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>企業に旨みがないことが問題
具体的にどうしたらいいんでしょうね?この例では技術の質の高さなどもAppleは中国に生産を委託する根拠に挙げてるわけですから、残るは旨み労働のコストしかない。自国の労働者を雇用すれば国が補助金を出して賃金の穴埋めをするということであれば、結局それは税金ですから、負担は労働者や企業に回ってくるわけで、本質的な問題の解決にはならんです。
資本が国の垣根を超えて広がってるわけで、労働とか生産というのも国の垣根を超えて広がるのはむしろ当然で、先進国から誰かさんが雇用を奪っているわけではなく、現在のシステムから起こるべきことが必然的に起こってるだけ、なんですな。
グローバル化した自由経済といったものが目指す未来は、賃金その他、たとえば環境規制とか法制度の違いが国の垣根を超えてなくなる世界なんでしょう多分。現段階はその途上にあるため、こうした問題が起きているかもしれない。
いずれにしても現在のシステムを変えない限り現時点では、この手の問題は起こらざるを得ず、誰かが何かを奪ってるわけではないと。最終的には経済の自由化に歯止めをかけたり規制を強めるしか、問題を解決する方法はないんじゃないですかね。
つまり反グローバルという話にもなるわけだけれども、ブロック経済のようなものが過去にあまりうまくいかななかったという歴史に照らすと、反グローバルがうまくいくとも思えないし、いろいろと難しいですな。
たしかTNGの時代だと、貨幣経済ではなくなってるはず。なのでタックスヘイブンという考えも無いと思われ。
#重箱の隅つつきスマソ。
人はそれを世界征服と呼ぶ
スタートレックの世界ではお金はなくなったのではなかったっけソースはおぼろげな記憶の中の、キャスリン・ジェインウェイ艦長。
>世界政府かそれに近いものをヨーロッパは反ドイツの感情が根深いし、イギリスや日本など立憲君主制国家は国王(天皇)陛下をどうするかもあるし、アジアは反日と中国への警戒感は根深いしアラブは反イスラエルか。東南アジアはインドとパキスタンが長年対立しているし。まあ、無理だわな・・・政治を語る上ではずせないのが宗教団体の影響力。アメリカはプロテスタント系。ドイツフランスはカトリック。イギリスは国教会。アジアはヒンズーや道教に仏教か。アラブや東南アジアはイスラム教。宗教対立を呼び寄せるようなもの。
先進国が後進国に比べ有利なのは金があること。それを活かして後進国に抜かれないような人材を大量に育てるしかないですね。今こそ明治維新並みの教育改革による能力の底上げが必要だと思います。
それ逆でしょう。先進国の多くは財政赤字に苦しむ一方、多くの新興国の財政は割りと健全、と言われてます。日本は極端だけれども財政赤字も先進国が抱える共通問題になってますね。
先進国が軒並み財政赤字に苦しむのも、自由経済システムが引き起こす必然の現象ではないかなどという論も出てます、一部で。
たとえば、たしか先日のロイターの記事だったと思うけど、自由経済は工業生産物とか農作物の価格を押し下げてきたが、そのまさに教育や医療といった自由経済に乗りにくい分野の価格は下がらず、相対的な価格差が大きくなっていること。教育や医療を国の財政で負担しなければならないといったあたりを、先進国で財政赤字が拡大し続ける原因に挙げてたような。
それは、米国政府が、自国の労働時間規制や最低給与といった労働法制を、中国の実態に合わせろという意見ですか?
横レス入れるけど、単に人民元の管理変動相場制を止めてもらうだけでOK。
「自国の労働者雇用の割合が低いと法人税にペナルティー」
それをやると本社を移すだけですよ。国際的な労働環境の整備の方が最も必要とされる事だと思うけど、それをやる時間がないのだろうなぁ。
Appleの場合、製造を海外の下請け企業に発注しているだけだから、自国の労働者雇用の割合は逆に高いのではないかな?
すでにオバマはそういう方針を打ち出してますよ。
雇用の確保->消費の喚起->経済の回復->雇用の確保-> というスパイラルを生み出すためなのであって所得税で賄おうとは思ってませんよ。あくまで景気振興策ですから。
景気振興策自体は景気対策としては無茶苦茶効率が悪いってのが有るけどね。発展途上なのであればそ無から有へのシフトが色々な物である。しかし例えばガラケーがスマフォになったからって、それで経済が上向くかって言えば?同様に現状で回っている経済サイクルの一部を無理やり国内に持って行くとして、それに対する問題が足を引っ張る事も多々有る。大抵製造下請け主流国ってのはその製造の効率が高い訳だから、その利点を捨てるって事になる。下手すりゃそりゃ商品の競争力の低下にもなりかねない。
国家が為さなければならない事(国家の繁栄)と、企業が目指すべき事(利益の追求)は別物です。
国家は自国の経済を回復させるために、大局の手として企業に負担を要求しているのであって商品の競争力うんぬんは国家の視点では枝葉末節です。そんなんをいちいち気にしてたら何もできません。
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
米国政府の責任はどうなの (スコア:0)
自国の労働者を雇用しても企業に旨みがないことが問題なのであって、本質を問うなら責められるべきは国かと。
Re:米国政府の責任はどうなの (スコア:3)
>企業に旨みがないことが問題
具体的にどうしたらいいんでしょうね?
この例では技術の質の高さなどもAppleは中国に生産を委託する根拠に
挙げてるわけですから、残るは旨み労働のコストしかない。自国の労働者を雇用すれば
国が補助金を出して賃金の穴埋めをするということであれば、結局それは税金ですから、
負担は労働者や企業に回ってくるわけで、本質的な問題の解決にはならんです。
資本が国の垣根を超えて広がってるわけで、労働とか生産というのも国の垣根を
超えて広がるのはむしろ当然で、先進国から誰かさんが雇用を奪っているわけではなく、
現在のシステムから起こるべきことが必然的に起こってるだけ、なんですな。
グローバル化した自由経済といったものが目指す未来は、賃金その他、たとえば
環境規制とか法制度の違いが国の垣根を超えてなくなる世界なんでしょう多分。
現段階はその途上にあるため、こうした問題が起きているかもしれない。
いずれにしても現在のシステムを変えない限り現時点では、この手の問題は起こらざるを
得ず、誰かが何かを奪ってるわけではないと。最終的には経済の自由化に歯止めをかけたり
規制を強めるしか、問題を解決する方法はないんじゃないですかね。
つまり反グローバルという話にもなるわけだけれども、ブロック経済のようなものが
過去にあまりうまくいかななかったという歴史に照らすと、反グローバルがうまくいくとも
思えないし、いろいろと難しいですな。
Re:米国政府の責任はどうなの (スコア:1)
Re: (スコア:0)
たしかTNGの時代だと、貨幣経済ではなくなってるはず。
なのでタックスヘイブンという考えも無いと思われ。
#重箱の隅つつきスマソ。
Re:米国政府の責任はどうなの (スコア:1)
Re: (スコア:0)
人はそれを世界征服と呼ぶ
Re: (スコア:0)
スタートレックの世界ではお金はなくなったのではなかったっけ
ソースはおぼろげな記憶の中の、キャスリン・ジェインウェイ艦長。
Re: (スコア:0)
>世界政府かそれに近いものを
ヨーロッパは反ドイツの感情が根深いし、イギリスや日本など立憲君主制国家は国王(天皇)陛下をどうするかも
あるし、アジアは反日と中国への警戒感は根深いしアラブは反イスラエルか。東南アジアはインドとパキスタンが
長年対立しているし。まあ、無理だわな・・・
政治を語る上ではずせないのが宗教団体の影響力。アメリカはプロテスタント系。ドイツフランスはカトリック。
イギリスは国教会。アジアはヒンズーや道教に仏教か。アラブや東南アジアはイスラム教。
宗教対立を呼び寄せるようなもの。
Re: (スコア:0)
先進国が後進国に比べ有利なのは金があること。
それを活かして後進国に抜かれないような人材を大量に育てるしかないですね。
今こそ明治維新並みの教育改革による能力の底上げが必要だと思います。
Re:米国政府の責任はどうなの (スコア:2)
それ逆でしょう。先進国の多くは財政赤字に苦しむ一方、
多くの新興国の財政は割りと健全、と言われてます。日本は極端だけれども
財政赤字も先進国が抱える共通問題になってますね。
先進国が軒並み財政赤字に苦しむのも、自由経済システムが引き起こす
必然の現象ではないかなどという論も出てます、一部で。
たとえば、たしか先日のロイターの記事だったと思うけど、自由経済は工業生産物とか
農作物の価格を押し下げてきたが、そのまさに教育や医療といった
自由経済に乗りにくい分野の価格は下がらず、相対的な価格差が大きく
なっていること。教育や医療を国の財政で負担しなければならないといったあたりを、
先進国で財政赤字が拡大し続ける原因に挙げてたような。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
それは、米国政府が、自国の労働時間規制や最低給与といった労働法制を、中国の実態に合わせろという意見ですか?
Re: (スコア:0)
横レス入れるけど、単に人民元の管理変動相場制を止めてもらうだけでOK。
Re: (スコア:0)
※個人的には「自国の労働者雇用の割合が低いと法人税にペナルティー」とかいいと思うんだが、それやると政治家のスポンサーたちが怒るんだろうな。
Re:米国政府の責任はどうなの (スコア:1)
「自国の労働者雇用の割合が低いと法人税にペナルティー」
それをやると本社を移すだけですよ。国際的な労働環境の整備の方が最も必要とされる事だと思うけど、それをやる時間がないのだろうなぁ。
Re: (スコア:0)
Appleの場合、製造を海外の下請け企業に発注しているだけだから、自国の労働者雇用の割合は逆に高いのではないかな?
Re: (スコア:0)
すでにオバマはそういう方針を打ち出してますよ。
雇用の確保->消費の喚起->経済の回復->雇用の確保-> というスパイラルを生み出すためなのであって
所得税で賄おうとは思ってませんよ。あくまで景気振興策ですから。
Re: (スコア:0)
景気振興策自体は景気対策としては無茶苦茶効率が悪いってのが有るけどね。
発展途上なのであればそ無から有へのシフトが色々な物である。
しかし例えばガラケーがスマフォになったからって、それで経済が上向くかって言えば?
同様に現状で回っている経済サイクルの一部を無理やり国内に持って行くとして、それに対する問題が足を引っ張る事も多々有る。
大抵製造下請け主流国ってのはその製造の効率が高い訳だから、その利点を捨てるって事になる。
下手すりゃそりゃ商品の競争力の低下にもなりかねない。
Re: (スコア:0)
国家が為さなければならない事(国家の繁栄)と、企業が目指すべき事(利益の追求)は別物です。
国家は自国の経済を回復させるために、大局の手として企業に負担を要求しているのであって
商品の競争力うんぬんは国家の視点では枝葉末節です。
そんなんをいちいち気にしてたら何もできません。
Re: (スコア:0)
比較優位説によるなら、雇用枠を奪い取ってるのは途上国の奴隷じゃなくて、先進国内のより生産性の高いセクターなんですけどね。