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[書籍][etc]「日本の雇用と労働法」の感想への補足」記事へのコメント

  • 前回日記における指摘:

    労務管理の基礎をしらない人に「職能等級」などの用語が説明無しにでてくる

    という点に関してamazon.co.jpの紹介文 [amazon.co.jp]:

    日本型雇用の特徴や、労働法制とその運用の実態、労使関係や非正規労働者の問題など、人事・労務関連を中心に、働くすべての人が知っておきたい知識を解説。過去の経緯、実態、これからの課題をバランスよく説明。

    に即して理解すればロースクールの学生云々ということではないし、さらに、著者ブログ [cocolog-nifty.com]における紹介:

    著者は二〇一一年度後期から法政大学社会学部で非常勤講師として「雇用と法」を講義することになり、そのためのテキストとして本書を執筆しましたが、労働問題を総合的に捉えたいと考える多くの読者によって読まれることを期待しています。

    と併せ読むとロースクールの学生を牽制することで紹介書の著者はお茶を濁しているとしか思えない。学生なら、職能等級の考察はそっちの本をあたって調べろで簡潔するんだろうが、本の中ではそういうたらいまわしはなさっているのだろうか?

    • shibuyaさん、コメントありがとうございます。

      と併せ読むとロースクールの学生を牽制することで紹介書の著者はお茶を濁しているとしか思えない。学生なら、職能等級の考察はそっちの本をあたって調べろで簡潔するんだろうが、本の中ではそういうたらいまわしはなさっているのだろうか?

      書籍中では特に「職能等級の考察はそっちの本をあたって調べろ」のような書き方はされていませんでした。あくまで自分の読んだ範囲・記憶に基づけばですが。

      ただ、リンクにある濱口氏のblogにあるように

      本書は、経済学部、経営学部、社会学部などで労働問題を学ぶ学生にとっては、そこで学んでいる日本の雇用システムのあり方との関係で現代日本の労働法制を理解するための便利な一冊ですし、法学部やロースクールで労働法を学ぶ学生にとっては、そこで学んでいる労働法制がいかなる雇用システムの上に立脚し構築されてきたのかを理解する上で役に立つでしょう。いわば、「二つの文化」を橋渡しする有用な副読本です。

      とあるように、初学者向けではない旨があるのでまあ仕方ないのかなと思います。
      メイヤー先生の「オブジェクト指向入門」の様に「初学者向け」ではない「入門書」のような感じですね。

      親コメント

私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike

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