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金銭的に考えると、そこまで悪くない話と思える
よく言われる現行の配分:著者10%、印刷業者30%、出版社30%、取次8%、本屋22%Kindle:著者10%、出版社35%、Amazon 55%
本の売値が同じなら、出版社の取分は5%増える。印刷費用を抑えている出版社なら同程度か。ただし、見落としてはいけないのは、上記は「実際に売れた本」の売上配分であるという事。実際には印刷されたうちの数十%の本が返品されてくる。これが誰の負担になるかというと、主に出版社の負担となる。返品率によって、上記の中での合計60%の出版社と印刷業者の二者間での配分は(出版社の赤字まで視野にい
#おりばーたん久しぶり~ ノシ
たぶんAmazonはこう言ってくれる人を待ってるんだと思うけど、落ち着いて考えるとかなりおかしいよ。
従来の書店の22%分はAmazonの取り分なのは当然として考えるにしても、電子化と中間抜きで無くなる(と言われる)取次と印刷業者の取り分だった38%のうち、32%をAmazonによこせと言っているんだよ。5%増やしてやるから残り32%はこっちに寄こせってどこが悪くない条件なのかと思うけど。騙されすぎ。
ここまで誰も勘定に入れていないのだけど、kindleのハードウェアを売る、普及させるリスクはAmazonが負っている事実。逆に言えば、これに参加する出版社はプラットフォームを普及させるコスト負担が無い。その上で売れたらリターンがある。返本もない。著作権絡み以外のマイナス要因を思いつかないんだ。
ここまで誰も勘定に入れていないのだけど、kindleのハードウェアを売る、普及させるリスクはAmazonが負っている事実。逆に言えば、これに参加する出版社はプラットフォームを普及させるコスト負担が無い。
それ、Sony ReaderやiPadだろう紙だろうが一緒。そもそも出版社は別に電子書籍の普及させる義務も必要も無いんだっての。ここ勘違いしている奴ら多すぎ。電子化すれば魔法のように出版業界が復活するとかそう言う妄想をしているわけでもあるまい。なんでこのコストを本来は出版社が負うべきだと言う前提に立つのか。
また、特に端末コストはライバルに比べてAmazonは不利だよ。多くのライバルは端末本体を売るときにきちんと利益を上乗せしている。なので無理矢理に囲
> Amazonは端末は赤字で売ってコンテンツで儲けるという戦略をとっている。
ソース希望。
周りが勝手な予測をしている記事はたくさんありますが、amazon側から「コスト割れで売ってる」という話を書いたことは無いはずです。
また、ほとんどの環境でKindleの本は読めますので「kindleは最悪、ハードが売れる必要はない」点が抜けています。
こないだから気になってるんだけど、あんまりソースソースというのは、自分の頭が悪いって言ってるのと同じですよ。予測とはいえど、有意なレベルで外れるとは考えにくいので、コスト割れだろうとコスト割れ寸前だろうと本質的には変わりません。
「俺の予測は外れるわけがないので黙って聞け愚民共」ということですね。
ああ、すまんすまん、s/予測/原価予測/な。原価予測はちゃんとしたところでやっているのは知ってるよね。
その「ちゃんとしたところ」がどこか知らないけど、そこの名前も書けず、リンク一つも張れないのなら、その予測とやらが存在するかすら怪しいとしか言えない。
Kindle Fireの例だけど「コスト割れはしてないよ」と話してる記事。
http://www.ebook2forum.com/members/2011/10/business-model-behind-kindl... [ebook2forum.com]-----------------------------Fireの原価についてはiSuppliが部品ベースで約199ドルという推定を発表し、赤字はほぼ確実と思われているが、リムVPは、「それは私たちのビジネス観とは違う」と否定し、「デバイスでもサービスでも利益を上げ、それを持続可能にすることが株主に対する責任でもある。」とした。慎重な答えだが、これは
・採算ラインをかなり高く設定し(たとえば100万~200万台)・台湾メーカーからの調達価格を他より安く抑えた
ことを意味しているものと考えられる。100万台以上をコミットすれば、部品ベースで100ドルに近いものとすることも不可能ではない。部品の中で最も高いのは液晶パネルとメモリだが、Fireのメモリは2GBと最低水準だ。2007年12月発売の初代Kindleでも利益は確保していたと考えられている。-----------------------------
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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward
あまり悪い話ではないと思う (スコア:5, 興味深い)
金銭的に考えると、そこまで悪くない話と思える
よく言われる現行の配分:著者10%、印刷業者30%、出版社30%、取次8%、本屋22%
Kindle:著者10%、出版社35%、Amazon 55%
本の売値が同じなら、出版社の取分は5%増える。印刷費用を抑えている出版社なら同程度か。
ただし、見落としてはいけないのは、上記は「実際に売れた本」の売上配分であるという事。実際には印刷されたうちの数十%の本が返品されてくる。これが誰の負担になるかというと、主に出版社の負担となる。
返品率によって、上記の中での合計60%の出版社と印刷業者の二者間での配分は(出版社の赤字まで視野にい
Re: (スコア:0)
#おりばーたん久しぶり~ ノシ
よく言われる現行の配分:著者10%、印刷業者30%、出版社30%、取次8%、本屋22%
Kindle:著者10%、出版社35%、Amazon 55%
たぶんAmazonはこう言ってくれる人を待ってるんだと思うけど、落ち着いて考えるとかなりおかしいよ。
従来の書店の22%分はAmazonの取り分なのは当然として考えるにしても、電子化と中間抜きで無くなる(と言われる)取次と印刷業者の取り分だった38%のうち、32%をAmazonによこせと言っているんだよ。5%増やしてやるから残り32%はこっちに寄こせってどこが悪くない条件なのかと思うけど。騙されすぎ。
Re: (スコア:0)
ここまで誰も勘定に入れていないのだけど、kindleのハードウェアを売る、普及させるリスクはAmazonが負っている事実。
逆に言えば、これに参加する出版社はプラットフォームを普及させるコスト負担が無い。
その上で売れたらリターンがある。返本もない。
著作権絡み以外のマイナス要因を思いつかないんだ。
Re: (スコア:0)
ここまで誰も勘定に入れていないのだけど、kindleのハードウェアを売る、普及させるリスクはAmazonが負っている事実。
逆に言えば、これに参加する出版社はプラットフォームを普及させるコスト負担が無い。
それ、Sony ReaderやiPadだろう紙だろうが一緒。そもそも出版社は別に電子書籍の普及させる義務も必要も無いんだっての。
ここ勘違いしている奴ら多すぎ。電子化すれば魔法のように出版業界が復活するとかそう言う妄想をしているわけでもあるまい。
なんでこのコストを本来は出版社が負うべきだと言う前提に立つのか。
また、特に端末コストはライバルに比べてAmazonは不利だよ。
多くのライバルは端末本体を売るときにきちんと利益を上乗せしている。なので無理矢理に囲
Re: (スコア:0)
> Amazonは端末は赤字で売ってコンテンツで儲けるという戦略をとっている。
ソース希望。
周りが勝手な予測をしている記事はたくさんありますが、
amazon側から「コスト割れで売ってる」という話を書いたことは無いはずです。
また、ほとんどの環境でKindleの本は読めますので
「kindleは最悪、ハードが売れる必要はない」点が抜けています。
Re: (スコア:0)
こないだから気になってるんだけど、あんまりソースソースというのは、自分の頭が悪いって言ってるのと同じですよ。
予測とはいえど、有意なレベルで外れるとは考えにくいので、コスト割れだろうとコスト割れ寸前だろうと本質的には変わりません。
Re: (スコア:0)
「俺の予測は外れるわけがないので黙って聞け愚民共」ということですね。
Re: (スコア:0)
ああ、すまんすまん、s/予測/原価予測/な。原価予測はちゃんとしたところでやっているのは知ってるよね。
Re: (スコア:0)
その「ちゃんとしたところ」がどこか知らないけど、そこの名前も書けず、リンク一つも張れないのなら、その予測とやらが存在するかすら怪しいとしか言えない。
Re:あまり悪い話ではないと思う (スコア:0)
Kindle Fireの例だけど「コスト割れはしてないよ」と話してる記事。
http://www.ebook2forum.com/members/2011/10/business-model-behind-kindl... [ebook2forum.com]
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Fireの原価についてはiSuppliが部品ベースで約199ドルという推定を発表し、赤字はほぼ確実と思われているが、リムVPは、「それは私たちのビジネス観とは違う」と否定し、「デバイスでもサービスでも利益を上げ、それを持続可能にすることが株主に対する責任でもある。」とした。慎重な答えだが、これは
・採算ラインをかなり高く設定し(たとえば100万~200万台)
・台湾メーカーからの調達価格を他より安く抑えた
ことを意味しているものと考えられる。100万台以上をコミットすれば、部品ベースで100ドルに近いものとすることも不可能ではない。部品の中で最も高いのは液晶パネルとメモリだが、Fireのメモリは2GBと最低水準だ。2007年12月発売の初代Kindleでも利益は確保していたと考えられている。
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