アカウント名:
パスワード:
確か超電導電力貯蔵装置を使った無停電電源装置を導入していたような。でもこれでも0.05秒間の瞬断までにしか対応していないということなので、今回の事例を想定した場合だとラインの停止は免れないかもしれませんね。
半導体製造では、ほこり一つない状態が必要だ。いったん止まると設備の洗浄や製造途中の半製品の撤去、設備の点検を経ないと、再開できない [asahi.com]
と、長時間停止する必要があるようですね。でも、確かに空調が止まった途端にゴミが噴き出すとも考えにくいし、製造装置のUPSはちゃんと動いたみたいだし。
でも、生産管理情報が入っているサーバーはもっと長時間のUPSが付いているはず。少なくともちゃんとシャットダウン出来るくらいまでは。だからサーバーが落ちてデータが完全に飛んだとも考えにくいですが。
ほこり一つないという書き方が誤解を招きますね。実際には、ほこりの数が非常に少ない状態を、人体や衣服などから常に発生し続けているほこりをクリーンルーム外に排出し続けることによってキープしているので、空調が止まれば一気にほこりの数が管理範囲外になります。
復旧に時間がかかるというより、復旧できてることを確認するのに時間がかかるんじゃないかな。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家
関電エリアだけどシャープ堺工場の場合 (スコア:2, 興味深い)
確か超電導電力貯蔵装置を使った無停電電源装置を導入していたような。
でもこれでも0.05秒間の瞬断までにしか対応していないということなので、
今回の事例を想定した場合だとラインの停止は免れないかもしれませんね。
masamic
Re: (スコア:5, 参考になる)
この規格では50%のSAGに対して、0.2秒まで耐えなければならなかったと思います。
今回は、0.07秒間、電圧が最大で半分程度まで下がったとのことなので、停止は免れたはずです。
空調設備が停まったとしか書かれていないので、おそらく他の装置たちは問題なかったのでしょう。
空調設備の瞬低対策に不具合でもあったのかもしれません。
東芝は大本営発表 (スコア:0, 興味深い)
空調が止まったら単に再起動すれば良いだけの話で,ライン全体に影響が及ぶような事態にはならない。
半導体の製造ラインは工場全体が仕掛品倉庫みたいなもので,順次ごく一部のウェハーが製造装置内に搬送されて加工,加工が終わったら次の装置で加工するまでポッド(搬送用のウェハー・ケース)に入れられたまま保管状態になるという仕組みになっている。
空調が止まっても,製造装置が止まっても,その瞬間に加工中で被害が及ぶウェハーの枚数は想像以上に少ないんで
Re:東芝は大本営発表 (スコア:1)
半導体製造では、ほこり一つない状態が必要だ。いったん止まると設備の洗浄や製造途中の半製品の撤去、設備の点検を経ないと、再開できない [asahi.com]
と、長時間停止する必要があるようですね。
でも、確かに空調が止まった途端にゴミが噴き出すとも考えにくいし、
製造装置のUPSはちゃんと動いたみたいだし。
でも、生産管理情報が入っているサーバーはもっと長時間のUPSが付いているはず。
少なくともちゃんとシャットダウン出来るくらいまでは。
だからサーバーが落ちてデータが完全に飛んだとも考えにくいですが。
TomOne
Re:東芝は大本営発表 (スコア:4, 参考になる)
ほこり一つないという書き方が誤解を招きますね。
実際には、ほこりの数が非常に少ない状態を、
人体や衣服などから常に発生し続けているほこりをクリーンルーム外に排出し続けることによって
キープしているので、空調が止まれば一気にほこりの数が管理範囲外になります。
Re:東芝は大本営発表 (スコア:1)
クリーンルーム内の空気をフィルタ(HEPAやULPA)に通して塵埃を除去することでキープしているのではないでしょうか。
答えはある。それを見つける能力が無いだけだ。
Re:東芝は大本営発表 (スコア:3, 興味深い)
その圧力差が無くなると浮遊塵埃を含んだ空気が内部に流入する可能性は出てきます。
実際にそうなったかどうかは別として、これが否定できない以上、
生産に必要なクリーン度が確認できるまでは生産できないということかと。
海岸に落ちてるゴミを拾うのとは違って、どこに浮遊してるか分からない塵埃を減らさなくてはなりませんので、
時間掛かると思いますよ。
答えはある。それを見つける能力が無いだけだ。
Re: (スコア:0)
復旧に時間がかかるというより、復旧できてることを確認するのに時間がかかるんじゃないかな。