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2020年3月 記事 / 日記 / コメント / タレコミ
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2020年3月6日の人気コメントトップ10
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90のコメント: 早速反論が (スコア 4, 参考になる) 29

Response to “On the origin and continuing evolution of SARS-CoV-2”
Oscar A. MacLean*, Richard Orton, Joshua B. Singer, David L. Robertson.
MRC-University of Glasgow Centre for Virus Research (CVR).
http://virological.org/t/response-to-on-the-origin-and-continuing-evolution-of-sars-cov-2/418

・Tangらは、SARS-CoV2には2つの「主要な型」があると主張している。以下はこの主張に反論するものである。
・Tangらは、この型をL型とS型と名付け、S型が原型となりL型が発生した、興味深いことに云々、としている。
・第1の主張として、変異の影響を分析することもせずに、たかだか1個の非同義な変異をもって「型」とか「主要な型」とか言うのは無理筋である。2020/03/02の時点で、(SARS-CoV2には)111の非同義な変異が見つかっており、まだ一つとしてこれらが示す感染や伝染への影響は示されていない(注: 影響がないと言っているのではなく、まだ個々の変異がどう働いているのか仕組みも何も調べてないのに何をおっしゃる、というニュアンス)。
・第2の主張として、Tangらはデータから非同義・同義の変異の頻度を調べ、選択の抑圧を示す証拠が云々。この分析は3つの点において破綻している云々。
・概要。これらの破綻に鑑みて、われわれは、かかる論文に含まれる主張は明らかに無根拠であり、この流行が迫る重要な時期において危険な誤情報を広めるものであるため、Tangらは論文を撤回すべきものと信ずる。

「2種類の型が存在する」というところまで含め、結論ありきの暴論とかデマとか陰謀論の類だってことですかね。

14128510 comment

simonのコメント: アメリカン・スタンダード (スコア 4, 興味深い) 90

by simon (#3774182) ネタ元: 「トイレに流せる」製品の基準作り問題

アメリカのトイレ便器メーカー、アメリカン・スタンダード社は「同時にゴルフボールを24個流せること」を便器の性能の条件にしていたが「ゴルフボールと実際に便器で流されるモノは違うのではないか」とひそかに思い悩み、マッシュポテトや粘土で実際に便器で流されるモノを再現しようとするも水溶性の問題で頓挫。日本の便器メーカーTOTO社を訪問しそこで見学中、テストに使用されているモノが「味噌」であることを知りどのメーカーの味噌なのかを尋ねるも企業秘密だと教えてもらえず。そこでアメリカンスタンダード社の開発者たちは日本の数百種類の味噌を買い集め、どの味噌がもっともモノに近いかを検証。そのなかの一つの「モノに究極的に近い理想の味噌」に巡り合い以後はソレを輸入して開発に使用しているというとてもいいハナシを聞いた

14128932 comment

コメント: amazonに対応するなら (スコア 3, 参考になる) 44

by Anonymous Coward (#3774528) ネタ元: 楽天、送料無料化の一律導入を撤回

全国に配送センター作ればいいだけなのに、それをやらない。
やったらやったで楽天の配送センター経由送付強制と言いだして、また公正取引委員会が出てくるでしょうけどね。
amazonはそれを自由意志にしているから、誰も文句言わないんです。

某社が日本市場参入の際に「アイテム数が少ない」と言ったら「amazonの倉庫の空きが確保できなかった」と言ってました。彼らにとっては通販サイト作ってプロモーションして、流通パートナー決めて……ってしなくてもamazon内にストア作れば済んだからそうしているわけで、楽天だって同じようなことをすれば十分戦えるのにね。

14128718 comment

annoymouse cowardのコメント: ムーアの法則に関する誤解 (スコア 3, 興味深い) 49

> 1965年にGordon Mooreは、2年ごとにチップ上のトランジスタ密度が2倍になるというムーアの法則を発表した

実はそんな発表は存在してません.

1965年ごろの初出とされる文章では
The complexity for minimum component costs has increased at a rate of roughly a factor of two per year.
とあるだけで「トランジスタ密度」とは言っていませんでした.
https://en.wikipedia.org/wiki/Moore's_law

それがいつの間にかトランジスタの話にすり替わって
またx年ごとにy倍になる,といういろいろなバリエーションが出てきたものを
まとめて「ムーアの法則」と呼んでる状況です.

分かりやすい例だと,初出だと「1年ごとに約2倍」なんですが,最近は「18か月ごとに約2倍」と数字が変わっています.結構デタラメです.

そして
> ムーアの法則が物理的な限界から終了した場合、どうなるのだろうか?
この質問ですが,本質的に大事なことはムーアの法則は経験則でしかない点です.

つまり,ムーアの法則に従って技術が進化してきた訳ではなくて
過去の成長のデータを振り返ってみるとそれがx年ごとにy倍になるというという指数関数で近似できた,と言うだけの話です.

半導体には3次元化技術のような新しい手法がまだ沢山あります.
今後も集積度は向上します.
ただ,その発展は指数関数の形での近似が出来なくなるので,ムーアの法則が使えなくなるだけです.

あと10年ぐらいしたら別の数式で近似する新しい法則が誕生しているとおもいます.

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物事のやり方は一つではない -- Perlな人

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