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新サービスを始めるというなら、予測不可能性もある程度仕方が無いと思うが、今動いているサービスで、必要な同時接続数や、帯域などのデータは十分すぎるほど持っているだろうになんでやっちまったのかな。
「見積もりが甘かった」って、見積もりじゃなくて実データ取れるよね。
データが取れてなかったんですよ。
今回入れ替えた機器で、やっとデータ取りもできるようになる予定でした。
同時接続数のデータはあったようです。それを元に容量を見積もっていて、それは問題が無かった。しかし、「1時間当たりの接続数」のデータは従来型では取れなかったようです。
そのため、従来機器の「1時間当たりの接続数」性能が過剰だったと見積もられ、新型では能力が落とされました。この過小評価が、今回のトラブルの原因です。
更に、20日に小規模に入れ替えて試験していたのに、機器の安定稼働を確認するに留まり、接続数の確認を怠りました。これが決定的なミスとなります。
実績データが無い状態で容量見積もり失敗したのはまぁ仕方なかったとしても、小規模実地試験での試験項目になっていなかったのはマズいです。従来型より性能が劣っている箇所があるにかかわらず、確認していないというのは初歩的ミスと言われてもしかたありません。ここは他山の石としたい所ですね。
なるほど、スマートフォンが思ったより増加しなかったということですねNTT資料よりまとめると、[新型交換機の単体性能(従来比)] 同時接続数は7倍 処理能力も2倍
しかしシステムとしては、【従来型パケット交換機(11台)】 同時接続数 88万 処理信号量 2750万
【新型パケット交換機(3台)】 同時接続数 180万 処理信号量 1410万(←減少)
スマホ用に同時接続数は増えたが、処理できる信号量はむしろ減っている。というか減らしすぎ。コストダウンでしょうか。
#もっと従来機からスマホへの乗換が必要か? (この点でタレコミ記事はミスリード) #やはり机上設計の根拠として、現場データは大事ですね
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2012/01/26_00.html [nttdocomo.co.jp]これかな?
想定負荷量: 71万接続/1200万信号
機器1台あたり: 60万接続/470万信号
茸「3台あったらまかなえる!」
ちょっとまて、予備系はどこいった?
予備系は主系と同じ容量で、アクティブ-スタンバイ型だったために、今回のような容量不足によるダウンの場合には無力だったんじゃないかな?ロードバランス型で予備機がスタンバイ状態になっていて、容量不足の場合に予備機で性能をブーストできる方式なら、多少は違ったでしょうけどね。
えっ?負荷分散させるために設置したパケット交換機をActive/Passive方式で設計してるって常識的に考えてありえないと思いませんか?
処理信号量(トラヒック)というのが、データーサイズなのかパケット数なのかよくわからなかったのですが、どうやらパケット数のようです。スマホではiModeよりパケット数は減る(又は従来能力は過大)と予想していたが、実際はAndoroid OS起因や、アプリのkeep-alive等でそれほど減らなかったということか。
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人生unstable -- あるハッカー
何でそんなことが (スコア:3, すばらしい洞察)
新サービスを始めるというなら、予測不可能性もある程度仕方が無いと思うが、
今動いているサービスで、必要な同時接続数や、帯域などのデータは十分すぎるほど持っているだろうに
なんでやっちまったのかな。
「見積もりが甘かった」って、見積もりじゃなくて実データ取れるよね。
Re: (スコア:5, 興味深い)
データが取れてなかったんですよ。
今回入れ替えた機器で、やっとデータ取りもできるようになる予定でした。
同時接続数のデータはあったようです。それを元に容量を見積もっていて、それは問題が無かった。
しかし、「1時間当たりの接続数」のデータは従来型では取れなかったようです。
そのため、従来機器の「1時間当たりの接続数」性能が過剰だったと見積もられ、新型では能力が落とされました。
この過小評価が、今回のトラブルの原因です。
更に、20日に小規模に入れ替えて試験していたのに、機器の安定稼働を確認するに留まり、接続数の確認を怠りました。
これが決定的なミスとなります。
実績データが無い状態で容量見積もり失敗したのはまぁ仕方なかったとしても、小規模実地試験での試験項目になっていなかったのはマズいです。
従来型より性能が劣っている箇所があるにかかわらず、確認していないというのは初歩的ミスと言われてもしかたありません。
ここは他山の石としたい所ですね。
Re:何でそんなことが (スコア:2, 参考になる)
なるほど、スマートフォンが思ったより増加しなかったということですね
NTT資料よりまとめると、
[新型交換機の単体性能(従来比)]
同時接続数は7倍
処理能力も2倍
しかしシステムとしては、
【従来型パケット交換機(11台)】
同時接続数 88万
処理信号量 2750万
【新型パケット交換機(3台)】
同時接続数 180万
処理信号量 1410万(←減少)
スマホ用に同時接続数は増えたが、処理できる信号量はむしろ減っている。
というか減らしすぎ。コストダウンでしょうか。
#もっと従来機からスマホへの乗換が必要か? (この点でタレコミ記事はミスリード)
#やはり机上設計の根拠として、現場データは大事ですね
Re:何でそんなことが (スコア:2)
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2012/01/26_00.html [nttdocomo.co.jp]
これかな?
想定負荷量: 71万接続/1200万信号
機器1台あたり: 60万接続/470万信号
茸「3台あったらまかなえる!」
ちょっとまて、予備系はどこいった?
Re: (スコア:0)
予備系は主系と同じ容量で、アクティブ-スタンバイ型だったために、今回のような容量不足によるダウンの場合には無力だったんじゃないかな?
ロードバランス型で予備機がスタンバイ状態になっていて、容量不足の場合に予備機で性能をブーストできる方式なら、多少は違ったでしょうけどね。
Re:何でそんなことが (スコア:1)
えっ?
負荷分散させるために設置したパケット交換機をActive/Passive方式で設計してるって常識的に考えてありえないと思いませんか?
Re: (スコア:0)
処理信号量(トラヒック)というのが、
データーサイズなのかパケット数なのかよくわからなかったのですが、
どうやらパケット数のようです。
スマホではiModeよりパケット数は減る(又は従来能力は過大)と予想していたが、
実際はAndoroid OS起因や、アプリのkeep-alive等でそれほど減らなかったということか。