アカウント名:
パスワード:
炎が消えても界面で酸化反応は進む、ということならあまり不思議はないんですが、「火が消えても燃え続ける」とはどういう話なんでしょうか?
どなたか解説して下さい。
元記事の原文では、炎(flame)が消失してからも、燃焼(burning )と書かれていますがから、 > 炎が消えても界面で酸化反応は進むという現象だと思われます。多分地上では、固体より反応性の高い液体の表面では、このような燃焼が見られないのでしょう。
しかし、界面をヘプタン液滴の表面だとするなら、「n-ヘプタンの沸点は98.4℃と低く、何らかの酸化反応で容易に揮発し、界面から離れた場所で炎を形成するんじゃないか」…という疑問が湧いてきます。 ヘプタンが液体である温度域は、触媒なしで酸化反応が起こるには低すぎる印象です。「火炎中で発生した活性化学種が、消炎後も界面近傍で連鎖反応を続けて触媒燃焼並みの低温酸化反応が起こる」みたいなミラクルな機構が必要に思えます。
酸化反応はそれなりに高温で起きているけど明確な火炎が無い、ということであれば、地上では超高温予熱空気・低酸
http://www.nasa.gov/mission_pages/station/research/news/FLEX_Video.html [nasa.gov] http://www.nasa.gov/multimedia/videogallery/index.html?media_id=122319631 [nasa.gov] 説明文によると、短期の燃焼の後、鎮火したように見えて30秒後くらいにaftergrowっていう現象があるらしい。"condensing vapor cloud and scattered backlight"ってあるんだけど、実際に凝集してるんだろうか?全体がゆっくり燃焼してるように見える。そのflameless combustionてのぽい気もする
他の資料もあたると"radiative extinction"は燃焼熱が赤外光として散逸することで起こる消炎現象で、比較的大きな液滴で発生し、後には燃え残りの液滴が残るようです。 燃え残りの液滴が燃焼ガスの熱で蒸発→霧状に凝縮→何らかの要因で再着火し一様な燃焼? うーむ。 霧状に微細液滴が出来ているのなら、「実は極小の炎は形成されているけど目視できない」だけなのかも知れません。
いずれにせよ、なぜ時間が経ってから輝きだすのかが謎ですね。 先日の、死んだと思ったBZ反応が再発振 [srad.jp]の話を思い出します。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
「火が消えても燃え続ける」 (スコア:0)
炎が消えても界面で酸化反応は進む、ということならあまり不思議はないんですが、「火が消えても燃え続ける」とはどういう話なんでしょうか?
どなたか解説して下さい。
Re: (スコア:1)
元記事の原文では、炎(flame)が消失してからも、燃焼(burning )と書かれていますがから、
> 炎が消えても界面で酸化反応は進む
という現象だと思われます。
多分地上では、固体より反応性の高い液体の表面では、このような燃焼が見られないのでしょう。
Re: (スコア:1)
しかし、界面をヘプタン液滴の表面だとするなら、「n-ヘプタンの沸点は98.4℃と低く、何らかの酸化反応で容易に揮発し、界面から離れた場所で炎を形成するんじゃないか」…という疑問が湧いてきます。
ヘプタンが液体である温度域は、触媒なしで酸化反応が起こるには低すぎる印象です。「火炎中で発生した活性化学種が、消炎後も界面近傍で連鎖反応を続けて触媒燃焼並みの低温酸化反応が起こる」みたいなミラクルな機構が必要に思えます。
酸化反応はそれなりに高温で起きているけど明確な火炎が無い、ということであれば、地上では超高温予熱空気・低酸
Re: (スコア:1)
http://www.nasa.gov/mission_pages/station/research/news/FLEX_Video.html [nasa.gov]
http://www.nasa.gov/multimedia/videogallery/index.html?media_id=122319631 [nasa.gov]
説明文によると、短期の燃焼の後、鎮火したように見えて30秒後くらいにaftergrowっていう現象があるらしい。
"condensing vapor cloud and scattered backlight"ってあるんだけど、実際に凝集してるんだろうか?
全体がゆっくり燃焼してるように見える。そのflameless combustionてのぽい気もする
Re:「火が消えても燃え続ける」 (スコア:2)
他の資料もあたると"radiative extinction"は燃焼熱が赤外光として散逸することで起こる消炎現象で、比較的大きな液滴で発生し、後には燃え残りの液滴が残るようです。
燃え残りの液滴が燃焼ガスの熱で蒸発→霧状に凝縮→何らかの要因で再着火し一様な燃焼? うーむ。
霧状に微細液滴が出来ているのなら、「実は極小の炎は形成されているけど目視できない」だけなのかも知れません。
いずれにせよ、なぜ時間が経ってから輝きだすのかが謎ですね。
先日の、死んだと思ったBZ反応が再発振 [srad.jp]の話を思い出します。