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蜘蛛の巣は、縦糸は粘着せず、横糸だけでくっつけて捕獲します。蜘蛛は自分の巣にくっつかないのではなく、縦糸だけを掴んでいるわけです。縦糸は草木に付けられているので、蟻は登ってこれます。捕まったエサまでたどり着けるかもしれません。
で、蜘蛛が蟻に捕まえたエサを横取りされないようにしているのか、蟻が蜘蛛の巣に間違ってくっつかないように避けているのかはわかりません。
蟻だけでなく、他の羽が無い昆虫も蜘蛛の巣に引っかかってるのはあまり見たことないですしね。
>で、蜘蛛が蟻に捕まえたエサを横取りされないようにしているのか、蟻が蜘蛛の巣に間違ってくっつかないように避けているのかはわかりません。縦糸で巣を支えていると同時に、震動から獲物がかかったことを検知しているので、縦糸を登られるというのは、進化の過程で忌避剤を生み出すに値するくらいに、いかに蜘蛛にとって迷惑な行為かということなのかも。
たとえば蟻浴 [wikipedia.org]のため、登ってきたアリを縦糸と一緒に鳥にパクっとやられるかもしれないわな。なんかこう鳥の本能的に。細い透明な糸を登るというのは、アリを捕食するような動物にとって、とても目につきやすい行為な気がする。蜘蛛にとってアリが食われるのなんて知ったこっちゃないが、一緒に巣を壊されるのはとてもアリがたく無い話というのが理由の落としどころな感じがする。
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物事のやり方は一つではない -- Perlな人
触角による検知 (スコア:5, 参考になる)
ジョロウグモの巣にかかる獲物の多くは飛行する昆虫でしょう。
チョウやハエでは足先に接触性の化学物質受容器があることが知られています。
アリの足にもそのような感覚器官があって、糸の忌避物質が揮発性が低いもの
であれば空気中には拡散せず、空中を飛行する獲物には感知されずに糸を
のぼろうとするアリには感知される、ということはアリそうな気がします
リンク先の記事によれば件の忌避物質は not very volatile だそうです。
足に感覚器がなかったとしても、アリは触角で他の個体の残したフェロモンを
探りながら歩いているそうなので(アリの行列)、歩きながら地面(巣の場合は糸)
を触角を触ることもアリますかね。
Re:触角による検知 (スコア:1)
蜘蛛の巣は、縦糸は粘着せず、横糸だけでくっつけて捕獲します。
蜘蛛は自分の巣にくっつかないのではなく、縦糸だけを掴んでいるわけです。
縦糸は草木に付けられているので、蟻は登ってこれます。
捕まったエサまでたどり着けるかもしれません。
で、蜘蛛が蟻に捕まえたエサを横取りされないようにしているのか、蟻が蜘蛛の巣に間違ってくっつかないように避けているのかはわかりません。
蟻だけでなく、他の羽が無い昆虫も蜘蛛の巣に引っかかってるのはあまり見たことないですしね。
Re:触角による検知 (スコア:1)
>で、蜘蛛が蟻に捕まえたエサを横取りされないようにしているのか、蟻が蜘蛛の巣に間違ってくっつかないように避けているのかはわかりません。
縦糸で巣を支えていると同時に、震動から獲物がかかったことを検知しているので、
縦糸を登られるというのは、進化の過程で忌避剤を生み出すに値するくらいに、いかに蜘蛛にとって迷惑な行為かということなのかも。
たとえば蟻浴 [wikipedia.org]のため、登ってきたアリを縦糸と一緒に鳥にパクっとやられるかもしれないわな。なんかこう鳥の本能的に。
細い透明な糸を登るというのは、アリを捕食するような動物にとって、とても目につきやすい行為な気がする。
蜘蛛にとってアリが食われるのなんて知ったこっちゃないが、一緒に巣を壊されるのはとてもアリがたく無い話というのが理由の落としどころな感じがする。