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単一光子が作る単一電荷とスピンの検出に成功」記事へのコメント

  • 量子状態を操るのは,光が一番簡単です.
    最近では単一光子を発生させられますし,entangleした光子対なども簡単に作れる,縦偏光-横偏光だの円偏光の右巻き左巻きといった二状態を量子ビットとしたような系も簡単に実現できる.演算面を見ても偏光素子での偏光の分割,ビームスプリッターによる分割(単一光子の場合,経路Aに進んだ状態と経路Bに進んだ状態の重ね合わせが作れる),またその逆過程によって複数の状態を重ね合わせる(異なる経路を通ってきた光をビームスプリッタに入れて一つの光にする)とかが出来ます.検出も,単一光子検出が簡単にできる

    • by Anonymous Coward

      ・光と電子の情報受け渡しに成功
      ・光を通信、電子を演算に使うための要素技術
      ・超光速ネットワークと演算装置間の夢が一つ埋まった

      こんなイメージ?

      # 俺が生きているウチに実現するかよく分からん話

      • by Anonymous Coward

        超光速は無理だと思います……
        #少なくともこの技術の発展系としては。

        • by Anonymous Coward

          超光速は無理だと思います……
          #少なくともこの技術の発展系としては。

          え?何で光子を使った量子テレポーテーションを使えば
          光子で超光速ネットワークが構築できて、その光子を電子に転写することで
          電子回路とつなげるんじゃないの???

          # 今回の技術で超光速ネットワークを作れるとは思ってないけど
          # phason氏がentangleした光子対とか出してくるからそういう狙いかなぁ、と

          • Re: (スコア:2, 参考になる)

            量子テレポーテーションでは超光速で有意な情報を送ることは出来ません.
            量子状態自体は超光速で変化しますが,それを有意な情報として取り出すために必要な情報自体は古典的な経路(光速以下の経路)で送る必要があります.
            #この古典的な情報無しで観測すると,単なるランダムなデータとしてしか取り出せない.

            今回の技術などの発展系としては,
            ・インターコネクトに光を利用した量子コンピュータ
            ・途中で量子誤り訂正などを行いながら伝達する量子暗号
            とかまあその系統じゃないかと.

            • Re:簡単に関連事項など (スコア:1, おもしろおかしい)

              by Taiyakiss (12783) on 2011年04月11日 19時57分 (#1934568) ホームページ 日記

              現時点では1個の電子の量子状態を観測し制御する実験装置の段階なので、
              本物の、実用性のある量子コンピュータを作れるのは
              10年後とか50年後とか100年後になるのだと思いますが、

              量子のスピン状態や量子テレポーテーションを
              演算の超高速化に利用するのは無理だと(現時点では)仮定するとして、

              例えば仮に、
              ビル・ゲイツさんとか故マイケル・ジャクソンさんとか、
              やらないだろうけどマーク・ザッカーバーグさんとかの、
              変人かつ大金持ちの人が、
              この実験装置をそのまま超大量に作って並べて、超巨大なロジックを組み上げて、
              量子演算で動くPDP11や4004のクローンを作るよ~プロジェクトを今日立ち上げたら、
              やろうと思えば、装置全体の演算速度は遅くなってしまうので実用性は皆無なものの、
              いちおう本物の「使うことができる」量子コンピュータが稼動できちゃうってことですかっ!?
              夢のような辛い現実ような、やっぱり夢のお話ですが。

              親コメント
              • >装置全体の演算速度は遅くなってしまうので

                量子演算でビット数を増やすには,すべてのビットの間でentanglementが成り立っていないといけません.つまり,すべてのビットが一つの量子系として渾然一体となっていなくてはいけません.
                AとBという二台の装置があったとして,Aから情報を送ってBに伝えて,Bから情報を送ってAに伝えることが出来ても,ビット数は増えません.単に,少ないビット数の量子コンピュータが2台あるだけになってしまいます.
                1bitのCPUが32個あっても32bit CPUにならないのと似たようなもの,と言ったら良いでしょうか.
                #でも32bit CPUを2個並べると64bit級にはなる(違う)

                もちろん問題を古典的に細かな単位に分解して,非常に単純な量子コンピュータ(現時点で世の中で実現しているのはたったの数qubit)で解ける問題の積み重ねにまでしてやればまあ(現在でも)出来ないことはありませんが,それはもはや古典的なコンピュータに,量子コンピュータの原理を使ったものが補助回路的に入っている,というような物体になってしまいますので……

                古典で言うと……なんでしょうかね.
                例えばPCで,プログラムを入力するとそれを機械式リレーの入出力の列(ただし情報を一時保持しておくためにPC上のメモリを使う)に変換して,I/Oを通して外部に接続したリレーに1ステップ出力,その結果を1ステップ読み取り,メモリにストアして,それを元にまた何をリレーに出力するかをPC上で普通に計算してリレーへ……
                という仕組みがあったとして,これを機械式リレーを用いたコンピュータと呼べるかというと違う気がするんですよ.それと同じ感じで.

                親コメント
              • by Anonymous Coward

                元コメントのtaiyakissです。

                いまの段階では、どんなに予算を掛けて大掛かりな装置を作ったとしても、
                数ビットのon/offと、数ビットのメモリ程度にしか動作しないということなのですね。

                1ビットスライスのアキュムレータみたいな原始的な装置を発想して書き込みしました。

計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである

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