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水銀の水俣湾への推定総排出量は 75∼150 トンとも ...。塩化第2水銀だと0.5gが致死量だそうですので、単純計算では1億人ぶんの致死量の水銀。
放射性物質の危険性の考え方はICRP 1990が主流ですが、いかんせん古いです。その後、別の組織によって新しくECRR 2003という、より見方の厳しいものが作られましたが、まだ仮説の域です。今回の福島の件で、結論が出るのではないでしょうか。
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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy
どっちが怖い? (スコア:1, 参考になる)
世の中には色々な発ガン性物質や蓄積性の毒物があって被害を及ぼしている。
ぱっと思いつくのが水俣病の有機水銀とかアスベストとか。
たとえば水俣病の場合、1940年代から少しずつ見られるようになり50年代に問題となり58年に漁獲が禁止、68年にようやく排水が止まり、73年に汚泥除去や魚の処分を行う事が決まり、90年に汚泥除去が完了、97年に魚介類の安全が確認された。汚染の影響が出てから除去まで実に4-50年。
イタイイタイ病の場合も、問題が明るみになったのは50年代、汚染の除去は79年になってから始まり、今も続いている。除去だけでも30年以上、発生から見れば50年以上。
アスベストの場合、古くから危険性を指摘する研究などあったようだが、広く認識され対応が始まったのが70年代、しかしその後も一部使用は続き、2005年にようやく規制が強化される。そして今後2020-40年にかけて建築解体などで廃棄がピークを迎えると予想されている。対策に30年、破棄に60年以上といったところ。
さて、今回の汚染はこれらに比べてどうなのだろうか。水銀、カドミウム、アスベストと比較して放射性ヨウ素、放射性セシウムの危険性はどれほどか。
そういった比較をしないと実感できないのではないだろうか。
Re:どっちが怖い? (スコア:1)
水銀の水俣湾への推定総排出量は 75∼150 トンとも ...。塩化第2水銀だと0.5gが致死量だそうですので、単純計算では1億人ぶんの致死量の水銀。
Re: (スコア:0)
放射性物質の危険性の考え方はICRP 1990が主流ですが、いかんせん古いです。
その後、別の組織によって新しくECRR 2003という、より見方の厳しいものが作られましたが、まだ仮説の域です。
今回の福島の件で、結論が出るのではないでしょうか。