否定しにくいでしょう。
このまま中国が安定して順調な発展を遂げ、潤沢な基礎研究投資の余裕が生まれれば
いずれ評価は変わるでしょうけれど。