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基本的なアイデアとしては, 情報発信の元サーバの負荷を減らすために, 各受信ノードが中継ノードを兼ねることにより幾何級数的にサービス可能な対象を増やそうということだと思います. ただ, このアイデアって帯域お大尽な環境じゃないと, 全体としてはうまく回らないような気がします. なぜなら
ということになるはずです. みんながみんな光ファイバーで帯域を気にしない状況になればgive and takeは十分に成り立つのでしょうが, いまだダイアルアップユーザの方が圧倒的に多い(4~5倍程度)段階では, 実験レベルを超えることは無いと思います. 裏を返せば, 実験としては面白いということなんですけどね.
たとえば、ビットレートですけどむやみに高いビットレートで放送する人はあまりいません。ビットレートを上げると聴ける人が限られる、ということは中継してくれるところも限られ、結果的に自分の放送を誰も聴いてくれないということになるためです。またPeerCastはMP3とOgg Vorbisに対応してるんですが、Vorbisの方が多数派になりつつあります。これは低ビットレートの場合、Vorbisの方が素人耳にも良く聴こえるからです。
受信するだけの人もファイアウォールに閉じ込められている人を除いて、普通中継を制限したりしません。ファイル共有バリバリに使ってる人を除けば、上り帯域はあまり使ってないし、中継してくれるところがないと、自分が聴きたいときに聴きたい放送が聴けないことになるからです。
このへん、単純な数式では計算し切れない人間の心理がからむ部分がおもしろいとろこであり、難しいとこじゃないですかね。 もちろんスケーラビリティという点でプロトコルやソフトウェアには改善しなければならない点がたくさんあるでしょうけど。
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
他人のために帯域を削る余裕はあるか? (スコア:2, 興味深い)
基本的なアイデアとしては, 情報発信の元サーバの負荷を減らすために, 各受信ノードが中継ノードを兼ねることにより幾何級数的にサービス可能な対象を増やそうということだと思います. ただ, このアイデアって帯域お大尽な環境じゃないと, 全体としてはうまく回らないような気がします. なぜなら
ということになるはずです. みんながみんな光ファイバーで帯域を気にしない状況になればgive and takeは十分に成り立つのでしょうが, いまだダイアルアップユーザの方が圧倒的に多い(4~5倍程度)段階では, 実験レベルを超えることは無いと思います. 裏を返せば, 実験としては面白いということなんですけどね.
けっこうみんな、全体のこと考えるんですよ (スコア:3, 参考になる)
たとえば、ビットレートですけどむやみに高いビットレートで放送する人はあまりいません。ビットレートを上げると聴ける人が限られる、ということは中継してくれるところも限られ、結果的に自分の放送を誰も聴いてくれないということになるためです。またPeerCastはMP3とOgg Vorbisに対応してるんですが、Vorbisの方が多数派になりつつあります。これは低ビットレートの場合、Vorbisの方が素人耳にも良く聴こえるからです。
受信するだけの人もファイアウォールに閉じ込められている人を除いて、普通中継を制限したりしません。ファイル共有バリバリに使ってる人を除けば、上り帯域はあまり使ってないし、中継してくれるところがないと、自分が聴きたいときに聴きたい放送が聴けないことになるからです。
このへん、単純な数式では計算し切れない人間の心理がからむ部分がおもしろいとろこであり、難しいとこじゃないですかね。 もちろんスケーラビリティという点でプロトコルやソフトウェアには改善しなければならない点がたくさんあるでしょうけど。