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元写真学生なので家でモノクロはライカ判はもとより4x5も現像からプリントまでやっていましたが、カラーはコストの面と臭いで手を出しませんでした。過去にDPE屋さん等で薬品交換のタイミングで機械の側にいたりすると鼻が曲がりそうな臭いをかいだりする事があった人もいるでしょう。まず家族持ちやアパート住まいなら確実に周囲から止められる事間違い無しの臭いです。モノクロを自前で現像からプリントまでやる人が多かったのは、コストもありますがそんなに臭いはヒドくない、というものあったかと思います。それでもカラーネガは薬品のキットもあり自家現像からプリントまで出来ましたが、リバーサルは乱暴な話、現像は薬品に浸けていけば良いというものではないので難しいと思います。コダクロームの発色は渋くて好きでしたが、使うカメラはデジカメに移って久しく、よくぞここまで続いたものだと驚いています。
ネガカラーのフィルム現像もプリントもやりましたし、内式リバーサルのフィルム現像(E-6)もやったことがありますが、技術的に難しいのとコスト的に厳しかったです。温度の管理がシビアだったし、ネガ・カラーのプリントはモノクロ用と比べものにならないくらい暗い中で作業しなければいけません。フィルム現像液で色々使い分けたり、焼き付けでいろんな技を使えるモノクロとは世界が全然違います。リバーサル・フィルムの現像は薬品の数がただでさえ多いのですが、コダクロームは外式の名の通り色素を後から加えることもあって一般向けの現像セットは手に入らなかったはずです。何せ最盛期でもいくつかの指定ラボでしか現像できなかったわけですし。
ネガカラーの場合はスキャンしてデジタル処理と割り切れば、ナニワの薬品に結構いい加減な温度管理でもそれなりの現像ができたりするんですけどね。(カラーバランスの心配ないし、今はDPE店でも大抵は同じような処理dなので)
ただし薬品自体の鮮度(一週間くらいで駄目になる)が問題なので、結局はDPE店に現像のみで頼んだ方が安くついたりするという…
コダクロームは他のカラーポジフィルムとは違い外式ですから、趣味人の手には負えなさそうです。コダクロームの現像を引き受けていた現像所は、日本では三社しかなかったはず。
カラーネガフィルムの自家現像ならやったことがあります。これはモノクロと同じくらい簡単にできました。カラーポジフィルムの現像は知らないけど。
カラーの印画紙現像は、天体写真で各種暗室テクニックを駆使する人(必ずしもプロではない)が結構いたはずです(伝聞ごめんなさい)
# ラッキーの引延機欲しかった中古のカラーペーパー現像ドラム結局使わなかったのAC
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保存性が良かったらしいけど (スコア:1)
私はPKLを数本使っただけですが、確かに二十年たっても褪色はないですね。
二十年前であれば、際だった微粒子とコントラストの強い独特の描写が売り
にできたけど、初代ベルビア以降、風景写真も世界的にも鮮やか系が主流にな
ったので、単に渋い発色のフィルムとしか売れなかったかもしれませんね。
フジフィルムとコダックを比較すると、コダックの方がコントラストが強く
渋い感じがします。日本の風景を撮るには、緑が鮮やかに発色するフジフィ
ルムのほうが良いでしょうねぇ。
アグファとかコダックとか、独特なフィルムがいろいろあったけど、最近は
選択肢が少なくておもしろみが無いかも。
高校時代はエクターとかコダクロームとかコダックを使ってたけど、ここ十年
はフジクロームばかり・・・。
Re: (スコア:0)
PKRと言えば、ゼロ・エマルジョンが出ると、店頭在庫が一気に捌ける光景が思い出されます。
最近では、鮮やかな発色と言う事なのか、(デジタル)写真が趣味って方に、エプソン製プリンタを好むかたが私の回りには多いです。
#でも、処理を全て自前でやるなら、本当に面白いのは、モノクロ写真だと思う。
#マスコ・タンクが大分眠ったままだなぁ。
素朴な疑問(ややオフトピ) (スコア:0)
白黒写真だと、フィルムの現像もプリントも自分でやるのが当然という雰囲気がありますね。
>処理を全て自前でやるなら、本当に面白いのは、モノクロ写真
のような。
でもそれなら、カラー写真でも現像・プリントを自前でやるのが趣味人としては当然なんじゃないんでしょうか。白黒写真なら趣味人レベルでもできるが、カラー写真は困難だ(使用薬品の危険性、管理の難しさetc)という、いわば便宜上の問題なんでしょうか。でもそれなら、たとえばカメラ本体に30万円とかレンズ1本に50万円とかカネをかけるのと同様暗室機材にカネを注ぎ込めばできることなんじゃ?仮にコダクロームを自前で現像できたら、商品寿命は今も続いていたかもしれないですね。
Re:素朴な疑問(ややオフトピ) (スコア:3, 参考になる)
元写真学生なので家でモノクロはライカ判はもとより4x5も現像からプリントまでやっていましたが、カラーはコストの面と臭いで手を出しませんでした。
過去にDPE屋さん等で薬品交換のタイミングで機械の側にいたりすると鼻が曲がりそうな臭いをかいだりする事があった人もいるでしょう。
まず家族持ちやアパート住まいなら確実に周囲から止められる事間違い無しの臭いです。
モノクロを自前で現像からプリントまでやる人が多かったのは、コストもありますがそんなに臭いはヒドくない、というものあったかと思います。
それでもカラーネガは薬品のキットもあり自家現像からプリントまで出来ましたが、リバーサルは乱暴な話、現像は薬品に浸けていけば良いというものではないので難しいと思います。
コダクロームの発色は渋くて好きでしたが、使うカメラはデジカメに移って久しく、よくぞここまで続いたものだと驚いています。
Re:素朴な疑問(ややオフトピ) (スコア:2)
また、プリンターと呼ばれる現像装置が必要ということで、それも個人でやるには障害となるようです。
結論としては、時間と場所、お金が十二分にあるひとでないと自家現像を定常的に続けるのはむずかしいということです。
Re:素朴な疑問(ややオフトピ) (スコア:1)
ネガカラーのフィルム現像もプリントもやりましたし、内式リバーサルのフィルム現像(E-6)もやったことがありますが、
技術的に難しいのとコスト的に厳しかったです。
温度の管理がシビアだったし、ネガ・カラーのプリントはモノクロ用と比べものにならないくらい暗い中で作業しなければいけません。
フィルム現像液で色々使い分けたり、焼き付けでいろんな技を使えるモノクロとは世界が全然違います。
リバーサル・フィルムの現像は薬品の数がただでさえ多いのですが、コダクロームは外式の名の通り色素を後から加えることもあって
一般向けの現像セットは手に入らなかったはずです。
何せ最盛期でもいくつかの指定ラボでしか現像できなかったわけですし。
Re: (スコア:0)
ネガカラーの場合はスキャンしてデジタル処理と割り切れば、ナニワの薬品に結構いい加減な温度管理でもそれなりの現像ができたりするんですけどね。(カラーバランスの心配ないし、今はDPE店でも大抵は同じような処理dなので)
ただし薬品自体の鮮度(一週間くらいで駄目になる)が問題なので、結局はDPE店に現像のみで頼んだ方が安くついたりするという…
Re: (スコア:0)
コダクロームは他のカラーポジフィルムとは違い外式ですから、趣味人の手には負えなさそうです。
コダクロームの現像を引き受けていた現像所は、日本では三社しかなかったはず。
カラーネガフィルムの自家現像ならやったことがあります。
これはモノクロと同じくらい簡単にできました。
カラーポジフィルムの現像は知らないけど。
カラーの印画紙現像は、天体写真で各種暗室テクニックを駆使する人(必ずしもプロではない)が
結構いたはずです(伝聞ごめんなさい)
# ラッキーの引延機欲しかった中古のカラーペーパー現像ドラム結局使わなかったのAC