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記録メディアがテープやレコード盤だった時点で音がよかったわけがないと思うのだが…思い出補正かっこわるい
熱雑音はピュアなノイズで、量子化ノイズはダメなノイズって認識されたらそれまでです。
結局のところピュアオーディオマニアは混入したノイズの質についての好みを述べてるだけで、ノイズが少ない事よりも好みのノイズが混ざったほうが喜ぶ人種なんですよ。その上プラセボ全開だからどうしようも無い。
# まぁ位相差の再現度とか持ち出されるとちょっとはデジタルが不利にはなりますが、そもそも再生環境の音響特性で碌なデータが取れないから論じるだけ無駄だったり
だから私は可逆圧縮の形式を選ぶ際に、ビットレートをわざと低く、ノイズが目立つようにエンコードしてノイズの好みでコーデックを選んだりします。
ピュアなノイズとかそういう屁理屈の根元は何か.
「(一般人には分からない)違いに気づくオレってスゲー」感
これが一番重要.あと老人の懐古趣味との合体技でしょう.
仮にレコードの方がノイズがなければ「ノイズがないからいいんだ」になるだろうしノイズがあれば「よいノイズ」だったり「ノイズはあってもよりよい(些細な)違いがある」という筋書きが生まれそれを正当化するために各種のデムパ理論が発生する…
レコードの音が悪いと言ってるわけじゃないんですけどねあの当時(約30年前)のレコードの音を聞いてりゃ当時の一般的なオーディオセットの品質だってわかるでしょってこと
一番音がいいのはレコード盤だぞ?
いつの時代、どの規格のレコードかも指定せずこう言い切ってしまうのもスペックしか見てないからじゃないんですかね?結局耳じゃなく頭で聴いてるだけなんですよ、オーディオってのは
周波数特性だけが音のよさでもないけどね。
ただ、レコードはそれ以外にも欠点はたくさんあって、その多くがCDで解決されており、逆にデジタル化で追加された欠点をトータルで上回るというのが一般的な認識。
自分としては、LPは単純な音のよさ以前に、(1)メンテが大変(カビ、反り、埃が三大弱点)、(2)再生機が振動に弱い(土台から作り変えられるほど金持ちじゃない)、(3)徐々に溝が劣化して高域が歪むなど耐久性が劣るなど管理上の厄介な欠点が多いのでCD発売後はほとんどLPは買わなくなった(なかなかCD化されないものを100枚くらいかな)。
CDに移行した理由は音質だけじゃないってことで。
# カメラのフィルム→デジタル化も一緒かも。最近の売れ筋コンパクトデジカメの画質劣化は酷いものだし。
>CDに移行した理由は音質だけじゃないってことで。
長い目でみたら「運用劣化がない(少ない)」再現安定性があるため、劣化するモノを捨てたってことで、音質なわけだろ?
昔、レコードは回すと劣化するんで、つーとらさんぱちで何年に一回か録音しなおして、普段はそれを聞くとかやっているのがいた。
でも、素人耳でも「ねぇ、つーとらさんぱちのデッキってうるさくね?」と思ったもんだけどね。
レーザー式のターンテーブルだとびっくりするぐらいいい音がするらしいですけど、なかなかそこまでできる人いないですから一般人にとってはCDの音質は簡単に聞けるレベルでは十分だと思います。
×2倍のサンプリングレートがあれば完全再現できる○最低でも2倍のサンプリングレートがないと再現できない
そもそもスピーカーは空気を振動させる装置なんだが
昔、×のほうは正しいんだけどそんなDACが作れない(位の計算量)という話を聞いたことがあるんですけど実際どうなんでしょ。もっとも量子化の方でも歪んでるし、そもそもAD前のLPFの精度が…再生には関係ないな。
エイリアシング対策でローパスとか、そこまで分かっていて質問されると言うことは揚げ足を取りに来られているのかもしれませんが。
2倍では十分でないことは丁度2倍のサンプリングレートでサンプリングした場合を考えれば自明ではないでしょうか?ピーク値をサンプリングすれば、正しく振幅を再現できますが、ピーク値を少しでもずれると、本来の振幅よりも弱い信号しか得られません。ワーストケースでは、ゼロクロスをサンプリングしてしまうこともあります。これは振幅ゼロの直流信号と見分けがつきません。
離散フーリエ変換を理解していれば位相成分もしくは複素振幅もサンプリング出来ているのであれば丁度2倍のサンプリングレートでも問題ないということは理解できると思います。しかし通常、音声のサンプリングではマイクから得られた出力電圧の時間変化(つまり振幅の実部に相当する部分)しかサンプリングしていないはずですから現実的には2倍のサンプリングレートで信号を正確に再現することは不可能でしょう。
従って、サンプリング定理の要求を「2倍あればよい」と解釈するのは正しいとは言えないはずです。正しくは、「最低でも2倍以上のサンプリングレートを確保せよ」と解釈すべきですし、周波数解析をするつもりなら虚部の欠落も考慮して4倍くらいサンプリングレートを取っておいても罰は当たらないと思います。
ごく単純な話ですよ。16bit符号付き整数で考えた時に、ノーマライズされた1Hzの音があったとして、0 → 32767 → 0 → -32768 → 0 で1秒。サンプルレート2Hzは、秒間2回サンプルをとることを意味するから、データ上は、ベストの状態で32767と-32768が交互に並ぶだけになる(※)。確かに1Hzの音はギリギリ記録できていると言えなくもないけど、その波形がサインカーブなのか、矩形波なのかも区別できない。波形も含めて記録しようと思ったら、これを十分に上回るサンプルレートが必要な訳です。
※最悪、音とサンプルの位相がぴったり合ってしまった場合、 データ上では0だけが並ぶ可能性すらある。
>ごく単純な話ですよ。
そう単純な話でもないですよ。シャノンの標本化定理では、信号に含まれる最大周波数の2倍より高い周波数で標本化を行えば、元の信号が完全に再現できることが証明されています。あなたの例では、ちょうど2倍でサンプリングをしていますが、これは標本化定理に反しています。だからずっとゼロが並ぶというおかしなことが起こり得るのです。
次に「完全に再現できる」という点ですが、詳しい証明は例えばWikipediaに載っているので見てください。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%99%E6%9C%AC%E5%8C%96%E5%AE%9A%E7%90%86 [wikipedia.org]
例として、1Hzの正弦波を2倍より少しだけ高いサンプリング周波数(例えばfs=2.01Hz)で標本化したとします。この際、標本化信号xs(t)は、元の信号x(t)にデルタ関数列s(t)=Σdelta(t-n/fs)を掛けたものとなります(和はn=-∞からn=∞まで取る)。xs(t) = x(t)*s(t)この時、xs(t)のスペクトルには、1Hzの他にn*fs*1Hzの成分が含まれます(nは整数)。これに、fs/2の周波数を持つ理想ローパスフィルタを掛けると、1Hzの成分だけ、つまり1Hzの正弦波が取り出されます。これは元の信号x(t)と完全に一致します。
上記の理想ローパスフィルタはアンチイメージングフィルタと呼ばれ、DA変換を行う際に必要です。
もちろん現実には理想ローパスフィルタは存在せず、サンプリングプロセスも完全なデルタ関数ではありません。また、信号振幅の離散化(量子化)による誤差も生じます。だから元の信号が完全に再現できるわけではありません。しかし、信号を良く再現しようとして、やたらにサンプリング周波数を高めても意味がありません。
> 確かに1Hzの音はギリギリ記録できていると言えなくもないけど、> その波形がサインカーブなのか、矩形波なのかも区別できない。> 波形も含めて記録しようと思ったら、これを十分に上回るサンプルレートが必要な訳です。
標本化定理における周波数は正弦波の周波数を指します。矩形波 (やその他の正弦波以外の波) はその周波数よりも高い周波数の正弦波の重ね合わせで表現されるので、(正弦波の) 2倍以上のサンプリングレートが必要な理由としては不十分です。
サンプリング定理は、基底函数が三角函数であればそれは数学としては真ですし、工学的にも、理想的な(すわわち工学的に十分精度の良い)ローパスフィルタがあったとすれば、もとの波形を復元可能(*)なことは確かです。
しかし、基底函数は三角函数でいいのかということに、ひっかかります。ご存知のように、基底函数に三角函数以外のものも利用可能です。その場合、元の波形の、三角函数では再現できなかった側面を正確に再現できる可能性があります。もちろん、基底函数の選び方によっては、三角函数で正確に再現できていた周波数とかが多少犠牲になるでしょう。
そもそも、「周
>しかし、基底函数は三角函数でいいのかということに、ひっかかります。>ご存知のように、基底函数に三角函数以外のものも利用可能です。
基底関数は完全系をなしているのならばなんでも良いでしょう。で、三角関数も完全系をなしています。
>その場合、元の波形の、三角函数では再現できなかった側面を正確に再現できる可能性があります。
再現できなかった側面て何ですか?完全系をなしている基底関数を用いれば、元の関数を完全に展開することが可能です。もちろんフーリエ展開の場合、周期関数にしか適用できませんが、例えば一曲全体をフーリエ展開する場合、曲全体が何度もリピートするような周期関数だと思えば適用可能です。
>だからといって、可聴周波数以上の波形の揺らぎが音色などに影響をあたえていないと言い切れるでしょうか?
人間の認知システムが、単独の正弦波では知覚不能な周波数の振動を音色の変化という形で認識できるかどうかは私には分かりません。そういう可能性もあるかもしれません。ただしその話と、信号を取り扱うときにどのような基底関数で展開するかという純粋に数学的な手法の話は全く別でしょう。物理現象や生理現象は、それを人間がどのような数学手法でモデル化するかとは関係ありません。
高周波サンプリング教にはまってしまっている人には,正しい説明はたぶん理解できないと思われます.
彼らがよく引き合いに出すのは 「20kHzの矩形波」が40kHzちょっと(44.1kHz, 48kHz等)のサンプリングでは再現できない,というものです.
もちろん「20kHzの矩形波」というのは 20kHz の正弦波ともっと高い周波数(可聴域外)の波の合成波なので,実質聞こえないし,アナログ盤にだってそんな高周波は「正確に記録」なんてされてはいないのですが…
大本のソース部分に貧相な耳でもわかるヒスノイズやワウフラッターがある段階でそれ以降を高品質にしてもあまり意味がないしそれを無視して作ったお高級な機器以外の品質は推して知るべしだと思いますけどねえ
「大間のマグロを食ったら他のは食えねえ」なんて片意地張るより回転寿司のマグロも値段なりに楽しめたほうが楽だと思うタイプなんで腐った耳で結構
どうです?一緒に腐った耳を自認してみませんか?
#認められないから他人に「耳が貧相」なんて言っちゃうんだろうなあ
「無知炸裂」だからその根拠が耳じゃなく『知』によるものだと言ってるようなものだし
蝋管はどうですか?
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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー
メディア (スコア:0)
記録メディアがテープやレコード盤だった時点で音がよかったわけがないと思うのだが…
思い出補正かっこわるい
Re:メディア (スコア:2, おもしろおかしい)
一番音がいいのはレコード盤だぞ?
その次がテープ。
CDはノイズは無いが音が浅くて安っぽい。
だから強化したスーパーCDだか何だかいうのが
作られたこともあったくらいだ。
ま、耳が貧相なやつはわからないかもな。
iPodで満足しとけ。
Re:メディア (スコア:3, 興味深い)
昔読んだコラムを記憶で書いてみる。
曰く、アナログレコードを賞賛しCDをけなすのは無意味だ。レコードを聞くためのピックアップに流れる電流に含まれる熱雑音のレベルとCDの16bitで表される電圧電流とでは、熱雑音のほうが大きい。よってアナログレコード高音質説には意味がない・・・
たぶん、トラ技あたりの技術雑誌だったと思うが、なるほどと思い記憶に残っている。
残念なことに、何時のどの雑誌に掲載されたコラムなのかがわからない(覚えていない)。その記事を何とか探し出せないか、いつも記憶の奥底でもやもやしたものが残っている。
Re: (スコア:0)
熱雑音はピュアなノイズで、量子化ノイズはダメなノイズって認識されたらそれまでです。
結局のところピュアオーディオマニアは混入したノイズの質についての好みを述べてるだけで、ノイズが少ない事よりも好みのノイズが混ざったほうが喜ぶ人種なんですよ。
その上プラセボ全開だからどうしようも無い。
# まぁ位相差の再現度とか持ち出されるとちょっとはデジタルが不利にはなりますが、そもそも再生環境の音響特性で碌なデータが取れないから論じるだけ無駄だったり
Re:メディア (スコア:1, 興味深い)
だから私は可逆圧縮の形式を選ぶ際に、ビットレートをわざと低く、ノイズが目立つようにエンコードしてノイズの好みでコーデックを選んだりします。
Re: (スコア:0)
ピュアなノイズとかそういう屁理屈の根元は何か.
「(一般人には分からない)違いに気づくオレってスゲー」感
これが一番重要.あと老人の懐古趣味との合体技でしょう.
仮にレコードの方がノイズがなければ
「ノイズがないからいいんだ」になるだろうし
ノイズがあれば「よいノイズ」だったり
「ノイズはあってもよりよい(些細な)違いがある」
という筋書きが生まれ
それを正当化するために各種のデムパ理論が発生する…
Re: (スコア:0)
レコードの音が悪いと言ってるわけじゃないんですけどね
あの当時(約30年前)のレコードの音を聞いてりゃ当時の一般的なオーディオセットの品質だってわかるでしょってこと
いつの時代、どの規格のレコードかも指定せずこう言い切ってしまうのもスペックしか見てないからじゃないんですかね?
結局耳じゃなく頭で聴いてるだけなんですよ、オーディオってのは
Re: (スコア:0)
レコードなんかイコライザーで補正しまくっている時点で、周波数特性はCDに勝てる訳ないし。
Re:メディア (スコア:3, すばらしい洞察)
周波数特性だけが音のよさでもないけどね。
ただ、レコードはそれ以外にも欠点はたくさんあって、その多くがCDで解決されており、逆にデジタル化で追加された欠点をトータルで上回るというのが一般的な認識。
自分としては、LPは単純な音のよさ以前に、(1)メンテが大変(カビ、反り、埃が三大弱点)、(2)再生機が振動に弱い(土台から作り変えられるほど金持ちじゃない)、(3)徐々に溝が劣化して高域が歪むなど耐久性が劣るなど管理上の厄介な欠点が多いのでCD発売後はほとんどLPは買わなくなった(なかなかCD化されないものを100枚くらいかな)。
CDに移行した理由は音質だけじゃないってことで。
# カメラのフィルム→デジタル化も一緒かも。最近の売れ筋コンパクトデジカメの画質劣化は酷いものだし。
Re:メディア (スコア:1)
>CDに移行した理由は音質だけじゃないってことで。
長い目でみたら「運用劣化がない(少ない)」再現安定性があるため、
劣化するモノを捨てたってことで、音質なわけだろ?
昔、レコードは回すと劣化するんで、つーとらさんぱちで何年に一回か
録音しなおして、普段はそれを聞くとかやっているのがいた。
でも、素人耳でも「ねぇ、つーとらさんぱちのデッキってうるさくね?」と思ったもんだけどね。
Re: (スコア:0)
レーザー式のターンテーブルだとびっくりするぐらいいい音がするらしいですけど、
なかなかそこまでできる人いないですから一般人にとってはCDの音質は簡単に聞けるレベルでは十分だと思います。
Re: (スコア:0)
それこそオーディオシステムのせいなんじゃないの?
一応録音時のこつとして、音の2倍のサンプリングレートがあれば、
その音だけは完全再現できるなんて法則があったりするわけで
22kくらいしか聞こえない人間には人間には十分なんじゃないかなと
mp3のように、音が変質してしまっているのならともかく
レート通りの録音ができていればCDそのものの性じゃないとおもう。
本格的な音質なんて、生演奏以外聞いたことがないので
かげんがわからないけれど。。
スピーカーで空気の振動とかまで再現できたらすごいよなー
サンプリング定理? (スコア:2)
×2倍のサンプリングレートがあれば完全再現できる
○最低でも2倍のサンプリングレートがないと再現できない
そもそもスピーカーは空気を振動させる装置なんだが
uxi
Re:サンプリング定理? (スコア:1)
昔、×のほうは正しいんだけどそんなDACが作れない(位の計算量)という話を聞いたことがあるんですけど実際どうなんでしょ。
もっとも量子化の方でも歪んでるし、そもそもAD前のLPFの精度が…再生には関係ないな。
Re: (スコア:0)
あや、失礼しました。
いつのまにか、間違えた方向で覚えてしまっていたみたいですね。
>そもそもスピーカーは空気を振動させる装置なんだが
振動のニュアンスが違うかも?
スピーカーで大きな音出しても、太鼓のような体に感じる振動はなくてただうるさいだけ。
生演奏の楽器を聞いているときも同じで、大きな音が出ていなくても
やっぱりスピーカーで感じる音とはなんかちがうんですよね~
いずれにしても、可聴領域を超えた音に関しては
感じることはできても聞くことはできないので↑のような理由で
録音できなくても十分な音質は確保できるよね。とおもってます。
サンプリングレートが足りないときの伸びる部分がブチッと切れた感じは
好きになれませんが。。。
Re: (スコア:0)
> ○最低でも2倍のサンプリングレートがないと再現できない
違いが分からない。
2倍ありゃいいんでしょ?
エイリアシング対策でローパスフィルターが云々とかいうことを言いたいの?
Re:サンプリング定理? (スコア:4, 参考になる)
エイリアシング対策でローパスとか、
そこまで分かっていて質問されると言うことは
揚げ足を取りに来られているのかもしれませんが。
2倍では十分でないことは
丁度2倍のサンプリングレートでサンプリングした場合を考えれば自明ではないでしょうか?
ピーク値をサンプリングすれば、正しく振幅を再現できますが、
ピーク値を少しでもずれると、本来の振幅よりも弱い信号しか得られません。
ワーストケースでは、ゼロクロスをサンプリングしてしまうこともあります。
これは振幅ゼロの直流信号と見分けがつきません。
離散フーリエ変換を理解していれば
位相成分もしくは複素振幅もサンプリング出来ているのであれば
丁度2倍のサンプリングレートでも問題ないということは理解できると思います。
しかし通常、音声のサンプリングでは
マイクから得られた出力電圧の時間変化(つまり振幅の実部に相当する部分)しかサンプリングしていないはずですから
現実的には2倍のサンプリングレートで信号を正確に再現することは不可能でしょう。
従って、サンプリング定理の要求を
「2倍あればよい」
と解釈するのは正しいとは言えないはずです。
正しくは、
「最低でも2倍以上のサンプリングレートを確保せよ」
と解釈すべきですし、
周波数解析をするつもりなら
虚部の欠落も考慮して4倍くらいサンプリングレートを取っておいても罰は当たらないと思います。
uxi
Re: (スコア:0)
ごく単純な話ですよ。
16bit符号付き整数で考えた時に、
ノーマライズされた1Hzの音があったとして、0 → 32767 → 0 → -32768 → 0 で1秒。
サンプルレート2Hzは、秒間2回サンプルをとることを意味するから、
データ上は、ベストの状態で32767と-32768が交互に並ぶだけになる(※)。
確かに1Hzの音はギリギリ記録できていると言えなくもないけど、
その波形がサインカーブなのか、矩形波なのかも区別できない。
波形も含めて記録しようと思ったら、これを十分に上回るサンプルレートが必要な訳です。
※最悪、音とサンプルの位相がぴったり合ってしまった場合、
データ上では0だけが並ぶ可能性すらある。
Re:サンプリング定理? (スコア:2, 参考になる)
>ごく単純な話ですよ。
そう単純な話でもないですよ。
シャノンの標本化定理では、信号に含まれる最大周波数の2倍より高い周波数
で標本化を行えば、元の信号が完全に再現できることが証明されています。
あなたの例では、ちょうど2倍でサンプリングをしていますが、これは標本化定理に反しています。
だからずっとゼロが並ぶというおかしなことが起こり得るのです。
次に「完全に再現できる」という点ですが、詳しい証明は例えばWikipediaに載っているので
見てください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%99%E6%9C%AC%E5%8C%96%E5%AE%9A%E7%90%86 [wikipedia.org]
例として、1Hzの正弦波を2倍より少しだけ高いサンプリング周波数(例えばfs=2.01Hz)で
標本化したとします。この際、標本化信号xs(t)は、元の信号x(t)にデルタ関数列
s(t)=Σdelta(t-n/fs)を掛けたものとなります(和はn=-∞からn=∞まで取る)。
xs(t) = x(t)*s(t)
この時、xs(t)のスペクトルには、1Hzの他にn*fs*1Hzの成分が含まれます(nは整数)。
これに、fs/2の周波数を持つ理想ローパスフィルタを掛けると、1Hzの成分だけ、つまり
1Hzの正弦波が取り出されます。これは元の信号x(t)と完全に一致します。
上記の理想ローパスフィルタはアンチイメージングフィルタと呼ばれ、DA変換を行う際
に必要です。
もちろん現実には理想ローパスフィルタは存在せず、サンプリングプロセスも完全な
デルタ関数ではありません。また、信号振幅の離散化(量子化)による誤差も生じます。
だから元の信号が完全に再現できるわけではありません。
しかし、信号を良く再現しようとして、やたらにサンプリング周波数を高めても意味がありません。
Re: (スコア:0)
> 確かに1Hzの音はギリギリ記録できていると言えなくもないけど、
> その波形がサインカーブなのか、矩形波なのかも区別できない。
> 波形も含めて記録しようと思ったら、これを十分に上回るサンプルレートが必要な訳です。
標本化定理における周波数は正弦波の周波数を指します。
矩形波 (やその他の正弦波以外の波) はその周波数よりも高い周波数の正弦波の重ね合わせで表現されるので、(正弦波の) 2倍以上のサンプリングレートが必要な理由としては不十分です。
Re: (スコア:0)
単純なムービングコイル方式のマイクの構造から想像するに、振動板が音波に押さてて動いた分の電圧変化を積分したものが電流として取れてくると思うんだけど。
Re: (スコア:0)
サンプリング定理は、基底函数が三角函数であればそれは数学としては真ですし、
工学的にも、理想的な(すわわち工学的に十分精度の良い)ローパスフィルタがあったとすれば、
もとの波形を復元可能(*)なことは確かです。
しかし、基底函数は三角函数でいいのかということに、ひっかかります。
ご存知のように、基底函数に三角函数以外のものも利用可能です。
その場合、元の波形の、三角函数では再現できなかった側面を正確に再現できる可能性があります。
もちろん、基底函数の選び方によっては、三角函数で正確に再現できていた周波数とかが多少犠牲になるでしょう。
そもそも、「周
Re:サンプリング定理? (スコア:1)
>しかし、基底函数は三角函数でいいのかということに、ひっかかります。
>ご存知のように、基底函数に三角函数以外のものも利用可能です。
基底関数は完全系をなしているのならばなんでも良いでしょう。
で、三角関数も完全系をなしています。
>その場合、元の波形の、三角函数では再現できなかった側面を正確に再現できる可能性があります。
再現できなかった側面て何ですか?
完全系をなしている基底関数を用いれば、元の関数を完全に展開することが可能です。
もちろんフーリエ展開の場合、周期関数にしか適用できませんが、例えば一曲全体
をフーリエ展開する場合、曲全体が何度もリピートするような周期関数だと思えば
適用可能です。
>だからといって、可聴周波数以上の波形の揺らぎが音色などに影響をあたえていないと言い切れるでしょうか?
人間の認知システムが、単独の正弦波では知覚不能な周波数の振動を音色の変化という形で
認識できるかどうかは私には分かりません。そういう可能性もあるかもしれません。
ただしその話と、信号を取り扱うときにどのような基底関数で展開するかという
純粋に数学的な手法の話は全く別でしょう。
物理現象や生理現象は、それを人間がどのような数学手法でモデル化するかとは関係ありません。
人は信じたいものを信じるし,見たくないものは見たくない (スコア:0)
高周波サンプリング教にはまってしまっている人には,
正しい説明はたぶん理解できないと思われます.
彼らがよく引き合いに出すのは 「20kHzの矩形波」が
40kHzちょっと(44.1kHz, 48kHz等)のサンプリングでは再現できない,
というものです.
もちろん「20kHzの矩形波」というのは 20kHz の正弦波と
もっと高い周波数(可聴域外)の波の合成波なので,実質聞こえないし,
アナログ盤にだってそんな高周波は「正確に記録」なんて
されてはいないのですが…
Re: (スコア:0)
CDのサンプリング周波数44.1kHzに文句を言う人は、現行のステレオFM放送の規格をどう考えるのだろう。
ステレオFM放送は間違いなくアナログだが、音声信号のうち15kHzを上限として、それ以上の周波数成分はカットされる。であるのに、ステレオFM放送は昔から”音がよい”と言われ続けてきた。また、CD(をはじめとするデジタルメディア)を批判する層がステレオFM放送を批判しているのを、少なくとも私は見た覚えがない。
CDを批判するのなら、ステレオFM放送などもっとダメなんじゃないのか。
Re: (スコア:0)
AM放送と比べればダイナミックレンジも周波数特性も遥かに優れています。
Re: (スコア:0)
A/DCのチップに直接声を掛けるとデジタルコードが出てくると思っているの?
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
時間を区切ってコンデンサーにチャージし、その電圧を測っているだけ。
(チャージと計測に必要な時間の逆数が、そのADCの最高サンプリング周波数)
ADCの外部端子と内部のコンデンサをつないでいるスイッチを閉じた瞬間の
電圧を測定していると考えればいい。
Re: (スコア:0)
適当な周波数(例えば5kHzくらい)の矩形波を用意し、
20kHz以上をカットするローパスフィルターを通すことで
音色が変化するかどうかを調べればいいんじゃない?
矩形波に含まれる20kHz以上がカットされても音色に
変化が感じられなかったら、フィルターで波形が鈍っても
耳にとってはカッチリした矩形波と同じということ。
# パイオニアがレガートリンクコンバージョンなんて超音波追加を
# やっているけど、CDに収録して明確に音が変わってしまう例が
# ない以上、結果は分かっているけどね。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
大本のソース部分に貧相な耳でもわかるヒスノイズやワウフラッターがある段階で
それ以降を高品質にしてもあまり意味がないしそれを無視して作ったお高級な
機器以外の品質は推して知るべしだと思いますけどねえ
「大間のマグロを食ったら他のは食えねえ」なんて片意地張るより回転寿司の
マグロも値段なりに楽しめたほうが楽だと思うタイプなんで腐った耳で結構
どうです?一緒に腐った耳を自認してみませんか?
#認められないから他人に「耳が貧相」なんて言っちゃうんだろうなあ
「無知炸裂」だからその根拠が耳じゃなく『知』によるものだと言ってるようなものだし
Re: (スコア:0)
蝋管はどうですか?
Re: (スコア:0)
簡単にはMMとMCとかさ。
でも、これって音の善し悪しと全く別の次元の話なんだよね。
MCがMMより優れているというような話を聞いたことないし。
結局は好みかどうかの問題になっている。
で、イコライザーもそうだけど、レコードの再生音なんて、あちこちに
アナログ的な要因があって歪みまくっているじゃん、という話。
何をもっていい音と言っているの?
上の方で出ている発電所の違いをおちょくったコピペと同じレベルのことを
気にしているだけなんじゃないの?
# CDの音はマスタリングでいくらでも変わるよ。