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かなり昔はヒッグス粒子はエネルギーが高くて、今あるエネルギーの低い実験装置では見つけられそうにないとか、XXeV以下の領域にヒッグス粒子が存在する確率はXX%だとかいう話が良く出てたと思うんですけど、このあたりの話はどうなってるんでしょう?
標準模型にトップクォークの質量測定結果等を組み合わせたものから:高エネルギー域(=超短距離域)まで標準模型が正しいなら、かなりの確率で150GeV±30GeV付近にないといけない(ただし、そんなエネルギー領域で標準模型がまだ正しい保証はない)。200GeV以上は考えにくい。*超対称性などを考慮すると、もうちょっと重いものや、もっと劇的に軽いものも可能になる場合もある。場合によっては狭くなる場合もある。
LEP実験(CERNの前世代加速器):114GeV以下には95%の確率で存在しない。
TeVatron:160-170GeV前後あたりには居なそう。170-180あたりにも多分居ない。TeVatronは「140GeVあたりに何か居たかも?」という発表を一度出したことがある。
LEP・TeVatronの結果の総合的なフィットから:恐らく185GeV以上には存在しない。
LHC:今年中頃に、140GeV以上には居なそうだ、というところまで判明。LEPでの低エネルギー域での結果と合わせ、(軽いHiggs粒子が存在するのなら)114-140GeVの間に絞り込まれる。
LHC:125GeVあたりに居るかも(今ここ)
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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
ヒッグス粒子のエネルギー (スコア:0)
かなり昔はヒッグス粒子はエネルギーが高くて、今あるエネルギーの低い実験装置では見つけられそうにないとか、XXeV以下の領域にヒッグス粒子が存在する確率はXX%だとかいう話が良く出てたと思うんですけど、このあたりの話はどうなってるんでしょう?
Re:ヒッグス粒子のエネルギー (スコア:3, 参考になる)
標準模型にトップクォークの質量測定結果等を組み合わせたものから:高エネルギー域(=超短距離域)まで標準模型が正しいなら、かなりの確率で150GeV±30GeV付近にないといけない(ただし、そんなエネルギー領域で標準模型がまだ正しい保証はない)。
200GeV以上は考えにくい。
*超対称性などを考慮すると、もうちょっと重いものや、もっと劇的に軽いものも可能になる場合もある。場合によっては狭くなる場合もある。
LEP実験(CERNの前世代加速器):114GeV以下には95%の確率で存在しない。
TeVatron:160-170GeV前後あたりには居なそう。170-180あたりにも多分居ない。
TeVatronは「140GeVあたりに何か居たかも?」という発表を一度出したことがある。
LEP・TeVatronの結果の総合的なフィットから:恐らく185GeV以上には存在しない。
LHC:今年中頃に、140GeV以上には居なそうだ、というところまで判明。LEPでの低エネルギー域での結果と合わせ、(軽いHiggs粒子が存在するのなら)114-140GeVの間に絞り込まれる。
LHC:125GeVあたりに居るかも(今ここ)