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基本的に、太陽光発電システムは、系統連携で売電をします。が、これは、電力会社から電気が来ている場合。来ていないと系統連携が切れます。よって自分の家でもそのままでは電気が使えません。別コメントにあるように、自立型に切り替える必要があります。これは、電力会社が停電中に、太陽光発電から電力を逆送すると、うまく制御が出来なくなる、と、太陽光発電導入時に説明を受けました。
今のところ停電がないので、自立型で利用した経験はありません(準備はしています)。
ただ、太陽光発電システムがたくさんある地域では、日中の消費電力が相対的に減ります。うまくすれば日中の輪番停電を避けることが出来るかもしれません。
電気事業連合会のページ [fepc.or.jp]によると、太陽光発電の実績は年50万kWずつ増えています。応急対策としては役に立ちませんが、これから東京電力管内で集中的に導入すれば、10年で500万kW増やせます。さらに、輸入するとか、輸出分を振り替えるとかすれば、もう少し増やせると思います。
太陽光発電の電力は天候に左右され、不安定であるのが難点ですが、電力需要の多い夏場の日中のピークを支えてくれる助けにはなるでしょう。
至極どうでもいい話ですが、電気の世界では「連系」が正しい用語のようです。手元のskk様のannotationによると- 連系 : connected system- 連携 : coordination- 連係 : linkageらしいです。どうでもいいですね、すみません。
とはいえ、真夏のピークは5500~6000万kW位なので、到底足りないんですよね。福島の原発を除くすべての発電所をフル稼働しても5360万kWにしかなりませんし。(常時使えない水力とか、修理中とか点検中とか含めて)
よくわかる参考資料:東京電力の計画停電を考える [ameblo.jp]
東京電力の発電設備能力は、電源開発等の他社所有の発電所からの受電も含めると7769万kWあります。(出典) [tepco.co.jp]
そこから福島第一・第二原発、および休止中の柏崎刈羽原発2~4号機分を引いても6400万kW強です。実際には100%稼動というのはありえないので、そこからマージンを引くともう少し厳しい数字になりますし、実際には火力発電所等でも復旧に時間がかかるものもあるので、大変なのは間違いないですが。
他社からの受電をそのまま東京電力の発電能力にカウントするのは問題があると思います。 というのも、夏期間にもっとも多く東京電力に売電しているのは東北電力であって、今回の地震で多くの発電所がダメージを受けた東北電力からの電力供給を当てにするのが難しい状況であるからです。(東北電力も現状は計画停電を行っている状態) 東京電力だけでなく、東北電力側の発電所復旧も踏まえて考慮する必要があるでしょうね。
太陽電池が電力会社の敵みたいに思われてますけど発電設備を電力会社所有にして、レンタルという形で普及させれば、凄く増えるんじゃないかな、って思う。屋根を占有するから、壊れたり、家を壊しちゃったときの補償とかが面倒そうだけど。
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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy
系統連携が前提 (スコア:4, 参考になる)
基本的に、太陽光発電システムは、系統連携で売電をします。が、これは、電力会社から
電気が来ている場合。来ていないと系統連携が切れます。よって自分の家でもそのままでは
電気が使えません。別コメントにあるように、自立型に切り替える必要があります。
これは、電力会社が停電中に、太陽光発電から電力を逆送すると、うまく制御が出来なく
なる、と、太陽光発電導入時に説明を受けました。
今のところ停電がないので、自立型で利用した経験はありません
(準備はしています)。
ただ、太陽光発電システムがたくさんある地域では、日中の消費電力が相対的に減ります。
うまくすれば日中の輪番停電を避けることが出来るかもしれません。
電気事業連合会のページ [fepc.or.jp]によると、太陽光発電の実績は年50万kWずつ増えています。
応急対策としては役に立ちませんが、これから東京電力管内で集中的に導入すれば、
10年で500万kW増やせます。さらに、輸入するとか、輸出分を振り替えるとかすれば、
もう少し増やせると思います。
太陽光発電の電力は天候に左右され、不安定であるのが難点ですが、電力需要の
多い夏場の日中のピークを支えてくれる助けにはなるでしょう。
Re:系統連携が前提 (スコア:1, 参考になる)
至極どうでもいい話ですが、電気の世界では「連系」が正しい用語のようです。
手元のskk様のannotationによると
- 連系 : connected system
- 連携 : coordination
- 連係 : linkage
らしいです。どうでもいいですね、すみません。
Re: (スコア:0)
とはいえ、真夏のピークは5500~6000万kW位なので、到底足りないんですよね。
福島の原発を除くすべての発電所をフル稼働しても5360万kWにしかなりませんし。
(常時使えない水力とか、修理中とか点検中とか含めて)
よくわかる参考資料:東京電力の計画停電を考える [ameblo.jp]
Re:系統連携が前提 (スコア:2, 参考になる)
東京電力の発電設備能力は、電源開発等の他社所有の発電所からの受電も含めると7769万kWあります。(出典) [tepco.co.jp]
そこから福島第一・第二原発、および休止中の柏崎刈羽原発2~4号機分を引いても6400万kW強です。実際には100%稼動というのはありえないので、そこからマージンを引くともう少し厳しい数字になりますし、実際には火力発電所等でも復旧に時間がかかるものもあるので、大変なのは間違いないですが。
Re:系統連携が前提 (スコア:2, 参考になる)
他社からの受電をそのまま東京電力の発電能力にカウントするのは問題があると思います。
というのも、夏期間にもっとも多く東京電力に売電しているのは東北電力であって、今回の地震で多くの発電所がダメージを受けた東北電力からの電力供給を当てにするのが難しい状況であるからです。(東北電力も現状は計画停電を行っている状態)
東京電力だけでなく、東北電力側の発電所復旧も踏まえて考慮する必要があるでしょうね。
Re: (スコア:0)
太陽電池が電力会社の敵みたいに思われてますけど
発電設備を電力会社所有にして、レンタルという形で普及させれば、凄く増えるんじゃないかな、って思う。
屋根を占有するから、壊れたり、家を壊しちゃったときの補償とかが面倒そうだけど。