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13 歳少年、フィボナッチ数列を用いてソーラーパネル発電効率を向上」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2011年08月24日 13時00分 (#2008582)
    植物の光合成効率を太陽電池でシミュレートするのは秀逸なアイデアだと思うのですが、この結果を太陽光プラントに応用するにはいろいろ無理があります。それぞれ最適化しなければいけない指標が違いますので。

    たとえば、植物は基本的に隣の植物への日照を考える必要はなく、それどころか隣の植物を影にして殺す方が得な場合もあります。また、隣と競争してでもなるべく高いところに顔を出すインセンティブが働きます。(森の中では、てっぺんにしか葉がついていない木が多い現象を参照) 一方、太陽光プラントでは、各モジュールが落とす影を最低限に留めて、なるべく密集させるようにしないといけません。Aidan君のモジュールを見る限り、面積に比して背丈があるので、影が大きそうです。

    また、植物にとっては生きた葉をメンテするのはコストがかかりますが、死んだ木質の部分はさほどでもありませんので、葉をなるべく減らすインセンティブは大きいと思われます。一方、太陽光発電では太陽電池そのもののコストがどんどん下がってきているので、補機関係のコストが相対的に増えています。Aidan君のデザインは補機が大きすぎるので、相当ダイエットしないとコスト的には合わないだろうと思われます。

    あと、実験の解釈の結果も電気工学的にいろいろ間違っていますが、中学生にそこまで求めるのは酷だと思うので割愛。

    生物学の実験としては面白いと思いますし、太陽光発電モジュールのデザインに将来なにかしらの影響を及ぼす可能性は否定しませんが、Aidan君が大人になるまでにモノになるような代物じゃないでしょう。

    • by saldot (18406) on 2011年08月24日 21時33分 (#2008811)

      太陽光発電システムと植物の光合成は切っても切れない関係性をもったテーマである以上、「木の葉の形に発電パネルを並べたら、効率いいんじゃね?」というアイデアは多くの研究者が考えてきたことだと思います。
      ただ、大人(予算に縛られた研究者)であれば当然、木の葉状にパネルを配置するコストを考えます。「そんなクリスマスツリーみたいな太陽光発電ユニットを、どうやってメンテナンスするんだい?」とちゃちを入れられるのは眼に見えているため、Aidan君のような結果を示すまで研究する人は少なかった(いなかった?)のではないでしょうか。

      純粋に科学をしたAidan君に喝采です。

      光発電システムが植物の特徴を取り込む一方、植物から電力を取り出す研究も進んで、いつか両者が一体になったらおもしろいですね。(Aidan君の孫あたりが実現してくれるでしょうか?)

      親コメント
    • by Anonymous Coward
      否定ばっかりしてると可能性つぶすよ?
      • by Anonymous Coward
        しかも中学生の可能性じゃなくて御本人の可能性、ね。
    • ソーラー発電装置の木陰で休んだっていいじゃない。影は影で活かせばよいような。
      それとこの形状なら、平らに屋根の上に設置せず、電柱のてっぺんなどあちこちに設置できそうです。柱上にないユニットはどうとでもなるでしょう。

      ただ形状が複雑なので、大きくなればなるほどメンテナンスが面倒なんですよね。「中山間の棚田=木の枝モデル」と「アメリカの小麦畑=平面モデル」みたいな感じで大型コンバインが棚田には入れないように、表面を拭くのがひと苦労かも。うまいことメンテナンス性と発電効率の間でバランスをとったものができれば製品化できそう。ここからは科学よりもビジネスに強い人たちの出番でしょうな。

      # 今年はかなり日焼けしちまったよAC

    • by Anonymous Coward

      いきなり完成度の高いものを求めるなよ。

      # 減点型の最たる批評だったので笑わせて貰いましたけどwww

Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs

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