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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs
Re:核エネルギーの実情 (スコア:4, 参考になる)
電子レンジの中に、二種類のチーズを入れて溶かして1個にしようとしているとします。外から熱源(というか電磁波)を加えているので、もし電子レンジの電源が落ちても、チーズが爆発することなく、ただ温度が下がって固まってしまうと思います。
ちょうど同じように、核融合に必要な条件として原子核と電子がバラバラの状態(プラズマ状態)になければなりません。これには、太陽のように高温度を維持する必要があります。むしろ、密度は低いと思います。
核分裂の軽水炉が「暴走する」という定義はいろいろあると思いますが、いわゆるメルトダウン(炉心融解)とは、一次冷却水が流出するなど炉の熱を下げられない状態となり、炉が溶けてしまって制御不能になってしまう状態だと思います。チェルノブイリの場合も、黒鉛製の制御棒が「燃えて」しまったのが原因
#ただ、チェルノブイリ4号炉が「爆発」した理由は不明。一説には、燃料が通常の低濃縮ウランではなく、高濃縮ウランやプルトニウムを混合させたものではなかったのかというものがある。放射性降下物の分析からこの説を支持する論文があったよーな。
このように、通常の軽水炉では制御棒の破損や冷却水(減速材)流出などの「炉の破損」で反応が暴走する可能性がありますが、核融合の場合は壊れた電子レンジの中のチーズが爆発しないのと同じように、炉が破損してもプラズマ状態が維持できなくなり、反応は停止します。破損によって漏れた核融合物質も、量自体が少なく、大気にすぐ拡散してしまうので危険性は少ないと思います。
ついでですが、核融合物質も放射性物質ですが、プルトニウム239の半減期は約6万年であるのに対して、トリチウムの半減期は約12年です。しかも、プルトニウムのようにアルファ崩壊ではなく弱いベーター崩壊するので危険性は低いと思います