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先のストーリーApple、2011年第2四半期のスマートフォン出荷台数で世界一に [srad.jp]でも思いましたが、日本の携帯開発はなんで低迷しちゃったんでしょ?#ガラパゴスという言葉は端的かもしれませんが、象徴的な言葉にしかすぎないと思うんですよね。A1.日本の経営者の能力が低かったA2.日本の技術者のパフォーマンスが低かった
選択肢A1だとするとその元となる原因は?B1.経営者のサラリーマン根性B2.長年の経産省の指導・圧力B3.自由な発想をもった若手ベンチャー経営者が生まれなかった
選択肢A2だとするとその元となる原因は?C1.優秀な人間が、携帯開発に携わらなくなったC2.やる気を無くさせるような職場環境C3.優秀といっても、しょせん世の中の先の技術を見る目がなかった
不思議なのは、優秀な技術者でもいったん管理側にまわるとほとんどが無能になっちゃうことです。#これを解決する日本の人事システムはいまだ発明されていないような。逆に、若かりし日のジョブズを日本企業の技術部門に放り込んで出世できなかったでしょうが、今はこれ以上ないくらい優秀な企業経営者ですよね。
いろんな原因があるので、簡単にまとめるのは難しいでしょう。
日本の電機メーカーはソフトウェアを外注に頼ってコストを押さえてきた関係でソフトウェア技術の蓄積がなかったから、ってのも大きな原因かな。
携帯電話はいまやソフトウェアの比重が極めて大きい商品で、ソフトウェアの良し悪しが製品の善し悪しを決めるといってもいいくらい。日本のメーカーはそこが弱い。多機能を謳ってる携帯ほど、UIがごちゃついてたり機能を後から接木したようなUIになって使いづらくなるところがある。無論、頑張ってるメーカー、機種もあるけれども全体的にはソフトウェアがネックになってる機種が多いかな。
携帯に限らず、日本の製品の競争力はソフトウェアの比重が上がってくるのに反比例する傾向がある。メディアプレーヤー系、TVあたりもそんな傾向。日本が強みを発揮したのは高度な生産技術を要する製品、たとえばかつてのウォークマンだとかビデオデッキ、ハンディビデオカメラのような高度なメカトロが支えてる製品では無類の強さを発揮したけれど、最近の民生品にメカトロが必要とされることはほとんどなくなり、CPU、メモリ、ソフトウェアがメカトロの代役を果たすようになった。
携帯でも、高度な防水防塵、さまざまな変形などメカニカルなギミック、仕上げの美しさやデザインなどウリにする製品が多い。格好いいギミックを盛り込んだイカすハードウェアに貧相なソフトウェアという、このアンバランスが日本の携帯の特徴かもしれない。
ソフトウェアをオマケ扱いする風潮は依然として電機業界にあったりもするのも事実。その辺を何とかしないとダメでしょう。
iPodなんかも昨今のiPhoneと比べたら全然凄いハードでは無かったですからね。でもソフトの部分のまとめ方で他に際立った企業はなかったので結果的に制したというのはありましたね。
アナログデバイスの場合はいい部品の集約性が質を決めるけれどデジタルデバイスは集約性が無くても一定に維持できるので生産技術自体はアナログに比べて質が売りにならないとかもありますね。
不具合 != 貧相なソフトウェア
機能が貧相なら貧相なソフトウェアでも十分でしょう。SMS程度しかできないシンプル携帯に、ゴージャスなソフトウェアは要らないというはむしろ当たり前で。
多機能なのに貧相なソフトウェアってのが最悪ね。
いや、それが「優秀な人材」であるなら、飼い殺しにするのが問題なのでしょう。自由にしてやればより適切な道を歩み出す可能性もあるのですが、人材を生かしもせず、さりとて捨てるのは惜しいとただ腐らせているという事が。
くい打ち担当の昭和30年代生まれ相手では議論が議論にならないので、第二次ベビーブーム以降の世代は蓮舫思想を先取りした「世界一になる理由は何があるんでしょうか? 2位じゃダメなんでしょうか?」生活を送ることにしましたとさ。
昭和20年代以前の方とはちゃんと議論になるんですがね…。
それはメーカーにもよるんじゃないかな。多分軍曹の頃と時期的に重なると思いますが、以前に自分が行った先では現場に入って仕様書を要求したら「仕様書ってなんですか?」とメーカーSEに真顔でかえされ、仕方ないので自分でソースを追っかけて資料を作っていった事があります。さすが目の付け所が…。
ドコモがすべての元凶。PDCなんて島国規格をたちあげたうえに、キャリアが買い取って販売する方式のビジネスを始めたので、メーカーが世界市場に自力で打って出る力をつけられなかった。
ドコモの話に安易に乗っかったまま、将来のことも考えずにゆりかごの中で安穏としていたメーカーにも責任はあるが。
まぁ、ドコモなんかで飯が食えていたというパイの大きさが問題なんだろうけどね。それなりに食えて、外から入ってこないとなると、国内製で技術を高めちゃう。特に、日本の以前の技術の特性に「大本は同じでも細かいところを積み上げて別物にしちゃう」という面もあったからね。
>将来のことも考えずにゆりかごの中で安穏としていたメーカーにも
まぁ、それで食えるだけのシェアというか、パイの大きさを示していたユーザがいるわけですからね。食えないなら食える方向に別の技術をのばすでしょうが、食えていたわけで、お話にならないわけです。
まぁ、致命的とまではなっていないし、そういう新しいパイが大きいならそっち方面にいくでしょうね、ガラパゴスのいいところを引きずってでもね。
あの当時にGSMなんかに手を出した暁には未だに通話+SMSの世界で、かつ国産メーカはとうの昔に全滅だけどね。将来を考えればPDC以外の選択肢なんてなかった。それはNOKIA1強時代の話や欧米キャリアの現状を見ればすぐにでも分かる話。
もちろんPDCの次の一手がアホだった、と言う話は同意するが、標準化が大の苦手な日本人なら誰がやっても結果は同じ。
A3.それ以外。
そもそも理由がA1.日本の経営者の能力が低かったA2.日本の技術者のパフォーマンスが低かったこれしかないと決めつけて「総括的に」語ったつもりになってるのなんて、アホというかキチガイなんじゃないかと思う。
>A3.それ以外。
ならその例をあげればいいだけ。はい、気を取り直してどうぞ。
この手の原因は、1つに絞ろうとするのは間違い。それだけなら、その1つを直すだけだから問題解決は簡単ですよ。
書かれていない要素としては、日本が技術的にそれなりに先行していて、それなりの規模の市場も持っていたからってのはよく言われますね。ほんとにガラパゴス並の小さな国内市場しかなかったら、おそらく国外のビジネスにも本気で目を向けていたでしょう。
世界市場では日本製の端末はダメダメだけど、端末に使う部品は日本製のものも多いし、キャリア側の技術としては日本(だけじゃないけど)の技術が3Gの標準の一つにもなってます。日本の○○がダメ、という単純な分析にはあてはめられない。
>それなりの規模の市場も持っていたから
これが致命傷だったように思います。最初から海外市場(事実上、北米市場)向けに商売をし、そこで売れた物を「ついでに国内にも流す」ぐらいでなければダメだったのでしょう。
そんな売り方をされたら、日本人として複雑な気持ちになりますが。
それをやってVodafoneは日本国内でユーザーにそっぽ向かれたんですけどね。まぁもともと海外企業だからいいんでしょうけど。
> 最初から海外市場(事実上、北米市場)向けに商売をし、そこで売れた物を「ついでに国内にも流す」ぐらいでなければダメだったのでしょう。韓国はまさに最初から海外に目を向けるしかなかったからそうなってますね。
しかし、ろくに儲かっちゃいないですけどね。派手に宣伝してるところは国策企業でほとんど税金払わなくていいだけだし。
> 書かれていない要素としては、日本が技術的にそれなりに先行していて、それなりの規模の市場も持っていたからってのはよく言われますね。それってガラパゴスPC時代とまったく同じ失敗を繰り返してるわけで、学習能力がないというのも原因にあげられるのではないでしょうか。
>ならその例をあげればいいだけ。
ガラパゴスが富んでいて、それだけで、それ向けだけで競争しても飯が食えていた時代があったんだな。なので、会社の裁量として儲かるのをやっていて、正しかった(時期があった)わけだし、技術もそっちに特化して高度化した(なんなら、一からガラケー作るという大技術とかね)わけで、技術的にも低いとは言いきれない。
まぁ、野球という技術特化して、ベースボールやサッカーやってなかったってことな。技術としては野球とベースボールは似ているので、まぁ、なんとかなっているけど野球からサッカーは結構、難しいってことなんだな。
進化の袋小路に落ち込んだから。ドコモは冬モデルのスマートフォンからiモードを付けるとかいう話で、まだ悪あがきするみたいだけど。
トップを独走してふと振り向いてみたらみんなひとつ前の信号を曲がってた、みたいな
そうそう。
だからこそ今やるべきことは、次の信号を曲がって合流することだと思うんだがなあ。
引き返して同じ信号を曲がリ直してる感がひしひしと。
スマートフォンなんて、機能的にはガラケー以下ですからねぇうまいこと宣伝で見せたけど、機能的にいまいちなのでいまいち流行らないあわててガラケーとおなじ機能を付け加えて求心力を高めようとしている
>スマートフォンなんて、機能的にはガラケー以下ですからねぇ
その機能は誰も必要としてなかったんじゃないの?
だったら今時、機能不足で文句が出てくるわけがない。「ガジェットオタクに必要ない機能≠一般人に必要ない機能」ですよ?カメラ機能とかおさいふケータイとかあれこれここでは馬鹿にする意見をよく見ますが、一般人はそういった機能を利用していて、機種選択の基準にいれる程度に重要視しているものです。
i-Phone含めた各種スマートフォンは、それらの機能を駆逐できていないどころか、顧客確保のためにそれらを取り入れてなんとかしようとしているのが現状ですよ。現実を見ていたら「その機能は誰も必要としてなかったんじゃないの?」なんて言葉は出てこないでしょうね。
>カメラ機能とかおさいふケータイとかあれこれここでは馬鹿にする意見をよく見ますが、>一般人はそういった機能を利用していて、機種選択の基準にいれる程度に重要視しているものです。
カメラは大抵のスマートフォンにもあるので、フィーチャーフォンとの比較にはふさわしくないと思います。では、Felicaについては、一般人にとって必須の機能なのでしょうか?
ググってみましたが、少なくとも携帯に必須の機能いうほど普及しているとは思えるような調査結果は見つけられませんでした。
ちなみに私はおサイフケータイのヘビーユーザですが(iPhoneとガラケーの2台持ち)、東京の街中で生活している限り、おサイフケータイの利用シーンを見る機会はiPhoneの利用シーンを見る機会より少ないです。
"おさいふケータイ 利用者数"で検索すれば、古い記事から新しい記事までいくらでも見つかるよ。たとえば
http://www.paymentnavi.com/paymentnews/5953.html [paymentnavi.com]> NTTドコモ(以下ドコモ)は、同社が提供する「iD」の会員数が、2010年8月末に全国で1,500万を突破し、1,509万会員になったと発表した。iDの会員数は、2005年12月にサービス開始後、2007年11月に500万、2008年12月に1,000万を突破し、開始から約4年9カ月で1,500万会員に到達した。
http://techwave.jp/archives/51511286.html [techwave.jp]> 日本マクドナルドでは、携帯電話の画面にクーポンを表示し店員に見せれば値引きされるという「見せるクーポン」を配信する「“トクする”ケータイサイト」を2003年7月に開設。2007年9月には、同サイトの会員が500万人を突破したと発表している。発表文には「加速度的に増加している」としているが、500万人達成まで4年かかっているわけだ。それがかざすクーポンの場合は、一部地域限定の試験運用期間1年間を含めたわずか2年間で900万人を突破している。まさに「加速度的」な増加だ。現時点では、「見せる」「かざす」の両方のクーポンを取得できる“トクする”ケータイサイトのユーザー数は1900万人。ケータイクーポンの利用率は85%にも上るという。
「おサイフケータイ 利用者数」でググリましたが、ずいぶんと上の方にヒットする結果を無視されてますね?
おサイフケータイを使わない理由、「必要性を感じない」「手続きが面倒」http://www.itmedia.co.jp/promobile/articles/1001/14/news016.html [itmedia.co.jp]おサイフケータイの保有者に、自分の携帯電話がおサイフケータイに対応していることを知っているかを聞いたところ「認知している」という回答は92.9%で、実際におサイフケータイを利用している人の割合は23.0%となった。
(11)NTTドコモに聞く「おサイフケータイ」「NFC」の未来(上)http://www.paymentnavi.com/cardnavi/7167.html [paymentnavi.com]おサイフケータイの保有契約者はドコモだけで3,750万を超えました。そのうちおサイフケータイの利用者は3割強となっています。まだまだ利用者数を伸ばしていかなければいけないと考えています
3750万の3割ということで、約1000万ということですから多いともいえますが、ほぼすべての新機種についているにもかかわらず7割の人は使ったことがない機能とも言えます。しかも、その3割も日常的にその機能を利用しているわけではないでしょう(こういった調査データから日常的な利用ユーザという観点ではある程度割り引いてみるべきでは?)。まして、携帯の買い替えの際にFelicaの有無がどれだけ機種選定に影響を与えているのかというと疑問に思っています。
引用いただいたサイトですが、「iD」はiDの会員数であって、おサイフケータイのiDの利用者数ではないですね。「iD」にはカード型もあり、クレジットカードやクレジットカード機能付きのキャッシュカードにiD機能がついている場合があり、それを含めた数字だと思います。私のリアル財布にも2枚のiDのカードが収まっています。
マクドナルドのクーポンは引用されたとおり、かなり普及していると思いますが、これほどFelica決済が世間に広まっているにもかかわらず、マクドナルドのカウンターがもっともポピュラーなおサイフケータイの利用シーンというのは本当におサイフケータイの機能が多くの人にとって重要なのか?と思うわけです。
先ほども書きましたが、私はおサイフケータイのヘビーユーザで、朝出かけてから、帰ってくるまでにリアルマネーを一度も使わないこともよくありますが、自分以外の駅の改札でケータイをかざす人や、コンビニの決済でケータイで支払っている人は非常に少ないという印象を持っています。私自身はおサイフケータイの機能は非常に便利で手放し辛い機能だと思っていますが、新しくスマートフォンを手にした層にとって、それほど重要視されなきゃいけない機能だとは考えにくいです(少なくともキャリアメール機能などよりは)。
都内にいるなら、日常的に一番目にするのはモバイルSuicaの利用シーンでないの?朝の品川駅とか、改札の処で1分も見てれば嫌と言う程目にすることになるよ。
JR各社の電子カードと相互乗り入れがあるとはいえ、基本的にはJR東日本管内対象で年会費ありのサービスにもかかわらず250万を超える会員数と利用率も高い。通勤定期等で使っている人たちにとっては非常に重要でしょうね。
国内の話であればユーザが必要とするような機能は供給済みだから。いまどき携帯を買ってる人は諸事情で仕方なくって人かほんとの新しい物好きくらいしかいないことでしょう。通信の規格を変えたりして無理やり売ろうとしてますが、一番重要な"携帯性"が無視されたでかい端末しかないため買い換えられないって人も多いですよね。
日本人が「日本製である事」「日本独自技術である事」を忌避するようになるとは思わなかったんじゃないかな。実際ベースがそうなってしまうともう、独自の新規開発はそれだけで攻撃対象になる。そんな状態で開発にコストを突っ込んでも無駄も良い処。「劣る」のではなく「持ち上げたい物と違う」というだけで幾らでも叩かれる。市場がそうなってくると営業はそっちにフォーカスし、結果として開発へのリソースは減らされる。
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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
いまさらかもしれませんが総括的に。 (スコア:0, オフトピック)
先のストーリーApple、2011年第2四半期のスマートフォン出荷台数で世界一に [srad.jp]でも思いましたが、
日本の携帯開発はなんで低迷しちゃったんでしょ?
#ガラパゴスという言葉は端的かもしれませんが、象徴的な言葉にしかすぎないと思うんですよね。
A1.日本の経営者の能力が低かった
A2.日本の技術者のパフォーマンスが低かった
選択肢A1だとするとその元となる原因は?
B1.経営者のサラリーマン根性
B2.長年の経産省の指導・圧力
B3.自由な発想をもった若手ベンチャー経営者が生まれなかった
選択肢A2だとするとその元となる原因は?
C1.優秀な人間が、携帯開発に携わらなくなった
C2.やる気を無くさせるような職場環境
C3.優秀といっても、しょせん世の中の先の技術を見る目がなかった
不思議なのは、優秀な技術者でもいったん管理側にまわるとほとんどが無能になっちゃうことです。
#これを解決する日本の人事システムはいまだ発明されていないような。
逆に、若かりし日のジョブズを日本企業の技術部門に放り込んで出世できなかったでしょうが、
今はこれ以上ないくらい優秀な企業経営者ですよね。
Re:いまさらかもしれませんが総括的に。 (スコア:5, すばらしい洞察)
いろんな原因があるので、簡単にまとめるのは難しいでしょう。
日本の電機メーカーはソフトウェアを外注に頼ってコストを押さえてきた
関係でソフトウェア技術の蓄積がなかったから、ってのも大きな原因かな。
携帯電話はいまやソフトウェアの比重が極めて大きい商品で、ソフトウェアの
良し悪しが製品の善し悪しを決めるといってもいいくらい。日本のメーカーは
そこが弱い。
多機能を謳ってる携帯ほど、UIがごちゃついてたり機能を後から接木
したようなUIになって使いづらくなるところがある。
無論、頑張ってるメーカー、機種もあるけれども全体的にはソフトウェアが
ネックになってる機種が多いかな。
携帯に限らず、日本の製品の競争力はソフトウェアの比重が上がってくるのに
反比例する傾向がある。メディアプレーヤー系、TVあたりもそんな傾向。
日本が強みを発揮したのは高度な生産技術を要する製品、たとえばかつての
ウォークマンだとかビデオデッキ、ハンディビデオカメラのような高度な
メカトロが支えてる製品では無類の強さを発揮したけれど、最近の民生品に
メカトロが必要とされることはほとんどなくなり、CPU、メモリ、ソフトウェアが
メカトロの代役を果たすようになった。
携帯でも、高度な防水防塵、さまざまな変形などメカニカルなギミック、
仕上げの美しさやデザインなどウリにする製品が多い。格好いいギミックを
盛り込んだイカすハードウェアに貧相なソフトウェアという、このアンバランス
が日本の携帯の特徴かもしれない。
ソフトウェアをオマケ扱いする風潮は依然として電機業界に
あったりもするのも事実。その辺を何とかしないとダメでしょう。
Re:いまさらかもしれませんが総括的に。 (スコア:1)
iPodなんかも昨今のiPhoneと比べたら全然凄いハードでは無かったですからね。
でもソフトの部分のまとめ方で他に際立った企業はなかったので結果的に制したというのはありましたね。
アナログデバイスの場合はいい部品の集約性が質を決めるけれどデジタルデバイスは集約性が無くても一定に維持できるので生産技術自体はアナログに比べて質が売りにならないとかもありますね。
Re: (スコア:0)
サムスンもモトローラもHPもノキアも不具合だらけでっせ。日本メーカーと差はないです。
まあ、不具合が酷すぎて2chに機種交換スレまでたってるIS04というのはあるが…
Re: (スコア:0)
不具合 != 貧相なソフトウェア
機能が貧相なら貧相なソフトウェアでも十分でしょう。
SMS程度しかできないシンプル携帯に、ゴージャスな
ソフトウェアは要らないというはむしろ当たり前で。
多機能なのに貧相なソフトウェアってのが最悪ね。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
SW開発費がHW開発費の100倍にもなろうかというのに、財布を握り予算を決めるのはHW上がりの上司。
SWマネージャはあり得ない費用削減指示に抗する資料作りに多くの時間を費やす。
あとは削られた予算で何とかやりくりするためのでたらめなSW開発が待っている。
Re:日本の携帯業界がガラパゴスというより、日本国自体がガラパゴス島だったから (スコア:3, 興味深い)
だからたとえ優秀な人材がいてもそれを発掘できず(まず出身大学名で選考)、育てられず、
認めてあげられないまま(出る杭は打たれる)、飼い殺しにしてやしないでしょうか。
またこれは携帯企業だけでなく、日本企業全体にもいえるし、あるいは大学教育から政治から、社会的な風潮にも言えるかもしれない。
つまり、現代の日本の土壌が世界的な時流にそぐわないんだと思うんです。
リスクを怖れ、先例を重んじ、挑戦する気概をなくし、出る杭をたたき落とし、あくまで自分らの権力保全と現状維持を優先する。
そのため以前の栄光にあぐらをかき、過去の名前で買ってもらえると勘違いをし、井の中で新しい物を探しても決して大海へは探しに行こうとしない。
こんな風潮が日本のいたるところで蔓延っているかぎり、第二、第三の斜陽産業は続出すると思います。
平成の御一新を待つか、官民一体で改革に乗り出すかをしないかぎり、なかなか直らない大疾患だとは思いますがね。
#311大震災や円高と世界不況などの逆風で、もしかしたらようやく自己改革の道を歩もうと発奮する大企業も出てくるとは思いますが、
#外国人を雇ったり、英語を共通化したりするような小手先のグローバル化じゃ、何も変わらないに等しい結果になるでしょうね。
#日本人従業員すらちゃんと育てられないのに、況んや海外従業員をや。
Re:日本の携帯業界がガラパゴスというより、日本国自体がガラパゴス島だったから (スコア:1)
Re: (スコア:0)
いや、
それが「優秀な人材」であるなら、飼い殺しにするのが問題なのでしょう。
自由にしてやればより適切な道を歩み出す可能性もあるのですが、
人材を生かしもせず、さりとて捨てるのは惜しいとただ腐らせているという事が。
Re: (スコア:0)
くい打ち担当の昭和30年代生まれ相手では議論が議論にならないので、第二次ベビーブーム以降の世代は蓮舫思想を先取りした「世界一になる理由は何があるんでしょうか? 2位じゃダメなんでしょうか?」生活を送ることにしましたとさ。
昭和20年代以前の方とはちゃんと議論になるんですがね…。
Re: (スコア:0)
で、こんなやつが足引っ張ってんじゃないの?
Re:いまさらかもしれませんが総括的に。 (スコア:2, 興味深い)
【軍曹が】携帯電話開発の現状【語る】
http://blog.livedoor.jp/pcapeditor/archives/1501166.html
話し半分でも、めちゃめちゃですね。
かつてのNTTにしてもKDDにしても、独占企業で親方日の丸体質の企業が、
携帯電話という技術革新を独占して、べらぼうに大儲けして(海外投資で
兆円単位の損失を出しても平気だった企業なんてドコモくらいでしょう)
何と言うか、元々独善的な皇帝陛下に、酒池肉林が供されて、それでも
元々豊かな処だったので、暫くは国がまわっていて、諌める人もなく、
無茶がずっと続くかと思っていたら、外国に攻められ始めたという、
そういう状態でしょうか。
皇帝(キャリア)も大臣(端末メーカー)も、かつての日本の豊かさに慢心して
いたのでしょう。
Re: (スコア:0)
当時携帯関連にいていくつかの現場に携わりましたがここまで酷いのは見たこと無いです。
知り合いにも多いので結構な数の現場を知ってますが
勤務時間に突っ込みどころはありますが、それは作業量が多すぎるだけですし。
仕様書とかはむしろきっちりしすぎてて、それが負担だったりというのはあったりしました。
火を噴いてしまっている現場だからこそ、なのかもしれませんけど。
こういう話もまま聞くのであるんだろうなぁ、とは思いますが大多数は違うだろうとだけ指摘しておきます。
Re:いまさらかもしれませんが総括的に。 (スコア:1, 興味深い)
それはメーカーにもよるんじゃないかな。
多分軍曹の頃と時期的に重なると思いますが、以前に自分が行った先では現場に入って仕様書を要求したら「仕様書ってなんですか?」とメーカーSEに真顔でかえされ、仕方ないので自分でソースを追っかけて資料を作っていった事があります。さすが目の付け所が…。
Re: (スコア:0)
Re:いまさらかもしれませんが総括的に。 (スコア:1, すばらしい洞察)
ドコモがすべての元凶。
PDCなんて島国規格をたちあげたうえに、キャリアが買い取って販売する方式のビジネスを始めたので、
メーカーが世界市場に自力で打って出る力をつけられなかった。
ドコモの話に安易に乗っかったまま、将来のことも考えずにゆりかごの中で安穏としていたメーカーにも
責任はあるが。
Re:いまさらかもしれませんが総括的に。 (スコア:1)
まぁ、ドコモなんかで飯が食えていたというパイの大きさが問題なんだろうけどね。
それなりに食えて、外から入ってこないとなると、国内製で技術を高めちゃう。
特に、日本の以前の技術の特性に「大本は同じでも細かいところを積み上げて
別物にしちゃう」という面もあったからね。
>将来のことも考えずにゆりかごの中で安穏としていたメーカーにも
まぁ、それで食えるだけのシェアというか、パイの大きさを示していた
ユーザがいるわけですからね。食えないなら食える方向に別の技術を
のばすでしょうが、食えていたわけで、お話にならないわけです。
まぁ、致命的とまではなっていないし、そういう新しいパイが大きいなら
そっち方面にいくでしょうね、ガラパゴスのいいところを引きずってでもね。
Re: (スコア:0)
あの当時にGSMなんかに手を出した暁には未だに通話+SMSの世界で、かつ国産メーカはとうの昔に全滅だけどね。
将来を考えればPDC以外の選択肢なんてなかった。
それはNOKIA1強時代の話や欧米キャリアの現状を見ればすぐにでも分かる話。
もちろんPDCの次の一手がアホだった、と言う話は同意するが、
標準化が大の苦手な日本人なら誰がやっても結果は同じ。
〜はかいがいにうってでた!>せいじりょくがたりない!! (スコア:1, すばらしい洞察)
最も大きなのは,国内企業と管轄する官庁の海外へのアプローチがダメダメということが大きいと思います.
アイディアを具体化した段階で,海外展開を見据えて国際規格化をはかるとか,
海外企業へ積極的に売り込むとか,そういうことを積極的かつ巧妙にできていないのも問題だと思います.
高度成長期〜バブル直前に日本製品が世界を席巻してから,日本の製品は先進国の海外の企業・政府から警戒されてきました.
特にソフトウェア等知的財産権が大切とされた分野では,戦略的に出遅れた上に,
海外展開をしようとした段階で海外の業界団体から拒絶され,
たとえ日本企業開発のものよりも技術的に見劣りするものであっても,
非互換の技術規格を広域圏で制定して日本企業の影響を排除する動きがあります.
そして,その動きに対して,よいものは必ず売れると信じて,警戒感や敵意があることを認識せずに,
(多くの人が)危機感を持っていない,これが今日の日本の行き詰まりの原因の一つではないでしょうか.
上記の経緯に必ずしも沿っていないかもしれませんが,
携帯電話の通信技術のほかにも,古くはアナログハイビジョンMUSEにはじまり,
最近では携帯端末を利用した決済システム(NFC)におけるFelica採用の見送り,
鉄道の信号システムや保安基準の標準化においても,ヨーロッパのシステムが国際展開上一歩リードしている.
逆に,PHS電話システムにおいては,地味にではあるが海外での採用例が増えている
(現在導入又は検討中の国地域は、インド、バングラデシュ、ナイジェリア、マリ、タンザニア、ホンジュラスなど、三十数ヶ国)にも関わらず,
その主導権を手放し,SoftbankがWillcomを傘下に収めたとたんに,欧州の競合規格DECTを国内規格として認定してしまうとか.
最先端のとんがった技術でなければ,影響力などいらないとか.
なんだかおかしいと感じますね
Re: (スコア:0)
A3.それ以外。
そもそも理由が
A1.日本の経営者の能力が低かった
A2.日本の技術者のパフォーマンスが低かった
これしかないと決めつけて「総括的に」語ったつもりになってるのなんて、アホというかキチガイなんじゃないかと思う。
Re: (スコア:0)
>A3.それ以外。
ならその例をあげればいいだけ。
はい、気を取り直してどうぞ。
Re:いまさらかもしれませんが総括的に。 (スコア:3, 興味深い)
この手の原因は、1つに絞ろうとするのは間違い。それだけなら、その1つを直すだけだから問題解決は簡単ですよ。
書かれていない要素としては、日本が技術的にそれなりに先行していて、それなりの規模の市場も持っていたからってのはよく言われますね。ほんとにガラパゴス並の小さな国内市場しかなかったら、おそらく国外のビジネスにも本気で目を向けていたでしょう。
世界市場では日本製の端末はダメダメだけど、端末に使う部品は日本製のものも多いし、キャリア側の技術としては日本(だけじゃないけど)の技術が3Gの標準の一つにもなってます。日本の○○がダメ、という単純な分析にはあてはめられない。
Re:いまさらかもしれませんが総括的に。 (スコア:2)
>それなりの規模の市場も持っていたから
これが致命傷だったように思います。
最初から海外市場(事実上、北米市場)向けに商売をし、そこで売れた物を「ついでに国内にも流す」ぐらいでなければダメだったのでしょう。
そんな売り方をされたら、日本人として複雑な気持ちになりますが。
Re:いまさらかもしれませんが総括的に。 (スコア:1, すばらしい洞察)
それをやってVodafoneは日本国内でユーザーにそっぽ向かれたんですけどね。
まぁもともと海外企業だからいいんでしょうけど。
Re: (スコア:0)
> 最初から海外市場(事実上、北米市場)向けに商売をし、そこで売れた物を「ついでに国内にも流す」ぐらいでなければダメだったのでしょう。
韓国はまさに最初から海外に目を向けるしかなかったからそうなってますね。
Re: (スコア:0)
しかし、ろくに儲かっちゃいないですけどね。
派手に宣伝してるところは国策企業でほとんど税金払わなくていいだけだし。
Re: (スコア:0)
> 書かれていない要素としては、日本が技術的にそれなりに先行していて、それなりの規模の市場も持っていたからってのはよく言われますね。
それってガラパゴスPC時代とまったく同じ失敗を繰り返してるわけで、学習能力がないというのも原因にあげられるのではないでしょうか。
Re:いまさらかもしれませんが総括的に。 (スコア:1)
>ならその例をあげればいいだけ。
ガラパゴスが富んでいて、それだけで、それ向けだけで競争しても飯が食えていた時代があったんだな。
なので、会社の裁量として儲かるのをやっていて、正しかった(時期があった)わけだし、
技術もそっちに特化して高度化した(なんなら、一からガラケー作るという大技術とかね)わけで、技術的にも低いとは言いきれない。
まぁ、野球という技術特化して、ベースボールやサッカーやってなかったってことな。
技術としては野球とベースボールは似ているので、まぁ、なんとかなっているけど
野球からサッカーは結構、難しいってことなんだな。
Re: (スコア:0)
進化の袋小路に落ち込んだから。
ドコモは冬モデルのスマートフォンからiモードを付けるとかいう話で、まだ悪あがきするみたいだけど。
Re: (スコア:0)
低迷なんてしちゃいませんが?なんでそう思ったんでしょう。
低迷したということは、以前は低迷していなかったということですよね?いつの頃の話ですか?
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re:いまさらかもしれませんが総括的に。 (スコア:5, すばらしい洞察)
トップを独走してふと振り向いてみたら
みんなひとつ前の信号を曲がってた、みたいな
Re:いまさらかもしれませんが総括的に。 (スコア:2)
後発のHTCは凄いよね。
#もう製造業では「歴史がある」はたいした意味のないことなのかも…
Re: (スコア:0)
そうそう。
だからこそ今やるべきことは、次の信号を曲がって合流することだと思うんだがなあ。
引き返して同じ信号を曲がリ直してる感がひしひしと。
Re:いまさらかもしれませんが総括的に。 (スコア:1, 興味深い)
スマートフォンなんて、機能的にはガラケー以下ですからねぇ
うまいこと宣伝で見せたけど、機能的にいまいちなのでいまいち流行らない
あわててガラケーとおなじ機能を付け加えて求心力を高めようとしている
Re:いまさらかもしれませんが総括的に。 (スコア:3, すばらしい洞察)
>スマートフォンなんて、機能的にはガラケー以下ですからねぇ
その機能は誰も必要としてなかったんじゃないの?
健康のため、主意主義に注意しましょう
Re: (スコア:0)
だったら今時、機能不足で文句が出てくるわけがない。
「ガジェットオタクに必要ない機能≠一般人に必要ない機能」
ですよ?
カメラ機能とかおさいふケータイとかあれこれここでは馬鹿にする意見をよく見ますが、
一般人はそういった機能を利用していて、機種選択の基準にいれる程度に重要視しているものです。
i-Phone含めた各種スマートフォンは、それらの機能を駆逐できていないどころか、
顧客確保のためにそれらを取り入れてなんとかしようとしているのが現状ですよ。
現実を見ていたら「その機能は誰も必要としてなかったんじゃないの?」なんて言葉は出てこないでしょうね。
Re:いまさらかもしれませんが総括的に。 (スコア:1, 荒らし)
>カメラ機能とかおさいふケータイとかあれこれここでは馬鹿にする意見をよく見ますが、
>一般人はそういった機能を利用していて、機種選択の基準にいれる程度に重要視しているものです。
カメラは大抵のスマートフォンにもあるので、フィーチャーフォンとの比較にはふさわしくないと思います。
では、Felicaについては、一般人にとって必須の機能なのでしょうか?
ググってみましたが、少なくとも携帯に必須の機能いうほど普及しているとは思えるような調査結果は
見つけられませんでした。
ちなみに私はおサイフケータイのヘビーユーザですが(iPhoneとガラケーの2台持ち)、東京の街中で
生活している限り、おサイフケータイの利用シーンを見る機会はiPhoneの利用シーンを見る機会より
少ないです。
健康のため、主意主義に注意しましょう
Re:いまさらかもしれませんが総括的に。 (スコア:1, すばらしい洞察)
"おさいふケータイ 利用者数"で検索すれば、古い記事から新しい記事までいくらでも見つかるよ。
たとえば
http://www.paymentnavi.com/paymentnews/5953.html [paymentnavi.com]
> NTTドコモ(以下ドコモ)は、同社が提供する「iD」の会員数が、2010年8月末に全国で1,500万を突破し、1,509万会員になったと発表した。iDの会員数は、2005年12月にサービス開始後、2007年11月に500万、2008年12月に1,000万を突破し、開始から約4年9カ月で1,500万会員に到達した。
http://techwave.jp/archives/51511286.html [techwave.jp]
> 日本マクドナルドでは、携帯電話の画面にクーポンを表示し店員に見せれば値引きされるという「見せるクーポン」を配信する「“トクする”ケータイサイト」を2003年7月に開設。2007年9月には、同サイトの会員が500万人を突破したと発表している。発表文には「加速度的に増加している」としているが、500万人達成まで4年かかっているわけだ。それがかざすクーポンの場合は、一部地域限定の試験運用期間1年間を含めたわずか2年間で900万人を突破している。まさに「加速度的」な増加だ。現時点では、「見せる」「かざす」の両方のクーポンを取得できる“トクする”ケータイサイトのユーザー数は1900万人。ケータイクーポンの利用率は85%にも上るという。
Re: (スコア:0)
Re:いまさらかもしれませんが総括的に。 (スコア:2, 興味深い)
「おサイフケータイ 利用者数」でググリましたが、ずいぶんと上の方にヒットする結果を無視されてますね?
おサイフケータイを使わない理由、「必要性を感じない」「手続きが面倒」
http://www.itmedia.co.jp/promobile/articles/1001/14/news016.html [itmedia.co.jp]
おサイフケータイの保有者に、自分の携帯電話がおサイフケータイに対応していることを知っているかを聞いたところ
「認知している」という回答は92.9%で、実際におサイフケータイを利用している人の割合は23.0%となった。
(11)NTTドコモに聞く「おサイフケータイ」「NFC」の未来(上)
http://www.paymentnavi.com/cardnavi/7167.html [paymentnavi.com]
おサイフケータイの保有契約者はドコモだけで3,750万を超えました。そのうちおサイフケータイの利用者は3割強となっています。
まだまだ利用者数を伸ばしていかなければいけないと考えています
3750万の3割ということで、約1000万ということですから多いともいえますが、ほぼすべての新機種についているにも
かかわらず7割の人は使ったことがない機能とも言えます。しかも、その3割も日常的にその機能を利用しているわけでは
ないでしょう(こういった調査データから日常的な利用ユーザという観点ではある程度割り引いてみるべきでは?)。
まして、携帯の買い替えの際にFelicaの有無がどれだけ機種選定に影響を与えているのかというと疑問に思っています。
引用いただいたサイトですが、「iD」はiDの会員数であって、おサイフケータイのiDの利用者数ではないですね。
「iD」にはカード型もあり、クレジットカードやクレジットカード機能付きのキャッシュカードにiD機能がついている
場合があり、それを含めた数字だと思います。私のリアル財布にも2枚のiDのカードが収まっています。
マクドナルドのクーポンは引用されたとおり、かなり普及していると思いますが、これほどFelica決済が世間に広まって
いるにもかかわらず、マクドナルドのカウンターがもっともポピュラーなおサイフケータイの利用シーンというのは
本当におサイフケータイの機能が多くの人にとって重要なのか?と思うわけです。
先ほども書きましたが、私はおサイフケータイのヘビーユーザで、朝出かけてから、帰ってくるまでにリアルマネーを
一度も使わないこともよくありますが、自分以外の駅の改札でケータイをかざす人や、コンビニの決済でケータイで
支払っている人は非常に少ないという印象を持っています。
私自身はおサイフケータイの機能は非常に便利で手放し辛い機能だと思っていますが、新しくスマートフォンを手にした
層にとって、それほど重要視されなきゃいけない機能だとは考えにくいです(少なくともキャリアメール機能などよりは)。
健康のため、主意主義に注意しましょう
Re: (スコア:0)
都内にいるなら、日常的に一番目にするのはモバイルSuicaの利用シーンでないの?
朝の品川駅とか、改札の処で1分も見てれば嫌と言う程目にすることになるよ。
JR各社の電子カードと相互乗り入れがあるとはいえ、基本的にはJR東日本管内対象で年会費ありのサービスにもかかわらず250万を超える会員数と利用率も高い。通勤定期等で使っている人たちにとっては非常に重要でしょうね。
Re:いまさらかもしれませんが総括的に。 (スコア:2)
http://bizmakoto.jp/bizmobile/articles/0609/08/news037.html [bizmakoto.jp]
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
大量生産によるコスト低減が物を言う工業製品なんだから(海外と比較した相対的な)生産量が低下すれば,すべてがジリ貧に陥るのは当然
ノキアや韓国は元々国内市場が小さかったから,当然のごとく海外を重視する
(日本の)自動車メーカーだって今は縮小した国内市場を昔ほど重視していない
電気メーカーも海外シェア獲得に走るか,国内の高級品(?)市場に留まるか,儲からない事業を放棄するかの選択に迫られる
Re: (スコア:0)
国内の話であればユーザが必要とするような機能は供給済みだから。
いまどき携帯を買ってる人は諸事情で仕方なくって人かほんとの新しい物好きくらいしかいないことでしょう。
通信の規格を変えたりして無理やり売ろうとしてますが、一番重要な"携帯性"が無視されたでかい端末しかないため買い換えられないって人も多いですよね。
Re: (スコア:0)
家電品が売れなくなったので、家電メーカーは好調だった携帯電話事業の利益に依存していた
携帯電話事業部門長は、上司である家電メーカーの経営層に逆らえないので、
利益がいくらあっても大きな投資ができなかった(しようともしなかった)
で、docomoやauのいいなりの携帯電話を作って、今に至る
実は無茶苦茶単純に市場の問題が大きかったりして (スコア:0)
日本人が「日本製である事」「日本独自技術である事」を忌避するようになるとは思わなかったんじゃないかな。
実際ベースがそうなってしまうともう、独自の新規開発はそれだけで攻撃対象になる。
そんな状態で開発にコストを突っ込んでも無駄も良い処。
「劣る」のではなく「持ち上げたい物と違う」というだけで幾らでも叩かれる。
市場がそうなってくると営業はそっちにフォーカスし、結果として開発へのリソースは減らされる。