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感情だって、ただのプログラムかもしれんのです。
プログラムよりもデータが重要って事に気付かないとね。定数埋め込むだけのなんちゃってPGなら兎も角、実際の処理は、プログラム(アルゴリズム)よりも、処理するデータの方が実体なんだから。//プログラムは静的でデータは動的
そもそも、人間の脳細胞の処理アルゴリズム自体は、極めて単純なことは判明してる。ただ、処理するデータと素子数が膨大で、単純にノイマン型プログラムでは真似出来てない。厭らしいのは、全並列処理の上に、処理データ自体で素子の閾値が変化して実効的なアルゴリズムが変化する事。ま、この辺は、ちょいニューロ関係を調査すれば、いかにデータがクリティカルに重要か分かるかと。
感情もどきをプログラムで真似る事は割合簡単だけど、所望の挙動を示す様なパラメータの設定と関係式がどんなものかを考察すれば、パラメータ数がドンドン増大して、気楽に「感情はプログラム」なんて言切れなくなると思うけどね。
複雑でも、プログラムはプログラムです。
いつの日か、コンピュータで脳細胞モデルをエミュレートすることはできるでしょう。少なくとも、計算機理論の上では可能です。
ただ、脳細胞モデルをエミュレートできれば感情ができたことになるのかは、今のところ、分かりようのないことです。
この手の話では毎度思うんだが・・・脳ってニューロンだけで機能してるわけじゃないよね。
本文にもあるけど、「4つのホルモン(オキシトシン、ドーパミン、セラトニン、エンドルフィン)」等の脳内物質も脳の動作に影響してるわけで。
ニューロンのみで演算が可能なのは既知の事象だけど、総体として働きや脳内物質の働きは未だに全て解明したとは言えない状態だよね。マクロ側の解析では海馬だの言語野だのって大雑把な領域単位の解析が基本で、細かくても数十ニューロン纏めて扱って視覚野が解析できるかどうかの状態で、その上任意学習に成り立つはずの脳でなぜ言語野などが
同意。感情の発生する仕組み、実際の脳の動き、現在できあがっている脳の動作モデル、そのどれもが別のもの(というか、等価だと言うには根拠が薄い)。
今の脳の動作モデルが実際の脳の動きを完全に説明しきれるものであり、脳の動きこそが感情の発生する仕組みであるというのなら、感情は計算可能なアルゴリズムの産物と言い切っていいと思うのだけど、今は言い切るほどの証拠はない。
# ドーパミンを求めて行動する脳の動作原理そのものを意志といい、ドーパミンを受容したときに「嬉しい」という感情を得るというのならば、# 現存のプログラムでも、感情に近いものを持っていても何ら不思議は無いように思える。
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー
リアルド○ルとかなんとか (スコア:3, おもしろおかしい)
とかなんとか真剣に考えずに
「やった!嫁が3次元にやってくるよ!!」などと即座に考える自分が痛ましい。
いや、「2つで充分ですよ」のネタも並行的に浮かんだのですが、
それは他のどなたかにお任せしますのです。
Re: (スコア:3, すばらしい洞察)
感情だって、ただのプログラムかもしれんのです。
1を聞いて0を知れ!
データが大問題 (スコア:1)
プログラムよりもデータが重要って事に気付かないとね。
定数埋め込むだけのなんちゃってPGなら兎も角、実際の処理は、プログラム(アルゴリズム)よりも、処理するデータの方が実体なんだから。
//プログラムは静的でデータは動的
そもそも、人間の脳細胞の処理アルゴリズム自体は、極めて単純なことは判明してる。
ただ、処理するデータと素子数が膨大で、単純にノイマン型プログラムでは真似出来てない。
厭らしいのは、全並列処理の上に、処理データ自体で素子の閾値が変化して実効的なアルゴリズムが変化する事。
ま、この辺は、ちょいニューロ関係を調査すれば、いかにデータがクリティカルに重要か分かるかと。
感情もどきをプログラムで真似る事は割合簡単だけど、所望の挙動を示す様なパラメータの設定と関係式がどんなものかを考察すれば、パラメータ数がドンドン増大して、気楽に「感情はプログラム」なんて言切れなくなると思うけどね。
-- Buy It When You Found It --
Re:データが大問題 (スコア:1)
複雑でも、プログラムはプログラムです。
いつの日か、コンピュータで脳細胞モデルをエミュレートすることはできるでしょう。
少なくとも、計算機理論の上では可能です。
ただ、脳細胞モデルをエミュレートできれば感情ができたことになるのかは、
今のところ、分かりようのないことです。
1を聞いて0を知れ!
Re: (スコア:0)
この手の話では毎度思うんだが・・・
脳ってニューロンだけで機能してるわけじゃないよね。
本文にもあるけど、「4つのホルモン(オキシトシン、ドーパミン、セラトニン、エンドルフィン)」等の脳内物質も脳の動作に影響してるわけで。
ニューロンのみで演算が可能なのは既知の事象だけど、総体として働きや脳内物質の働きは未だに全て解明したとは言えない状態だよね。
マクロ側の解析では海馬だの言語野だのって大雑把な領域単位の解析が基本で、細かくても数十ニューロン纏めて扱って視覚野が解析できるかどうかの状態で、その上任意学習に成り立つはずの脳でなぜ言語野などが
Re:データが大問題 (スコア:1)
同意。
感情の発生する仕組み、実際の脳の動き、現在できあがっている脳の動作モデル、そのどれもが別のもの(というか、等価だと言うには根拠が薄い)。
今の脳の動作モデルが実際の脳の動きを完全に説明しきれるものであり、脳の動きこそが感情の発生する仕組みであるというのなら、
感情は計算可能なアルゴリズムの産物と言い切っていいと思うのだけど、今は言い切るほどの証拠はない。
# ドーパミンを求めて行動する脳の動作原理そのものを意志といい、ドーパミンを受容したときに「嬉しい」という感情を得るというのならば、
# 現存のプログラムでも、感情に近いものを持っていても何ら不思議は無いように思える。
1を聞いて0を知れ!