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野菜や水道水などから微量の放射性物質が検出される」記事へのコメント

  • セシウム137が4万ベクレル検出されたほうれん草100gを毎日1年間食続けた場合で計算をしてみると、

    預託実効線量=0.1(kg)*1.3*0.00001(mSv/Bq)*40000(Bq/kg)*365日=19.0mSv

    極めて低い被ばく線量の場合も確率的影響の比例関係が成り立つと仮定して、ICRPの癌発症の確率的影響の比例定数0.05を用いると、
    この19.0mSvという放射線量は、癌を発症する人を0.095%増加させると考えられる線量。

    これから、このほうれん草100gを毎日1年間食べ続けた場合、その後50年間に被ばくする放射線量で、癌を発症する人が0.095%増加する。
    (あくまで、極めて低い被ばく線量の場合も確率的影響の比例関係が成り立つと仮定して、ICRPの癌発症の確率的影響の比例定数0.05を用いた場合の結論)

    という結論が出ました。自分なりには、この結果が出てホッとしているんですが、あってますか?

    • by QT (16688) on 2011年03月23日 13時15分 (#1923826) ホームページ 日記

      いいんじゃないすかね?

      これが、経口での摂取で内部被曝をする際の50年分の
      積算被曝量も含めた係数だということが分かれば、政府
      や専門家のいうように、「食べても影響ないけど、なる
      べくなら食べないほうが…」という説明も納得できます。

      しかも、大半の放射性物質は表面に付着しているわけで、
      洗うだけでも1/10程度に減らすことができるということ
      ですので、実質的にはほとんど影響ないと見てよいでしょう。

      政府が出荷停止措置をしているのは、この基準値を超えて
      しまった製品を出荷しても、かなりの量はおそらく風評
      被害で売れないことになるので、それなら早めに措置法
      による出荷停止措置の対象にしてしまうことで、生産者
      に対する補償を早い時期から行えるという狙いがあるの
      ではないかと思っています。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        個人の健康としてはその通りですけど、公衆の健康という観点からは別の見方があります。

        単純のため期待値で考えますが、その食生活を日本国民全員が行った場合、10,000人規模がホウレン草由来の癌で死ぬことになります。つまり、今回の地震・津波被害そのものに匹敵するスケールの大災害になってしまいます。もちろん、そんなに大量のホウレン草は市場に流通させられないでしょうが、関東3千万が母数なら、3000人規模、その中でホウレン草を食べるペースを毎日から毎月、つまり30分の1に減らしても100人です。やはり、これは行政がアクションを起こすに値する

        • QTさん、ACさん
          詳しい説明、ありがとうございます。

          そうですね、やはり規制はすべきですね。「ホッと安心した」というのは語弊がある言い方だったかもしれません。
          会見のときやテレビには、伝えるときに、どの程度のリスクが含まれるのかを「年間に受ける自然放射量の半分になる」とかではなく
          もっと、具体的に分かりやすく伝えて欲しいですね。なかなか難しいのかもしれないですが・・・。それがしっかり伝わらないと、最悪みんなが冷静さを失ってしまって、先日の買占め問題以上の事態になる可能性も大いにあると心配です。

          今、暫定基準の見直しがされているようですが、このタイミングでは、絶対に基準を変えてほしくない。それこそ、基準を誰も信用しなくなって、風評被害はもっと大きくなって、収拾がつかなくなってしまうのではないかと、非常に心配です。

          早く事態が収拾して欲しいです。

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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」

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