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環境省、国内の自然エネルギー発電のポテンシャル分布図を発表」記事へのコメント

  • 太陽光発電(非住宅系)、風力発電(陸上及び洋上)、中小水力発電及び地熱発電(温泉発電を含む。)について、我が国における賦存量及び導入ポテンシャルの推計を行いました。

    って、どれも再生可能じゃないような。例えば地熱発電って究極的には放射性核種の崩壊熱だから原発と同じく数十億年前の超新星爆発エネルギーですし。っていうか「再生可能エネルギー」って言葉自体が熱力学第二法則に抵触しているんじゃないでしょうか。

    メガ年単位で「非枯渇性エネルギー」って言うんなら分かりますが。ああすみません「年」はSI単位じゃないですね。テラ秒単位で見てもいいです。

    天文学の予測する太陽の残り寿命は、同じく天文学者であったセーガンらの技術文明の寿命についての悲観的推測に比べれば無限と言っても差し支えないので、実時間太陽エネルギーは人類にとって「非枯渇性」と言えます。化石燃料は生物圏の分解能力が生産能力を下回っていた時代に蓄積された太陽エネルギーなので、使ってしまえばいずれ底をつく「枯渇性エネルギー」です。原子力も本来太古の超新星に由来する「枯渇性エネルギー」ですが、核燃料サイクルによって利用可能度を上げられる点がちょっとましかも知れないけれど現時点で人類はそこまでのテクノロジーを手にしていません。

    実時間太陽エネルギーとして古くから人類が利用してきたバイオマスエネルギーがこの環境省の資料ではオミットされているのがなぜなのかよく分かりません。広く薄くしか分布しないため化石燃料よりポテンシャルが低いからコスト的に見合わないのはわかりきっていますが。確かに世界的に見て超高価な日本人の人件費をかけなければ利用出来ないのでは勝ち目はありません。だからといって無視するというのも。

    バイオマスエネルギーにはRuBisCOの非効率性という原理的な問題があり、ポテンシャルも高くないので電力への変換効率が劣るため、面積あたりの発電能力という観点では技術の進歩で太陽電池に抜かれるかも知れません(現状はどうでしょう?)。しかし、日本のように水に恵まれた環境では「勝手に生えてくる」という利点があります。これは人類の感覚からすると「再生可能性」です。これを考慮せずになんとする。

    もちろんそのエネルギーの根源は1AU先で起こっている(まあ光球表面への伝達にかかる100万年くらいは無視するとして)水素の核融合反応であり、風力や水力と同じくそれをどう利用出来るようにするかの問題ではあるのですが。

    そういったことを考えると、太陽エネルギーにほとんど依存しない熱水噴出口生態系というのは大変興味深いものです。サツマハオリムシの実物を見たことがありますが(鹿児島水族館で)、あいつら野生では超新星を食って生きているのですから。え、話がそれすぎ?いいじゃないですか/.なんだし。

    --
    Jubilee
    • ネタで書かれてるようですが(楽しませて頂きました)、一応。

      >「再生可能エネルギー」って言葉自体が熱力学第二法則に抵触

      確かに厳密に言えばそうなんですが、
      太陽の残り寿命が50億年とかに対して現生人類の歴史なんてせいぜい数十万年なんで、それを心配するには4ケタほど修行が足りないです。
      地熱や潮汐も似たようなタイムスケール。論じておられるバイオマスも、元は太陽エネルギーです。
      私ら人類も、詰まるところは太陽の核融合エネルギーで生きてます。

      で、バイオマスの利用量があまりに少ない、という点は同感です。純粋に発電コストだけで見れば高いかも知れませんが、そのぶん化石燃料は輸入しなくて済みますし、上手に使えば森林保全&治水・農業畜産振興・地域の雇用や経済の改善など、波及効果が色々見込めるはず。

      現状でも積極的に取り組んでる例:http://www.town.kuzumaki.iwate.jp/article.php?story=20080920115543168

      もちろん甘やかしすぎて助成漬けになってもいけないのでサジ加減は重要(どんな技術でもそう)ですけど、今よりはもっと助成する価値があるだろうと思います。

      # 葛巻はNEDOの紹介資料があったと思ったが、見つけられず。どこ行った-。

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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家

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