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既に他の方がたっぷりツッコミ入れておられますけど、敢えてあまりデータ見なくても言えるところから。
・化石燃料は、一度使って燃やしたらそれっきり。使い続ける限り、探して掘り続けないといけない。対して、太陽電池パネルの原料とか風力発電機のギアボックスはリサイクルできる。・原料の掘削時に環境汚染がーとか言ってるけど、石油の深海掘削とかシェールガスのフラクチャリングによる環境汚染と比較していない。・地熱は石油などとは異なり、休ませれば地球深部からの熱でまた熱くなる(回復速度が場所によって異なるだけ)。せめて1904年から発電し続けてるラルデレロを見てから論じて下さい。・地熱で出力が下がった一部の例だけで、全体を否定している。でも全体では十分使い続けられてるわけで、詭弁。・コンクリートや鉄を使うのは既存の発電所も同じ、レアメタルを使うのは原発も同じ。・化石燃料火力は燃料を悔い続け、環境汚染な重金属も温暖化ガスも、再生可能エネルギーより桁違いに多量に吐き続ける。たとえばたとえCdTe型でも、太陽電池の方がケタ違いに環境中への排出量が少ない [wikipedia.org]。・少なくとも太陽電池で言うならば材料の資源量についてとっくに検討済みで、資源が尽きる前に太陽光だけで相当な電力を賄えるようになるだろうと見積もられている [nrel.gov]。
エネルギー収支や排出量 [aist.go.jp]のデマじゃ勝てないとみて、別のネタ持ち出してきたんですかねぇ…。
もちろん再生可能エネルギーだって不適切な使い方(森潰してそのまま、とか)も考えられるけど、その場合は「再生可能」の定義自体から外れる。エネルギーの源が人間が利用する速度以上で、かつ自然の力で再生する場合のみが該当する [wikipedia.org]ので。環境影響も皆無じゃないけど、それでも適切に使えば化石燃料などよりはずっと減らせるはずですよ。# アメリカのトウモロコシエタノールとかはどーかと思うが。
日本オンリーのデマと今回の話ってどのくらい関係あるんですかね?元々は本家でストーリーにあがっていた海外の論説ですし。# もしくは「ネタを持ち出してきた」は、/.Jでのタレコミ主(今回の場合capra氏)に係ってる?
いやいや、海外でも同様のデマは流されてました(ます?)。実際、下記のようにFAQが用意されてたりします。
・米国の太陽光の例 [energy.gov]・イギリスの風力 [bwea.com]、米国の風力の例 [nrel.gov]
Myths (都市伝説)で検索かけると見つかります。:)
リサイクルするにもエネルギーがいるんですよねそれに何度もリサイクルできるわけじゃないですし
# 悪いことではないですが、リサイクルするから良いって発想はどうも受け付けない
リサイクルする方が、「生の」原料から精製するよりもずっと少ないエネルギーで済みます。そのリサイクルに使うエネルギー自体も、それまでに発電した分でお釣りが来ます。
何か勘違いされてると思うのですが、再生可能エネルギーは、人為的に投入した以上のエネルギーを太陽光・風力・地熱等から吸収し、人類に提供できます。一定以上の性能があれば、原料を採掘・精製するところから設備製造・保守・廃棄(orリサイクル)まで全ての人為的な投入エネルギーを含めても、稼働期間中にそれを遙かに上回るエネルギーを自然界から吸収し、電力や熱として利用可能にします [aist.go.jp]。数値で言うと数倍~数十倍のオーダーです [aist.go.jp]。リサイクルの分ぐらい、十二分にお釣りが来ています。
設備を数十年間利用したあと、リサイクルをせずに捨てていたら、いつか資源の有限性に突き当たってしまいます。リサイクルすることで、資源の面でも持続的になります(100%完璧じゃないとしても、リサイクルした分、持続性が向上します)。ので、ハードウェアのリサイクルは持続性を語る上でも重要なポイントです。
太陽光発電を例に取って言えば、設備の殆どがリサイクル可能です。ガラスや金属類や半導体等々。もちろん生原料掘ってくるよりも、ずっと環境への負担が優しくなります。先に普及が進んでる欧州では、既に専用のリサイクルシステムが出来てたりします [pvcycle.org](英語ですが、各種資料もあり)。
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わかりやすいツッコミどころ (スコア:2)
既に他の方がたっぷりツッコミ入れておられますけど、敢えてあまりデータ見なくても言えるところから。
・化石燃料は、一度使って燃やしたらそれっきり。使い続ける限り、探して掘り続けないといけない。対して、太陽電池パネルの原料とか風力発電機のギアボックスはリサイクルできる。
・原料の掘削時に環境汚染がーとか言ってるけど、石油の深海掘削とかシェールガスのフラクチャリングによる環境汚染と比較していない。
・地熱は石油などとは異なり、休ませれば地球深部からの熱でまた熱くなる(回復速度が場所によって異なるだけ)。せめて1904年から発電し続けてるラルデレロを見てから論じて下さい。
・地熱で出力が下がった一部の例だけで、全体を否定している。でも全体では十分使い続けられてるわけで、詭弁。
・コンクリートや鉄を使うのは既存の発電所も同じ、レアメタルを使うのは原発も同じ。
・化石燃料火力は燃料を悔い続け、環境汚染な重金属も温暖化ガスも、再生可能エネルギーより桁違いに多量に吐き続ける。たとえばたとえCdTe型でも、太陽電池の方がケタ違いに環境中への排出量が少ない [wikipedia.org]。
・少なくとも太陽電池で言うならば材料の資源量についてとっくに検討済みで、資源が尽きる前に太陽光だけで相当な電力を賄えるようになるだろうと見積もられている [nrel.gov]。
エネルギー収支や排出量 [aist.go.jp]のデマじゃ勝てないとみて、別のネタ持ち出してきたんですかねぇ…。
もちろん再生可能エネルギーだって不適切な使い方(森潰してそのまま、とか)も考えられるけど、その場合は「再生可能」の定義自体から外れる。エネルギーの源が人間が利用する速度以上で、かつ自然の力で再生する場合のみが該当する [wikipedia.org]ので。
環境影響も皆無じゃないけど、それでも適切に使えば化石燃料などよりはずっと減らせるはずですよ。
# アメリカのトウモロコシエタノールとかはどーかと思うが。
Re: (スコア:0)
日本オンリーのデマと今回の話ってどのくらい関係あるんですかね?
元々は本家でストーリーにあがっていた海外の論説ですし。
# もしくは「ネタを持ち出してきた」は、/.Jでのタレコミ主(今回の場合capra氏)に係ってる?
Re: (スコア:0)
いやいや、海外でも同様のデマは流されてました(ます?)。実際、下記のようにFAQが用意されてたりします。
・米国の太陽光の例 [energy.gov]
・イギリスの風力 [bwea.com]、米国の風力の例 [nrel.gov]
Myths (都市伝説)で検索かけると見つかります。:)
Re: (スコア:0)
リサイクルするにもエネルギーがいるんですよね
それに何度もリサイクルできるわけじゃないですし
# 悪いことではないですが、リサイクルするから良いって発想はどうも受け付けない
Re:わかりやすいツッコミどころ (スコア:1)
リサイクルする方が、「生の」原料から精製するよりもずっと少ないエネルギーで済みます。
そのリサイクルに使うエネルギー自体も、それまでに発電した分でお釣りが来ます。
何か勘違いされてると思うのですが、再生可能エネルギーは、人為的に投入した以上のエネルギーを太陽光・風力・地熱等から吸収し、人類に提供できます。
一定以上の性能があれば、原料を採掘・精製するところから設備製造・保守・廃棄(orリサイクル)まで全ての人為的な投入エネルギーを含めても、稼働期間中にそれを遙かに上回るエネルギーを自然界から吸収し、電力や熱として利用可能にします [aist.go.jp]。数値で言うと数倍~数十倍のオーダーです [aist.go.jp]。リサイクルの分ぐらい、十二分にお釣りが来ています。
設備を数十年間利用したあと、リサイクルをせずに捨てていたら、いつか資源の有限性に突き当たってしまいます。リサイクルすることで、資源の面でも持続的になります(100%完璧じゃないとしても、リサイクルした分、持続性が向上します)。ので、ハードウェアのリサイクルは持続性を語る上でも重要なポイントです。
太陽光発電を例に取って言えば、設備の殆どがリサイクル可能です。ガラスや金属類や半導体等々。もちろん生原料掘ってくるよりも、ずっと環境への負担が優しくなります。先に普及が進んでる欧州では、既に専用のリサイクルシステムが出来てたりします [pvcycle.org](英語ですが、各種資料もあり)。