俺は LGBT には理解がある方だと思う。俺自身、12才の頃は普通に「可愛い」と言われていて、少年漫画はストーリーが単純でつまらなく感じ少女漫画を好んで読んでいたし、料理をしたり、女の子より高い声で歌っていた。何より物事の感じ方や考え方が男の子より女の子の方に近いという特徴があった。とはいえ、これは「生まれ」ではなく厳しい父への反発、優しい母や姉に受け入れられたいという気持ちによるもので「育ち」の影響が大きい。幼少期には、怖い男の子より可愛い男の子の方が大切にされ易いという生存本能によるものだ。
振り仮名振らないといけないようでは本当に副作用が理解できたのか、と心配だが、これらの報道を手掛かりに検索してみると、
LH-RHアゴニスト製剤 [takeda.co.jp]は日本では武田薬品から乳がん治療薬として販売されているようだ。これでも判らないので、「LHRH Agonist GID」で検索する。GID は Gender Identity Disorder の略か。「当たり」の情報は The World Professional Association for Transgender Health の Standards of Care, 6th Version [wpath.org] (PDF) の 8-10 ページ。一部を抜粋して雑に訳すと
Fully reversible interventions. These involve the use of LHRH agonists or medroxyprogesterone to suppress estrogen or testosterone production, and consequently to delay the physical changes of puberty. 完全に回復可能な治療。LH-RHアゴニストで第二次性徴を遅らせる。
この子は性同一障害じゃなくだたの少女少年。即刻人体実験は止めるべき (スコア:2)
この判断をした専門家達は、陰茎に火傷を負った少年の両親が、ジョン・マネーに、この子は女の子として育てた方が幸せだと説得され、手術をさせて女の子として育てたが、後に深刻な悩みを抱えて結局自殺するという悲劇に終った、「ブレンダと呼ばれた少年」の本で有名になったデイヴィッド・ライマー [wikipedia.org]の件も知らないのか?
俺は LGBT には理解がある方だと思う。俺自身、12才の頃は普通に「可愛い」と言われていて、少年漫画はストーリーが単純でつまらなく感じ少女漫画を好んで読んでいたし、料理をしたり、女の子より高い声で歌っていた。何より物事の感じ方や考え方が男の子より女の子の方に近いという特徴があった。とはいえ、これは「生まれ」ではなく厳しい父への反発、優しい母や姉に受け入れられたいという気持ちによるもので「育ち」の影響が大きい。幼少期には、怖い男の子より可愛い男の子の方が大切にされ易いという生存本能によるものだ。
それでも第二次成徴期が来れば、いつまでも可愛い男の子ではいられなくなる。女の子との決定的な違いは、男を好きにはならないという事だ。
女性的な知人がいて不思議に思っていたら、女の子が欲しかったので子供の頃に女の子の服を着せて育てたと母親から聞いた。知人は大型バイクを乗りこなすような面もあるが、今も人形が好きだったりもする。「親がこういう事をすると後で本人が苦労するな」と思った。この子はまだ12才だ。第二次成徴期を迎えていない。トランスジェンダーの父親が、息子も自分と同じくトランスジェンダーの道を歩ませようとしているのが明らかである。それも、自分では手に入れる事が無理だった、本当に女性らしい男の子にしたがっている。
毎日新聞で紹介されていたアンドロゲン不応症 [mainichi.jp]であれば、たとえ遺伝子がXYだろうと、膣が形成されるし外見も性自我も完全に女性、そして男性に恋をするとあっては、女性として生きる方が幸せだし男性として生きるのは無理だろうと思うが (てっきりこの子もこれかと思った) 仮に、アンドロゲンに対する感度が低い程度であれば(この子の場合はそれすらも疑わしいのだが)(一応)男でいいのではないか?
そもそもこの問題は、「男性か女性か」そのどちらか一つを選ばせるというステレオタイプ・偏見そのものである。「中性」のようなタイプの存在を認めず、受け入れないのである。「男か女か良く判らないけど、どちらかといえば男かな」「男らしくはないけれど、女にもなれないから、男で生きるか」みたいな、男女のどちらともはっきりしない性だって人間なのだ。ちょっとも男らしくない子が男子の制服で通学して一体何が問題なのか?
12才程度なら、女の子みたいな男の子は別に珍しくはなかろう。それを、抗ホルモン剤を与えて人工的にアンドロゲン不応症の状態を作り、思春期の男の子が自然に迎える第二次成徴期を押さえつけて、将来手術をしたときに女性として美しい外見が得られるように下地作りをする。恐るべき人体改造である。臓器移植法の改正でも問題となったが、12才の、しかもトランスジェンダーの父親の意向に影響を受けていると思われる子の意思表示は、将来も変わらないほど堅い決意なのか?
この子が将来、女性のほうを愛するようになったらどうする? なぜ自然に成長するままにしない? というか、この子の場合はどうみても男の子寄りだ。「抗ホルモン剤を与えなければ男の子のなってしまう」のが何よりの証拠。
この子が父親によってトランスジェンダーへの理解・注目を集める道具に利用されている事は、名前こそ伏せられているものの、この子の状況がマスコミを通し意図的に発表されている事から明らか。この程度は見抜くだろう、普通。
いずれ「素晴らしいトランスジェンダー治療の成功例」になるはずのこの子が、次第にマスコミに登場しなくなった時、この子の性同一障害治療すなわち女の子化改造作戦は実は大失敗で、この子は自分が男でも女でもないという地獄を味わっているだろう。デイヴィッド・ライマーの悲劇から何の教訓も得ておらず、歴史は繰り返すのである。
早くこの子を男の子に戻せ!
GIDの標準治療との事で「人体実験」発言はお詫びして取り消しをさせて下さい (スコア:2)
神戸新聞が詳しいが、事実を羅列すると治療にあたっているのは大阪医科大ジェンダークリニック。兵庫の小6年男児は血液中の男性ホルモン濃度から第2次性徴が始まった事が確認されたため、抗ホルモン剤「LH―RHアゴニスト」を月1回注射。副作用の説明書には漢字に振り仮名が振られた。
振り仮名振らないといけないようでは本当に副作用が理解できたのか、と心配だが、これらの報道を手掛かりに検索してみると、 LH-RHアゴニスト製剤 [takeda.co.jp]は日本では武田薬品から乳がん治療薬として販売されているようだ。これでも判らないので、「LHRH Agonist GID」で検索する。GID は Gender Identity Disorder の略か。「当たり」の情報は The World Professional Association for Transgender Health の Standards of Care, 6th Version [wpath.org] (PDF) の 8-10 ページ。一部を抜粋して雑に訳すと
よって、今回のは最初の段階。第二次性徴を注射で遅らせる期間だが、報道では2年とあるが…女性になるか、男性で生きるか、慎重に判断し、やはり女性でとなれば治療の第二段階のホルモン治療、そして、最終段階の適合手術となるようだが、日本では18才未満では性同一の治療は認められないと思うので…現在12才なら、ホルモン治療に進むかどうかは2年じゃ決められないのでは。
マスコミに発表しているのは、周囲の理解と協力を得て偏見を取り除きたいという意図だと解釈できなくもないのだが、はっきり言ってここまで詳しく情報出しちゃうと「ああ、この子ね」と判る人も出るだろうな。
とにかくこの子は「治療」をしなければ、第二次性徴が現れ、精通があって、声変わりし、ヒゲも体毛も生える。そうすれば、露出の多い服を来た女性等を見れば性的刺激を受ける、健康な若い盛りの男の子になる。生物的には父親になる事も可能。でもこの子は、同意書には母親と共に書名した際に「うれしい。注射しても女の子になれないことは分かっているけど、男の子になるよりいい」と発言している。女の子のほうがいいというならともかく、何でそこまで男が嫌なのかな。放っておけばこの子は男性になる。注射では女の子になれない。将来、ホルモン治療と、手術をすればニューハーフにはなれるのだが…「男になるぐらいなら自殺する」というようなら女性として生きる方がいいというのは理解し易いけど、何がこの子にとって幸せなんだろう。この子と家族で決める事かな。今回は治療で慎重に見極めるための猶予期間が出来たという事か。
Re: (スコア:0)
>GIDの標準治療との事で「人体実験」発言はお詫びして取り消しをさせて下さい
長文で自説を展開した後で非を認めるのはある意味賞賛すべき事かもしれないが、
それを目立たないタイトルに入れて本文でスルーしてるのは男らしく無いと思う。
#とジェンダー差別な発言をしてみる
Re: (スコア:0)
2つ上のコメント [srad.jp]をしたACだけど、この報道の詳細は知らなかった。性同一性障害で変なことになってるなあ、という認識しかなかったけど、ある意味深刻なんだと再認識した。
おかまという例があるように日本の伝統にしたがっていけば、いいだけなんだと思うけどなあ。
Re: (スコア:0)
#私は小学生のころ、まさに、女の子のような男の子だったんです(涙)。さすがに学校では男の子でしたが、それ以外の場では遊びとかしぐさとか興味とか、男の子風なことはほとんどしてませんでしたね。髪も伸ばしてたし、化粧大好きで母親の化粧品で遊んだりするので、さんざん叱られてました。でも母親も雰囲気でわかってたのだと思いますが、その母親の機嫌のいいときには化粧もしてもらったし、七五三で七歳のお祝いをしたし、学校以外で着る服として女の子の洋服(早い話がスカートですね)をそろえてもらいましたし・・・で、自分は男の子ではないと思っていたように記憶します。
#その後私は対外的には「普通の」男性になってしまったのですが、今でも自分が男性であることに何とも言えない漠然とした不安感・不快感のようなものはあります。あの当時にこの報道のような性同一性障害医療があったとしたら、多分私は女性として生きることになっていたかもしれません。